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X100V を富士フイルムのショールームで触ってきました。

カメラ情報
この記事は約12分で読めます。

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

先日、間もなく発売される富士フイルムのX100Vを富士フイルムの大阪ショールームで触ってきました

Yuu
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僕はブラックを購入する予定です。

前回の記事では、簡単な購入理由だけ書いた記事だったので、今回は触った感想やどんな仕様かなど記録に残しておきます。

ショールームでは、外観や操作の確認だけで、実際にSDカードを入れて写真を撮ることはできませんでした。

Yuu
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この記事ではX100シリーズ初心者目線で、ショールームで触れたり聞いた事を中心に書いています。

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X100V の仕様(100Fと比較)

左:X100F 右:X100V

まずは、X100Vと100Fの簡単な仕様表を載せておきます。

どんな感じに進化したのか気になると言うか、僕はほぼと言っていいくらい富士フイルムのカメラは初心者に近いので、少しでもどんなカメラなのか知る必要があり分かる範囲で書きました。

とりあえずX100Vはレンズ一体型の高級コンデジです。

▼それではX100Vと100Fの仕様表比較です。なんかいろいろ進化してる事が分かります。

X100V X100F
発売日 シルバー: 2020年2月27日

ブラック: 2020年3月12日

2017年02月23日
価格
有効画素数 約2610万画素 約2,430万画素
センサー APS-C

X-Trans CMOS 4センサー

APS-C

X-Trans CMOS IIIセンサー

画像処理エンジン X-Processor 4 X-Processor Pro
レンズ 単焦点レンズ

新開発

23mm F2.0

35mm (35mm判換算)

6群8枚(非球面2枚)

単焦点レンズ

23mm F2.0

35mm (35mm判換算)

6群8枚(非球面1枚)

NDフィルター 4段分 3段分
最短撮影距離 約10cm 約10cm
デジタルコンバーター 50mm、70mm

(35mm判換算)

50mm、70mm

(35mm判換算)

コンバージョンレンズ ワイド、テレ、OFF ワイド、テレ、OFF
手ぶれ補正 × ×
ISO ISO160~12800

(拡張ISO80/100/

125/25600/51200)

ISO160~12800

(拡張ISO100/

125600/51200)

シャッタースピード 30秒~1/32000秒

バルブ:最長60分

30秒~1/32000秒

バルブ:最長60分

連写 約11コマ/秒

約30コマ/秒

(電子シャッター)

約8コマ/秒
フォーカス インテリジェントハイブリッドAF:コントラストAF/位相差AF

測距点:117点(最大325点)

AF速度不明

インテリジェントハイブリッドAF:コントラストAF/位相差AF

測距点:91点(最大325点)

AF速度:0.08秒

インターバルタイマー
ファインダー OVF/EVF

0.5型有機EL

約369万ドット

OVF/EVF

0.48型

約236万ドット

液晶モニター 3.0型

約162万ドット

チルト式

タッチパネル付き

3.0型

約104万ドット

 

動画 4K 29.97p

Full HD 59.94p

Full HD 59.94p
ハイスピード動画 Full HD 120p
フィルムシミュレーション 17モード

追加:ETERNA、クラシックネガ

15モード
RAW現像
十字キー ×
外装 アルミ マグネシウム
防塵・防滴 ●(本体)

レンズは別途アクセサリ要

×
インターフェイス USB Type-C

HDMIマイクロ端子

マイク/リモートレリーズ端子

マイクロ USB

HDMIマイクロ端子

マイク/リモートレリーズ端子

撮影枚数 約350枚(EVF)

約420枚(OVF)

約270枚(EVF)

約390枚(OVF)

起動時間 約0.5秒 約0.5秒
動作環境 0℃~40℃ 0℃~40℃
サイズmm 128.0 ×74.8 × 53.3 126.5 ×74.8 × 52.4
重さ 約478g 約478g
X100V X100F
左:X100F 右:X100V

左:X100F 右:X100V

ショールームでX100VとX100Fを並べて写真を撮る事ができたので載せておきます。

パッと見たら僕みたいな初心者としてはあまり分かりませんが、レザーの部分?ブラックのラインが直線になっています。

レンズは新しくなったので「II」と言う文字が書かれています。

X100Fの外装はマグネシウムで、X100Vはアルミになっています。

シルバーは特に色の違いがパッと見て分かります。X100Vは白っぽい美しいシルバーです。従来のシルバーと言った感じです。そして、デザインは全体的にシャープで直線的でシンプルです。天板の右上も傾斜が無くなりストレートでシンプルです。

背面もタッチパネルになり、ボタン周りもシンプルになっています。

これもX100Fと比較写真を撮っておけば良かったです。

僕はブラックを購入予定ですが、実物を見るとシルバーは非常に美しく欲しくなります。

欲を言うと両方欲しいくらいです。笑

※撮った写真は室内で開放で撮っているので見にくいかもしれません。

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ショールームでX100Vを触ってみた

それでは、X100Vをショールームで触って感じた事を書いておきます。

先ほども書きまししたが、このシリーズのカメラについてほとんど知識なく訪れたので偏った内容になっています。

SDカード入れて写真を撮ることが出来なかったので、外観や操作感を中心になります。

① 操作に関して

▲今までソニーのカメラを使っているので、このダイヤル系のカメラを使うのは非常に久しぶりです。

なので、上部のシャッタースピードやISO、露出を変えるダイヤルやレンズ周りの絞りリングで設定を変える事になるので、最初は絶対に慣れないと戸惑います。

▲慣れてない僕にも直ぐに使えるようにフロントダイヤルに、ISOや露出、シャッタースピード?絞り?どちらか忘れてしまいましたが、このダイヤルに同時に設定する事ができます。変更はこのダイヤルを押すと各設定に変わります。

X100Fはフロントダイヤルに、ISOや露出だけのようですが、スタッフの人が3パターンくらいX100Vでは設定して見せてくれましたが、少しうろ覚えです。

設定例

露出補正ダイヤルを C の位置にすると、フロントコマンドダイヤルの回転で露出補正を調整できます。また、感度ダイヤル設定(A) を コマンド に設定し、感度ダイヤルを A の位置にするとISO感度を調整できます。

上記をともに設定したときは、フロントコマンドダイヤルの中央を押すと、機能を切り換えることができます。

特にISO感度はシャッタースピードのダイヤルを引き上げて回して設定するので、少し手間がかかりそうなのでフロントダイヤルに設定できると聞いて安心しました。

個人的には、この操作系が購入してから戸惑う部分なので予め知れて良かったです。

②液晶について

X100Vの背面モニターは大きく進化しています。

仕様は、3.0型 3:2アスペクトのチルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター、約162万ドットです。

まず嬉しいのがチルト式液晶になりました。上に90度、下は約40度の角度まで稼動します。

これで無理な体勢をしなくても様々なアングルで写真を撮ることが可能になりました。

▲あと、チルト液晶なのにこのフラットな感じは美しかったです。液晶を引き出す時は左に小さな出っ張りがあります。

▲そして、タッチパネル搭載です。フォーカスだけでなくメニューの操作もタッチで可能です。

③レンズ周り

新設計のレンズ

X100Vのレンズは新設計で新しくなっています。

レンズの焦点距離やF値はX100Fと同じ、35mm判換算で35mmで F2のレンズを搭載しています。

しかし X100Vは、レンズが非球面レンズが1枚から2枚に増加しています。そして、開放からかなりシャープになっているとのことです。

僕は換算35mmで35mmのレンズはほぼ使った事ないので、どんな感じになるのか今はミラーレスや手持ちのRX100M7などで35mmに焦点距離を合わせて練習しています笑

デジタルコンバーターなど

X100Vは35mmの単焦点レンズですが、デジタルコンバーターと言う機能で50mmと70mmに画角を変えれます

クロップ機能と違いデジタルの処理で画素数はそのままで残せます。でもデジタル処理なのでRAWでは残せません。

コンバージョンレンズ

それ以外にもX100Vは、別売のコンバージョンレンズで画角を変える事ができます。

50mmのテレコンバージョンレンズと28mmのワイドコンバージョンレンズが発売されています。

僕はデジタルコンバーター機能で、50mm、70mmに変更できるので、本体を購入して必要そうなら後から買い足そうと思っています。

テレコンバーションレンズ

焦点距離を約1.4倍、50mm(35mm判換算)で撮影可能な専用のテレコンバージョンレンズです。

近接14cmのクローズアップ撮影可能。

ワイドコンバージョンレンズ

焦点距離を約0.8倍、28mm(35mm判換算)の画角に広げる専用のワイドコンバージョンレンズ。

NDは4段分へ

あと内蔵NDフィルターが3段分から4段分になっています。ND16相当です。

普段、ミラーレスで晴天に開放で撮る時はND16を使う事が多いのでこれは嬉しいアップデートです。

X100Vを使って動画も撮りたいので、ありがたいです。

レンズ周りのダイヤル

▲レンズ周りのダイヤルはこんな感じです。

コントロールリングには

  • ホワイトバランス
  • フィルムシミュレーション
  • デジタルテレコン

などが割当可能です。

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④防塵・防滴仕様に

▲かなり嬉しいのがX100Vは防塵・防滴になりました。

と言っても、購入して手にした瞬間は本体のみが防塵・防滴なんです。

レンズも防塵・防滴にするには下記の別売のアクセサリーを購入する必要があります。

レンズを防塵・防滴にするために

アダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」を装着することで防塵防滴能力を発揮します。

また、フードは直ぐに購入しなくても良さそうですが、先ほど紹介したアダプターリングも一緒に付いているので迷うところです。

正直、レンズも防塵・防滴仕様にして欲しかったです。それなら、アダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」を同梱してくれてたらうれしかったです。笑

 

と言っても、スナップで悪天候でも関係なしに使えるカメラはもはや最高です。

高級コンデジで、防塵・防滴仕様のカメラは心から待ち望んでいました。

⑤その他・・ファインダーや動画などなど・・・

ファインダー

X100Vのファインダーは「ハイブリッドビューファインダー」でOVFとEVFを前面のレバーで切り替える事ができます
肉眼で被写体を直接確認したいときは「OVF」。露出やホワイトバランス、フィルムシミュレーションによる色再現などが全て反映し確認しながら撮影したい時は「EVF」。 と言うような使い方ができます。

EVFには0.5インチ、369万ドット、明るさ最大1500cd/㎡の高輝度広色域有機ELパネルを採用しています。

動画性能

動画性能もX100Fから大きく進化して、4K29pやハイフレーム撮影でFull HD 120pが撮影可能に。

写真では分かりにくいですが、ファインダー右横のドライブボタンから動画撮影に切り替え可能です。

フィルムシミュレーションを使って動画を撮ってみたいので楽しみです。

ちょっと残念なのが、電子手ぶれ補正など、手ぶれ補正関係は一切搭載されていないので、手振れを覚悟するかジンバルを使う必要が出てきます。

ブレてても味のある動画も撮ってみたいなと思います。

でも、X100Vでも以下のジンバルを使う予定です。

シャッター音は

X100Vのシャッター音は、多分X100Fと同じです。

「チッ」みたいな音です。サイレント撮影も可能です。

USB端子はType-Cへ

USB端子はType-Cになっています。

コード類が統一されていく事は、持ち運ぶ時に荷物が少なくなるので助かります。

⑥カメラのデザインはカッコいい

X100Vカッコいいですよね。

先ほども書きましたが、シルバー、ブラック共に妥協しない格好良さで両方欲しいです。

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最後に

こんな感じでショールームでX100Vを触ったり説明を聞いてきました。

他にも多重露光やHDRの進化、フィルムシミュレーションの追加など実際に撮ってみないと実感できない事もありますが、とりあえず僕の知らないX100シリーズを発売前に少しでも触れて体験できて良かったです。

X100Fから大きくアップデートされたX100V。

センサーと画像処理エンジンを一新して、アルミニウム素材、新しくなったレンズ、タッチパネル、液晶の稼動、防塵・防滴仕様、オートフォーカスの精度UP、4K動画記録、新しいフィルムシミュレーションなど楽しみの要素がありすぎです。

発売日はシルバーは2月27日。ブラックは3月12日です。

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※2020.2.19更新 FUJIFILM Ima
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今回展示品を試したのは

FUJIFILM Imaging Plaza 大阪

〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波2-2-3
御堂筋グランドビル 2階

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