こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
いよいよ今週末の発売に迫ったソニーの高級コンデジRX0 IIです。
発売の日から東京に居るので東京で購入してそのまま試し撮りができそうです。
自分の購入目的はRX100M6では持ち運ぶのが少しめんどくさいと思う事がたまにあるんですよね。意外にレンズの出っ張りがあるのでポケットに入れるとかなり膨れたりするんですよね。そう考えると最近購入したGR IIIの方が携帯性が優れてるといった感じはします。(ズームができるとかできないと言う問題ではなく単に厚みを考えた時に)
そこで登場したのがRX0 IIです。
それを完全に補う1型センサーのカメラとなるのか少し色々と気になる点を調べてみました。
まずはポケットにスッと入るかどうか
自分はまず出かける時に極力身軽になる事が好きです。
なのでカメラを選ぶ基準もコンパクトさを重視して選んでいます。そこでポイントとなるのがパンツのポケットにスッと入るかどうかです。
RX0 II | GoPro HERO7 | RX100M6 | GR III | |
センサー | 1型
センサー |
1/1.7型
センサー |
1型
センサー |
APS-C
センサー |
横幅×高さ | 59.0×40.5 | 62.3×44.9 | 101.6×58.1 | 109.4×61.9 |
奥行き | 35.0 | 33 | 42.8 | 33.2 |
重量 | 132g | 116g | 301g | 257g |
RX0 IIはRX0よりか若干厚みが増したのが気になるところです。
RX100M6の奥行き42.8mmの場合は自分はスキニーやワイドパンツなど色々と履くのですが、やっぱり42.8mmは奥行きがありかなり出っ張ります。
しかし、GRIIIの33.2mmならスキニーのポケットに入れても許せる範囲です。
この数ミリの差が大きいんですよね。
小さいサコッシュに入れて持ち運べばほとんど気にならない重さ。
これと小いさなコンデジ持って歩けばある程度生活できる^ ^#iPadmini pic.twitter.com/ItYOa1SP92
— Yuu(👨🏻💻Photo Journal PRESS) (@yuu_u001) March 31, 2019
また基本的にバックも薄い物を持つ傾向があるので極力薄い方が嬉しいので、RX0 IIの35.0mmがギリギリ許容範囲になるかもしれません。
RX0 IIの横幅や高さはGoPro HERO7より小さいです。液晶が稼働するようになった分だけ奥行きが増しています。
RX0 IIを購入するメリット
自分は初代RX0は値段と機能がなんとなくパッとしなかったのでパスしていました。
でも、このコンパクトなボディに1型センサーとソニーのデジカメにしては珍しい完全な防滴・防塵に2.0m耐衝撃)、200kgf耐荷重性能が非常に惹かれるものはありました。
そして、今回の進化でほぼほぼ欲しいと思える機能が追加してきたので購入する事にしました。
簡単な特徴まとめ
・1型センサー(画像処理エンジンは最新のものに)
・有効画素数は1530万画素
・広角24mm F4の単焦点レンズ(全画素超解像ズームあり)
・10m防水・防塵 、2.0m耐衝撃 、200kgf耐荷重性
・16コマ/秒の連写
・960fps HFR
・Log撮影可能
・New 180度反転のチルト液晶
・New 4K動画を本体内で記録可能
・New 動画時の電子手ブレ補正
・New インターバル撮影
・New 最短撮影距離20cm
この上記の特徴からRX100M6を持ち出さなくても、1型センサーの高画質で静止画撮影可能でタイムラプス動画を作る上で重要なインターバル撮影も搭載されて、あとは4K動画撮影時にも手ブレ補正が効く点です。
RX0 IIを購入しようと思ったメリット
・1型センサーの高画質で静止画撮影可能
・インターバル撮影
・4K動画撮影時にも手ブレ補正が効く
・液晶がチルト式になった
・防滴・防塵に2.0m耐衝撃)、200kgf耐荷重性能
高級コンデジとして気になる7点
今度は購入するにあたりRX100M6の代わりになってくれるのかと言う点です。
もちろん機能が違うので全く同じ代わりになるとは思っていません。しかし、ちょっと出かけるときや荷物を極力減らしたい時などRX100M6の代わりになってくれればOKなわけです。
もしかすると他の人の購入目的とは違うかもしれません。(例えばGoProの代わりやアクションカムとして購入する方も多いのでは)
そんな気になる点を7個書き出してみました。
1.F値が固定
RX0 IIはF値が固定(F4)なので、Aモードがありません。
1型センサーなので絞りF4暗いが一番最適な絵が生まれるのかもしれません。
2.電子シャッターのみ
シャッタスピードが電子シャッターのみで1/32000秒まで高速シャッターは切れますが、スローシャッターが1/4sまでです。
できたら30秒くらいまではいって欲しかったです。
暗いシーンではISOを上げて撮影する必要が出てきます。この1/4sまでのシャッタスピードまでで自分が満足できるかが心配です。
3.タッチパネルではない
正直、今までのソニーのカメラの物理ボタンに慣れていると、RX0 IIの十字キーは慣れないと使いにくいです。
あとは液晶が小さいのでフォーカスが合っているか分からないのでタッチフォーカスは欲しかったですね。
あくまでも高級コンデジを謳うRX0 IIですからこの辺りは操作性も含めて入れて欲しかった。
↑こちらの記事にRX0 IIはアクションカメラと書かないでとソニー担当の方が念押ししているようです 笑
4.オートフォーカス
オートフォーカスはAF-Sのみです。トラッキングは可能です。
これはトラッキングと併用で何とかなるのかと思ったりしています。
追記:購入検討されている方は重要
これは購入後に気づいた点ですがAF-Sのみだけなので、動画撮影開始後はピントが固定されたままになります。
↑購入後にフォーカスについて上の記事を書きました。
5.手ぶれ補正はどう?
今回のRX0 IIは4K動画でも電子手ぶれ補正が効くようになっています。
しかし、ここ最近発売され手ぶれ補正が強力な小型カメラが出ているGoPro HERO7やOsmo Pocketのような手ブレ補正は期待できないので注意が必要です。
6.手ぶれ補正を強力にするアプリ
本体の手ぶれ補正ではまかない切れない手ぶれ補正をスマホのアプリでさらに補正してくれます。
その方法は上の記事に書いています。
やはり問題点はアプリで補正した後に4KがFHDに変換されてしまうこと(補正時にクロップされるので)。
そしてやはり手間がかかる事です。
一度スマホに「Imaging Edge Mobile」を使って映像を転送して、そこからまた「Movie Edit add-on」で補正するといった方法を取るからです。
7.NDフィルター
最後にRX0 IIにはNDフィルターが内蔵されていません。動画を撮るときは滑らかな映像に仕上げたいのでNDフィルターを付けて撮影したいのでNDフィルターは別売りのアダプターを付けて装着します。
しかし、このアダプターがまたいい値段するんですよね笑
フィルターは30.5mmのものが付けれるようになります。
ケンコーは30.5は特注になります。でもどうせならブラックで揃えたいですね。
最後に
高級コンデジとしてRX0 IIをどう見るかについてみてきましたが、自分の思う高級コンデジはミラーレス一眼と性能がほとんど同じと言うイメージを持っているので、やはりこのコンパクトなボディでは妥協するところも多々出てきて当然ですよね。しかしよく1代目からここまで進化したものですね。
今回の2代目でRX0 IIはプロモーションにYouTuberを起用したりと、かなり一般向けのカメラへとアプローチを行ってきています。入れて欲しかった機能はかなり入ってきたので一般受けも非常にしやすいのではと思っています。
しかし、やっぱり手軽さで言うと価格面も含めてGoPro HERO7の方が上回っている感じもします。
やっぱりGoProは何年もの進化でアクションカメラと言うカテゴリーを開拓してきただけあってセンサーサイズを気にしないならRX0 IIよりも多くの人に向いているカメラだと思っています。
まあ自分にとっては特に魚眼レンズの画角よりか歪みのない絵の方が好きで、なおかつ1型センサーと言う所がRX0 IIの大きなポイントです。
1型センサーで初めてのカテゴリーとなるカメラなので、普段雨で濡れそうなシーンや水溜りの中に入れて撮りたいシーンとか多々合っても少し妥協していた面もありましたが、1型センサーが多様な場面で使えると想像すると非常に楽しみです。
それではまた購入して使ってみると色々と違って見えてくると思うのでまた記事にします。
しかし、やっぱり値段とセンサーとレンズは高級路線ですね。
こちらの記事もどうぞ!
オススメの高級コンデジ
RX100シリーズについて
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