こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
ソニーからα6600とα6100が発売されました。
僕はα6400を持っていますが、やはりフラッグシップとの事でα6600も購入しました。
この記事ではα6600,α6400,α6100の違いを紹介します。
▼参考 α6600のファーストインプレッションの記事
α6600,α6100の発売日
発売日は
α6600は11月1日
α6100は10月25日
α6600,α6100の販売価格
市場予想販売価格
『α6600』 ボディ | 160,000円前後 |
『α6600』 高倍率ズームレンズキット | 200,000円前後 |
『α6100』 ボディ | 90,000円前後 |
『α6100』 パワーズームレンズキット | 100,000円前後 |
『α6100』 ダブルズームレンズキット | 120,000円前後 |
▲発表のライブはこちら終了しました。
α6600
▲α6600です。
・α6000シリーズのフラッグシップ機として登場
α6600の特徴
・有効2420万画素のAPS-C Exmor CMOSセンサー
・5軸ボディ内手ブレ補正
・AF/AE追従最高約11コマ/秒連写、最高約8コマ/秒のサイレント連写が可能
・リアルタイムトラッキングとリアルタイム瞳AFに対応
・動画撮影時もリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングに対応
・235.9万ドットEVFを搭載
・92.1万ドットの180度回転背面モニター
・4K30p HDR
・PP(HLG/S-Log3,/S-Log2)
・マイク端子、ヘッドホン端子搭載
・バッテリー:NP-FZ100
・サイズ:120.0mm x 66.9mm x 69.3mm
・重さ:503 g(バッテリー・メモリーカード含む)
▲α6600の公式動画
α6600の外観
▲α6600の外観は、α6400の機能をα6500に追加して、さらにZバッテリーやグリップを大きくした感じです。
▲上から見るとこんな感じです。フラッシュは省かれています。
▲一緒に発表されたE 16-55mm F2.8G(SEL1655G)と相性が良く、グリップが大きいのでしっかりホールドできます。
E 16-55mm F2.8G(SEL1655G)はレンズ内に手ぶれ補正が搭載されていないので、ボディ内手ぶれ補正内蔵のα6600と非常に相性がいいです。
▲内蔵フラッシュが廃止されています。
質感はα6400とまた違った感じでマットですがサラッとした感じです。
▲α6400同様に180度反転可能な背面ディスプレーを搭載しています。
▲ローアングルも撮影可能です。
▲最近のフルサイズ機と同じZバッテリーになり、撮影枚数も倍以上に伸びています。普段予備バッテリーを1本持って行っていた場合はそれが必要なくなるので身軽にカメラを持って出かけられますね。
またフルサイズのサブ機としてもバッテリーを統一できるのは嬉しいですね。
▲a6600とα6400の手ぶれ補正の比較です。
手持ちでラフに歩いて
両方のカメラに手ぶれ補正付きのレンズSEL1018とおまけで手振れ補正無しのSEL1655Gを付けて比較しています。
ちなみにα6500と手ぶれ補正の効果は同じ5.0段分です。
ギャラリー
α6600で撮影した写真です。全てJPEG撮って出し
α6600を触った感想
▼こちらにはα6600を使ったファーストインプレッションを書いています。
α6100
続いてα6600と同時に発表されたα6100です。
こちらはα6600より一足早く10月25日に発売です。
『α6100』 ボディ 90,000円前後
『α6100』 パワーズームレンズキット 100,000円前後
『α6100』 ダブルズームレンズキット 120,000円前後
α6100の特徴
- α6000シリーズのスタンダード機
- 有効2420万画素のAPS-C Exmor CMOSセンサー
- AF/AE追従最高約11コマ/秒連写、最高約8コマ/秒のサイレント連写が可能
- 144万ドットEVFを搭載
- 92.1万ドットの180度回転背面モニター
- 4K30P
- バッテリー:NP-FW50
- サイズ:120.0mm x 66.9mm x 59.4mm
- 重さ:396 g(バッテリーメモリーカード含む)
- カラー:ブラック・ホワイト・シルバー
▲ソニーストアにて先行展示分。α6100+SELP1650
▼α6100の詳細は先行展示分を触ってきて、こちらの記事に書いています。
▲α6100
α6600,α6100,α6400のスペック比較
α6600はα6400をベースにボディ内手ぶれ補正や待望のZバッテリーを搭載、そしてグリップの大型化をしてきました。
α6100はα6400より高感度が低く動画性能(ピクチャープロファイル)が搭載されていません。
しかし、基本的なAF性能はほとんど同じような感じなので動画重視じゃない人はα6100でよさそうです。
α6600とα6400,α6100の共通の新機能
・高速AF(0.02秒)
・高精度・高追従AF性能
・リアルタイムトラッキングとリアルタイム瞳AFに対応
・180度チルト可動式液晶モニター搭載
・タッチ操作によるスムーズなフォーカス位置の選択や移動が可能
・画素加算のない全画素読み出しによる解像力の高い4K動画記録(4K24p時)
・4K動画30分以上撮影可能
α6600のみの機能
・光学式5軸ボディ内手ブレ補正
・高容量バッテリー『NP-FZ100』(Zバッテリー)に対応。EVFで撮影枚数約720枚。
・動画撮影時のリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングに対応
・HLG(Hybrid Log-Gamma)やS-Log2,3に対応
・ヘッドホン端子を搭載
▼この記事ではα6600,α6100,α6400のスペック比較なのでα6500との比較が気になる人は以下を
α6600,α6100,α6400のスペック比較
α6600,α6100,α6400のスペック比較です。
※表は左右にスライド可能です。
※表は左右にスライド可能です。
α6600 | α6100 | α6400 | |
センサー | 2420万画素
APS-C |
2420万画素
APS-C |
2420万画素
APS-C |
アンチダスト機能 | ●(α6400と異なる機能) | × | ● |
スイングパノラマ | ● | ● | |
最高感度 | ISO102400 | ISO51200 | ISO102400 |
ISO 100-32000
(ISO 50~ISO102400まで) |
ISO 100〜32000
(ISO 51200まで) |
ISO 100-32000
(ISO 102400まで) |
|
AF速度 | 0.02秒 | 0.02秒 | 0.02秒 |
測距点 | 425点 | 425点 | 425点 |
シャッタースピード | 1/4000〜30S,バルブ | 1/4000〜30S,バルブ | 1/4000〜30S,バルブ |
連写 | 11コマ/秒 | 11コマ/秒 | 11コマ/秒 |
連続撮影枚数 | 116枚 | 77枚 | 116枚 |
瞳AF | リアルタイム
人と動物瞳AF |
リアルタイム
人と動物瞳AF |
リアルタイム
人と動物瞳AF |
トラッキング | リアルタイムトラッキング | リアルタイムトラッキング | リアルタイムトラッキング |
サイレント撮影 | ● | ● | ● |
インターバル撮影 | ● | ● | ● |
ボディ内手振れ補正 | 5.0段分 | × | × |
動画 | 4K30 HDR | 4K30 | 4K30 HDR |
ピクチャープロファイル | PP(HLG/S-Log3,/S-Log2) | × | PP(HLG/S-Log3,/S-Log2) |
動画
瞳AF |
リアルタイム瞳AF | × | × |
背面パネル | 180度回転タッチパネル | 180度回転タッチパネル | 180度回転タッチパネル |
EVF | 259万ドットEVF | 144万ドットEVF | 259万ドットEVF |
インターフェイス | マイクロフォンジャック
ヘッドフォンジャック |
マイクロフォンジャック | マイクロフォンジャック |
USB充電/
給電 |
● | ● | ● |
内蔵フラッシュ | × | ● | ● |
バッテリー | 810枚 | 420枚 | 410枚 |
質量 | 503g | 396g | 403g |
サイズ | 120.0 x 66.9 x 69.3 | 120.0×66.9x59.4mm | 120.0x 66.9×59.7 |
防塵防滴仕様 | ● | ● | |
発売日 | 11月1日 | 10月25日 | |
販売価格 | 約158,000円 | 約88,000円 | 約110,000円 |
α6600 | α6100 | α6400 |
個人的にα6400を使っている者としては、α6400は動画も静止画も非常にバランスの取れた機種だと感じます。
α6600を求める人は、フルサイズ機とのレンズ(フルサイズのレンズはレンズ手ぶれ補正が非搭載)やバッテリーが共有しやすいメリットがあります。
最後に
α6000シリーズのフラッグシップのα6600と気軽にミラーレス一眼を始められるα6100が発表されました。
世代はα6400のベースになっているので、α6400を使っていると若干α6500はレスポンスやAFの遅さが目立つようになってきました。比較しなかったら全く問題ないα6500ですが。
おそらく僕はα6500からα6600に買い替え予定です。
(追記:α6600とSEL1655Gを購入しました。)
最後に個人的にα6600とα6100はどんな人に向いているのか書いてみます。
写真の写りは、基本的にα6400も含めて3台ともほぼ同じで、使い勝手や操作感が大きく違い、写りの表現はどのレンズを使うかで変わってきます。
α6600が向いている人・α6500を使い倒して買い替えの人
・フルサイズ機のサブとして使いたい人(レンズもバッテリーも共有可能)
・α6400や6300を使っていて手振れ補正が欲しい人(フルサイズやオールドレンズを使うなど)
・フラッグシップとして風格や耐久性を求めるカメラを検討している人(シャッター耐久回数20万回)
・ロングバッテリーでミラーレスを楽しみたい人(α6500の2.2倍)
α6100が向いている人・気軽にミラーレス一眼を始めたい人
・子供を撮るのにAFが早くてコンパクトなミラーレスが欲しい人
・動画はあまり撮らない人(動画も撮れます)
▼この記事はα6600,α6100,α6400のスペック比較なのでα6500との比較が気になる人は以下を
コメント
ソニーの手振れ補正は動画には適用されないので、撮り歩きで比較しても意味ないですよ。
コメントありがとうございます。
レンズのOSSもα6500,α6600のボディ内手振れ補正も動画でも適用可能です。
▼念のためにα6600のページも参考にお願いします。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6600/