こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
RX100シリーズ気になってますか?
ついに、初代RX100が登場して12年が経ちました!!(2012年6月15日発売)
ハイエンドコンデジ(高級コンデジ)と呼ばれるカテゴリーでは目が離せないカメラですよね。
自分は初代RX100〜RX100M6、そして今は最新のRX100M7を使っていて、
一言でいうと「ポケットサイズの高画質カメラ」です。
何と言っても僕は、このRX100シリーズに出会ってカメラライフが変わりました!
と言うのも・・・
▼ SONYのRXシリーズの公式フォトコンテストで最優秀賞を頂いてしまいました。
こんなコンパクトでよく撮れるカメラに出会ってなかったら、そこまで写真や動画を撮っていなかったかもしれません。
ほとんど全機種使ってきた経験からRX100シリーズを是非とも紹介させてください。
この記事でわかる事①RX100シリーズとは
②RX100シリーズの違い
③RX100シリーズの選び方
※少し長くなっていますのでゆっくり読んでみて下さい
関連:新しいVlogger向けの「ZV-1」の記事はこちらを参照
ソニー RX100シリーズ
さて、RX100シリーズですが一体何機種あるかご存知でしょうか?
なんかどれも似た感じのデザインですが、全部で7機種になります。
(上の写真は4機種ですが、紛らわしくてすみません…)
RX100シリーズ
RX1002012年発売(←生産終了)RX100M22013年発売(←生産終了)- RX100M3 2014年発売
RX100M42015年発売(←生産終了)RX100M52016年発売(←生産終了)RX100M62018年6月22日発売(←生産終了)- RX100M5A 2018年7月13日発売
- RX100M7 2019年8月30日発売
(M5AはM5のマイナーチェンジなので基本的には7機種で話を進めて行きます。実際には初代RX100やRX100M2やM4、M6は生産終了です。店舗などで在庫があれば購入可能。もしくは中古で。)
2012年に初代が発売されて、約一年サイクルで発売されていました。
そんなRX100シリーズってどんなカメラ?
そもそもRX100ってどんなカメラなんでしょうか?
RX100シリーズは、冒頭でも書きましたが
「ポケットサイズの高画質カメラ」です。
カテゴリーとしては、レンズが一体型のコンパクトデジタルカメラです。
でも、コンデジってスマホに押されてヤバいって聞きますよね…
どうせスマホがあればコンデジなんて今の時代は必要なくないww・・??
いや…RX100シリーズはスマホよりも高画質で一眼並みの機能が搭載されているんです。
ソニーのRXシリーズは、ミラーレスと同等の性能が搭載されています。
だからこんな写真も撮ることが可能なんです。
背景を綺麗にぼかした写真。
車のライトをレーザのように夜景を簡単に残せたりと。
↓RX100シリーズなら一眼並みのこんな写真も撮れます。
滝を滑らかに撮影
長時間露光で夜景を撮影
その高画質な理由は、
今コンデジ界で主流な、大型の1型センサーを搭載しています。
それに加えて、F1.8の大口径カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載しているんです。
(RX100M6以降はF2.8〜)
そこに高画質な写真が撮れる理由があるんです。
ポイント
・大型の1型センサーを搭載
・F1.8の大口径カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載。(RX100M6以降はF2.8〜)
・撮影機能はミラーレス一眼と同等クラス
・コンパクトなボディ
なるほど〜こんな写真がコンデジで撮れるのね
コンデジと言ってもセンサーが違うだけで、中身はソニーのミラーレス一眼と同等の性能!
デメリット
・レンズが交換できない
・コンデジなのでサイズが小さく、ミラーレスなどと比べて少し操作しずらい
・もちろん大きなセンサーよりは画質は落ちる
上記のようなデメリットもあるけど、僕はそれも含めてRX100シリーズが好きです。
なるほど〜
こんな写真が撮れるなら、もっとこのコンデジについて知りたいわ
では、RX100シリーズ7機種をを解説していくよ
各RX100シリーズの違い
RX100シリーズって7種類もあるので、どれを選んだらいいか分からないですよね。
ということで、RX100シリーズの進化をもとに違いを一緒に見ていきましょう。
※以下記載する焦点距離は35mm判換算で記載します。
RX100シリーズの進化
RX100シリーズの進化を見ていきましょう。
RX100 (生産終了)
まず、基本を初代RX100としますね。
2012年、1型センサーの先駆者的カメラの登場です!
通常のコンデジサイズに1型という大きなセンサーを搭載して、28-100mm (35mm判換算)、F1.8-F4.9の大口径カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズで、当時世間をにぎわせた機種です。
発売当初は65,000円くらいで、コンデジとしてはかなりの高額で欲しくて欲しくて何とか頑張って買った記憶があります。笑
RX100M2 (高感度がアップ)
そこから1年後にRX100M2では、高感度に強いセンサーになり、液晶モニターをチルト式に変更し、アクセサリーを取り付け可能な上部にアクセサリーシューを搭載しました。
レンズの仕様は初代と同じです。
RX100M2のポイント・高感度に強いセンサー
・液晶がチルト式に
・ホットシュー搭載
RX100M3(ファインダーや明るいレンズを搭載)
RX100M3では電子ビューファインダーを内蔵。
自撮り可能な180度の液晶へ変更。
レンズの仕様も一新!
24-70mmに変更されてF1.8-2.8という明るいレンズを搭載。
明るいレンズを明るい場所でも開放で撮ったりできるNDフィルター内蔵。
この機種から最新のRX100シリーズの基本のデザインとなります。
RX100M3のポイント・F1.8-2.8の明るいレンズを搭載(24-70mmに)
・ポップアップ式の電子ビューファインダー搭載
・180度のチルト式液晶
・NDフィルター内蔵
RX100M4(4K動画可能に)
さらにRX100M4では、動画機能が強化されました。
4K動画やハイフレームレート動画(スーパースローモーション)の撮影にも対応。
さらに動画撮影時に有利なダイナミックレンジの広いS-Log2の撮影にも対応。
この時点でハイスペックなコンデジに進化を遂げました。
RX100M4のポイント・4K動画撮影が可能に
・960fpsのハイフレームレート動画(スーパースローモーション)
・Log撮影が可能
RX100M5(AFが進化)
そしてRX100M5は、新しいイメージセンサーにより世界最多315点像面位相差AFセンサーによる広いAFカバー範囲、つまり画面全体をAFポイントがカバーします。
世界最速0.05秒の高速AF、さらにAF・AE追従で最高約24コマ/秒の高速連写が可能になりました。
これは新開発の一眼のフラッグシップa99にも使われている「フロントエンドLSI」というICを組み込むことで実現しています。
難しい用語が並びましたが、ポケットサイズの高画質で、撮りたい写真は逃さないそんなスーパーカメラに進化しました。
現在は画像処理エンジンがパワーアップしたRX100M5Aが販売されています。
しかし、残念なグレードダウンがあり、PLAYMEMORIESカメラアプリが非搭載です。
RX100M5のポイントAFの進化が大きな特徴
RX100M6(望遠レンズを手に入れた)
RX100M6は、レンズが大きく変更して「24-200mm F2.8-4.5」の高倍率ズームレンズを搭載してきました。それにも関わらずサイズはM5とほぼ一緒です。
そのほかには、AFスピードが0.05秒(M5)から0.03秒(RX10M4と同じ)と進化しました。
また、ハード面も進化して液晶パネルがタッチパネル搭載になりローアングルの可動が45度から真下の90度まで可動するようになりました。
ポップアップ式のEVFは、今まで使用する際は2ステップの動作が必要でしたが1ステップで使用が可能になりました。
動画性能もパワーアップして、4K HDR撮影(HLG)やS-log3に対応しています。
しかし、残念なグレードダウンが2点あり、NDフィルター内蔵がなくなりPLAYMEMORIESカメラアプリも非搭載です。
もう、この6年で外観はほとんど進化していないのに、中身はとんでもないカメラに進化しました。
RX100M6のポイント・「24-200mm F2.8-4.5」の高倍率ズームレンズを搭載
・AFスピードが0.05秒(M5)から0.03秒
・液晶パネルがタッチパネル搭載
・液晶の稼働が下に90度
・ワンタッチのポップアップ式のEVF
・4K HDR撮影やS-log3に対応
RX100M7(動画も写真もミラーレス並)
RX100M7のポイント・新開発の有効画素数2010万画素の1.0型 積層型CMOSセンサー
・ZEISS®Vario-Sonnar T * 24-200mm F2.8 – F4.5大口径高倍率ズームレンズ
・フルサイズミラーレスのプロモデルα9性能を搭載
・最高約20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影
・最大60回/秒の演算によるAF/AE追随
・7枚を最高90コマ/秒(0.011秒)の速さで連続撮影可能(シングルバースト(AF固定))
・世界最速0.02秒のオートフォーカス
・357点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)
・4Kのアクティブ手振れ補正(4K動画撮影で手振れ補正がより効くようになった)
・動画の縦画面で記録可能
・インターバル撮影
・マイク端子搭載
・人間と動物に対応したリアルタイムトラッキングとリアルタイム瞳AF
・4K30p HDR(HLG)で記録可能。
僕はRX100M7は現在使用中。
参考
▼4ヶ月目の2020年1月に書いた最新のレビューはコチラ
なんか凄そうなのは分かったわ・・とりあえず最新のモデルを買っておけばいいのかな・・・??
先ほど説明したように、それぞれ特徴があるから仕様用途で選ぶといいよ。
RX100シリーズの比較表
RX100M7〜RX100の簡単な比較表です。
※一番右側にRX100を記載しています。全て見れない場合は表を左右にスライドできます。
RX100シリーズ比較 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RX100M7 | RX100M6 | RX100M5A | RX100M5 | RX100M4 | RX100M3 | RX100M2 | RX100 | |
センサー | 1.0型 積層型 Exmor RS CMOSセンサー | 1.0型 積層型 Exmor RS CMOSセンサー | 1.0型 積層型 Exmor RS CMOSセンサー | 1.0型 積層型 Exmor RS CMOSセンサー | 1.0型 積層型 Exmor RS CMOSセンサー | 1.0型 裏面照射型 ExmorR CMOSセンサー | 1.0型 裏面照射型 ExmorR CMOSセンサー | 1.0型 Exmor CMOSセンサー |
画像処理 エンジン | BIONZ X フロントエンドLSI | BIONZ X フロントエンドLSI | BIONZ X フロントエンドLSI | BIONZ X フロントエンドLSI | BIONZ X | BIONZ X | BIONZ | BIONZ |
有効画像数 | 約2010万 | 約2010万 | 約2010万 | 約2010万 | 約2010万 | 約2010万 | 約2020万 | 約2020万 |
F値 | F2.8(ワイド端時) -4.5(テレ端時) | F2.8(ワイド端時) -4.5(テレ端時) | F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) | F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) | F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) | F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) | F1.8(ワイド端時) -4.9(テレ端時) | F1.8(ワイド端時) -4.9(テレ端時) |
最短撮影 距離 | 約8cm(ワイド端時) 約100cm(テレ端時) | 約8cm(ワイド端時) 約100cm(テレ端時) | 約5cm(ワイド端時) 約30cm(テレ端時) | 約5cm(ワイド端時) 約30cm(テレ端時) | 約5cm(ワイド端時) 約30cm(テレ端時) | 約5cm(ワイド端時) 約30cm(テレ端時) | 約5cm(ワイド端時) 約55cm(テレ端時) | 約5cm(ワイド端時) 約55cm(テレ端時) |
ND フィルター | × | × | ● | ● | ● | ● | × | × |
フォーカス エリア | 357点(位相差検出方式) 425点(コントラスト検出方式) | 357点(位相差検出方式) 25点(コントラスト検出方式) | 357点(位相差検出方式) 25点(コントラスト検出方式) | 357点(位相差検出方式) 25点(コントラスト検出方式) | 25点自動測距 | 25点自動測距 | 25点自動測距 | 25点自動測距 |
ISO | ISO100-12800 拡張64/80/25600 | ISO125-12800 拡張80/100/25600 | ISO125-12800 拡張80/100/25600 | ISO125-12800 拡張80/100/25600 | ISO125-12800 拡張80/100/25600 | ISO125-12800 拡張80/100/25600 | ISO160-12800 拡張100/125/25600 | ISO125-6400 拡張80/100/25600 |
シャッター スピード | 30-1/32000秒 | 30-1/32000秒 | 30-1/32000秒 | 30-1/32000秒 | 30-1/32000秒 | 30-1/2000秒 | 30-1/2000秒 | 30-1/2000秒 |
連写 | 最高約20コマ/秒 | 最高約24コマ/秒 | 最高約24コマ/秒 | 最高約24コマ/秒 | 最高約16コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 | 10コマ/秒 |
ブラックアウト フリー | ● | × | × | × | × | × | × | × |
ワンショット 連続撮影 | ● | × | × | × | × | × | × | × |
モニター | 3.0型(4:3) 921,600ドット | 3.0型(4:3) 921,600ドット | 3.0型(4:3) 1,228,800ドット | 3.0型(4:3) 1,228,800ドット | 3.0型(4:3) 1,228,800ドット | 3.0型(4:3) 1,228,800ドット | 3.0型(4:3) 約122.9万ドット | 3.0型(4:3) 約122.9万ドット |
モニター 稼働 | 上に約180度 下に約90度 | 上に約180度 下に約90度 | 上に約180度 下に約45度 | 上に約180度 下に約45度 | 上に約180度 下に約45度 | 上に約180度 下に約45度 | 上に約180度 | × |
タッチパネル | ● | ● | × | × | × | × | × | × |
ファインダー | 0.39型 2,359,296ドット | 0.39型 2,359,296ドット | 0.39型 2,359,296ドット | 0.39型 2,359,296ドット | 0.39型 2,359,296ドット | 0.39型 1,440,000ドット | × | × |
動画 | 4K30p 1080 120p 60p | 4K30p 1080 120p 60p | 4K30p 1080 120p 60p | 4K30p 1080 120p 60p | 4K30p 1080 120p 60p | 1080 60p 1080 120p 60p | 1080 30p | 1080 30p |
スロー モーション | 960fps | 960fps | 960fps | 960fps | 960fps | × | × | × |
ピクチャー プロファイル | PP1〜PP10 | PP1〜PP10 | PP1〜PP7 | PP1〜PP7 | PP1〜PP7 | × | × | × |
HLG | ● | ● | × | × | × | × | × | × |
インターバル | ● | × | × | ● アプリ | ● アプリ | ● アプリ | × | × |
インター フェイス | マルチ/マイクロUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 マイク端子 | マルチ/マイクロUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 | マルチ/マイクロUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 | マルチ/マイクロUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 | マルチ/マイクロUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 | マルチ/マイクロUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 | マルチUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 | マルチUSB端子 Hi-Speed USB HDMIマイクロ端子 |
NFC | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × |
Wi-Fi | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × |
撮影枚数 | 約260枚 | 約240枚 | 約220枚 | 約220枚 | 約280枚 | 約320枚 | 約350枚 | 約330枚 |
起動時間 | 約1.3秒 | 約1.4秒 | 約1.7秒 | 約1.7秒 | 約1.6秒 | 約1.6秒 | 約2.1秒 | 約2.1秒 |
サイズ | 101.6x58.1x42.8 | 101.6x58.1x42.8 | 101.6x58.1x41.0 | 101.6x58.1x41.0 | 101.6x58.1x41.0 | 101.6x58.1x41.0 | 101.6 x 58.1 x 38.3 | 101.6 x 58.1 x 35.9 |
重さ | 約302g | 約301g | 約299g | 約299g | 約298g | 約290g | 約281g | 約240g |
発売日 | 2019年8月 | 2018年 | 2018年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 |
価格 | 141,500 | 113,224 | 90,330 | 81,800 | 81,141 | 59,242 | 57,138 | 35,800 |
RX100M7 | RX100M6 | RX100M5A | RX100M5 | RX100M4 | RX100M3 | RX100M2 | RX100 |
各レンズのズームで撮れる範囲
RX100M6の200mmのズームレンズの性能を試してみた!JPEG撮って出し
どうでしょうか…?
RX100の進化。
もう、スペックとしては他社の同等のコンデジの一歩先を進んでるといった感じです。
スペックからは分からない、起動時間(M5は1.7秒でM6は1.5秒)やレスポンスの改善やダイナミックレンジが広くなり高感度にも強いなど撮影してみて分かるような部分でも進化しています。
なんとなく違いが分かってきたわ!私は4K動画は撮らないからM3あたりかな・・
でもピントが早く合うのもいいな・・・
7機種もあるので、随分と長い記事になり疲れてきてませんか?笑
そして、もう何がいいのか分からなくなってきてるかもしれません。
ここからもう少し掘り下げて各機種がどんな人に向いているのかを書いていきます。
少し疲れた方は一息ついてみてください。
RX100シリーズを選ぶ方法
この進化からRX100シリーズの選び方としては、先ほどの進化を見てきたように、
初代を基準に初代RX100にオプションをつけると思って選択した方が買いやすいですね。
RX100シリーズの購入イメージは、初代RX100を基準として、オプションを付けるという考え方で購入すると買いやすいですね。
ファインダー付きで写真撮るだけとなるとM3。
それに付け加えて4kも欲しいならM4。
望遠がもう少し欲しいならM6。
オプションを付けることでもちろん価格が上がる。#rx100M6 pic.twitter.com/ZfX85Klpqf— Yuu(Blog photographer) (@yuu_u001) 2018年6月8日
用途にあったモデルを買えると考えると、安く買えると言う考え方もあるよ
では、全機種を使ってきた僕が、主観的になりますが、選び方を紹介します。
選ぶポイント
RX100シリーズは過去のモデルも併売されています。
初代RX100を基準に欲しい機能か欲しくない機能か考えて選ぶのがおすすめ。
初代RX100 低予算でスマホ以上の写真を撮りたい人
10年前に発売されたRX100ですが、今でも人気のコスパの高い機種です。スマホより高画質に写真を撮りたい人はハイエンドコンデジの中でも低価格ですごくおすすめです。
低価格の高級コンデジを狙っているならおすすめ!
正直、AFなどの性能は劣りますが、現行モデルよりコンパクトで画質は問題なく高画質でした。
関連:初代RX100レビュー
関連:初代RX100作例
RX100M2 なんとも言えない機種です…(生産終了しています)
自分はこの機種も使いましたが、なんとも言えない機種でした。自分が購入してすぐにRX100M3も発売されたせいもあります。
しかし、初代からセンサーが裏面照射型になり暗所性能がアップしています。
この機種は他のRX100シリーズにはない、拡張性のある本体上部にアクセサリーホットシューが付いている点です。別売りのファインダーなどを装着できて拡張性が優れています。
初代RX100は液晶画面が固定なのでチルト液晶が欲しい方で、望遠側がM3以降の機種よりか長いので少しでも望遠側が欲しい人は向いています。
しかし…RX100の紹介記事ですが、ソニーにこだわりがない人は、性能が比較的似た1型センサーのキヤノンのG7X M2の方が買いです。
現在は初代RX100とRX100M3の間であまり特徴性が見出せないかも・・・
RX100M3 (写真重視ならこれでOK! )人気機種
写真重視ならこれでOKと言えます。
1型センサーのキヤノンのG5XやG7XM2などと比較されますが、ファインダー付きでコンパクトさ重視ならこれ1択です。
やっぱり日差しの強い時はファインダーが欲しくなったり、色々なアングルで写真を撮りたい時は液晶も動き、明るいレンズを搭載しているので、NDフィルター内蔵も嬉しい装備です。
この機種から(M3,M4,M5)プレイメモリーカメラアプリが内蔵されていて便利なタイムラプス撮影も可能です。
またM4,M5のように4K動画やスローモーション機能に必要性を持っていない人にもオススメです。
このM3は人気機種です。動画を撮らない人で予算を押さえたい人はおすすめ。
この機種からファインダー内蔵です。
RX100M4 (動画も写真も撮るなら問題無しのハイスペック)
4K動画など動画にも力を入れている人にはオススメです。
自分はこの機種を長い間愛用していましたが、写真も動画も撮ってるけど、高速なAF(動き物)が必要ない方はM4で十分です。
4K動画を撮りたい人にはおすすめ。
関連:RX100M4レビュー
(過去のブログに移動します)
RX100M5A (標準レンズ搭載の高級コンデジの決定版です!)
もう、最新技術の詰まったハイスペックなコンデジが欲しい!という方は迷いなく購入してください。
新しくイメージセンサーや「フロントエンドLSI」により、さらに前モデルより画質やAFの性能がアップしています。一眼持っていてもメイン機になる実力派モデルです。
※標準レンズ(35mm換算で24-70mmのレンズを搭載しています)
ただ、M6以降に搭載されたタッチフォーカスは搭載されていません。
RX100M4を検討している人は、このM5Aも視野に。
AFの方式が進化して、一層使いやすくなっています。
↓RX100M5とM5Aの違いはこちらから
関連:RX100M5レビュー
RX100M6 (今までのRX100シリーズに望遠レンズが欲しい人!)
RX100M6はこれまでのRX100シリーズの標準ズームから高倍率ズーム(24-200mm)へとレンズの仕様が変更になり、撮れる被写体が大きく変わりました。
他の機能としては液晶がタッチパネルになったり、ファインダーがワンタッチになったり、4K動画がHDRに対応したりしています。
これは1型センサー搭載のポケットサイズのコンデジで高倍率ズームを待っていた人にとってはオススメの機種になります。
M6はですね・・・このクラスの高級コンデジは右手に出る機種は無いかのような機能を詰め込んでいます。
しかし、望遠域は必要なく標準ズームだけでいいよ!と言う人は、機能面でも近いRX100M5で十分です。
M5は現在アマゾンでも10万円を切っています。M6の予想価格は13万円前後です。なので、新型を待っていた人で望遠はいらないと言う人はM5で言いわけです。
またM6はタイムラプスなどのアプリ機能と内蔵NDフィルターが廃止になっています。
M5AとM6で悩む人は多いです。
まとめると、M6を求める人とこれまでのRX100シリーズではレンズの特性が全く異なるので、少し別物と切り離して考えてもいいのではと思います。
M6の利便性は重たいカメラを持ち歩きたくないけど、スマホより高画質で望遠もしっかり撮れる写真を撮りたい人にすごくオススメです。
M6の使用例
その①
AFも早いので子供と遊びに行った時の記録を残すのに、子供は結構動き回って遠くに行ったりしますよね。M6の望遠と高速なAFや連射性能があればコンパクトなカメラで子供の写真を残せるわけです。
わざわざ重たいカメラを持って子供と遊ぶのは疲れますので。
その②
ミラーレス機はコンパクトな単焦点を付けて、サブ機として望遠レンズの付いたM6を持っておく。
レンズ交換の手間が省けるので非常に便利です。
▼RX100M6に関する記事
↓こちらに一緒に購入したいアクセサリーをピックアップしました!
RX100M7(RX100シリーズの最強モデル)
現在はこのモデルを僕は使用していますが、ほぼほぼ満足しています。
RX100M6がベースになっているのでレンズ使用などは変わりませんが、オートフォーカスの性能が大幅にアップしています。
ポイント・世界最速0.02秒のオートフォーカス
・357点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)
・人間と動物に対応したリアルタイムトラッキングとリアルタイム瞳AF
・最大60回/秒の演算によるAF/AE追随
・7枚を最高90コマ/秒(0.011秒)の速さで連続撮影可能(シングルバースト(AF固定))
また動画性能はM6と同じ4K30pと解像度は同じですが、今流行のVLog向けに適したカメラに進化しています。
ポイント・4Kのアクティブ手振れ補正(4K動画撮影で手振れ補正がより効くようになった)
・catalyst browseで手ブレ補正の後処理が可能。
・マイク端子搭載
・動画時のリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキング
・動画の縦画面で記録可能
・インターバル撮影
・4K30p HDR(HLG)で記録可能。
・WEBカメラとして使用可能
関連
▼4ヶ月目の2020年1月に書いた最新のレビューはコチラ
関連:RX100M7作例
まとめ
とりあえずこのあたりでRX100シリーズをまとめておきます。
RX100シリーズのことが少しは分かって頂けたでしょうか?
似たようなデザインで7機種もリリースされたRX100シリーズ。どれがどんな感じか分からないですよね。笑
でも、スマホ以上の綺麗なボケのある写真や明るい夜景を撮ろうと思うと初代RX100でも十分なわけです。
(しかし、最近のスマホは画像処理で大きく進化していますが・・・笑)
RX100シリーズは高機能な性能を詰め込んでて、もしかすると使わない機能もあると思います。
もちろん予算に余裕がある方は、最新技術の塊のM7を買うに越したことはないです。
でも、普段使いで望遠までは要らないと言う人はM5で言いわけです。
もしこれが、写真重視で動画はあまり撮らないならM3でも十分なカメラで、RX100シリーズの中でも初代と同じくらい人気です。
私は普段の記録(カフェなど)が多いので、RX100M3あたりで十分かも!
人気のある売れ筋機種・RX100M7
・RX100M5A
・RX100M3
・RX100M7
・RX100M5A
・RX100M3
カメラはその人の使い方で選び方変わってきます。
自分は、ミラーレス一眼も持っていますが、機動性に優れたRX100シリーズが非常に好きで、ほぼ毎日持ち歩いています。
一番最初に書きましたが、大げさですがRX100シリーズのおかげでカメラライフが変わりました。
このコンパクトで高画質カメラだからこそ、毎日持ち出しても嫌にならないし、むしろ綺麗な一眼並みの写真が撮れるので毎日持ち出します。
そうすることにより、写真を撮る機会が増えて撮りたいシーンに出会えても逃すことが少なくなります。
自分にとってカメラは撮りたい瞬間が撮れれば、それが一番ベストなカメラです。
今ではミラーレス一眼より出番が多く、メインに近い存在です。
例えばですが、自分はミラーレスとコンデジとiPhoneは以下のような使い方をしています。
気になる方はまた覗いてみてください。
それとミラーレス一眼とRX100の夜景写真の違い
と、こんな感じでRX100シリーズをまとめてみました。
いかがでしたか?
少しでもRX100シリーズのことが分かって頂ければ嬉しいです。
あと、この下には作例なんかも載せてます。時間あれば最後まで見てみて下さい。
RX100
RX100M2
RX100M3
RX100M4
RX100M5A
RX100M6
RX100M7
オススメの高級コンデジの記事
おまけ:作例 RX100シリーズならこんなのが撮れる
以下は、RX100シリーズで撮った写真や動画です。おまけ程度に見てください。
自分が使用している初代RX100やRX100M4でこんな写真や動画が撮れるということを載せておきます。興味のある方は参考にしてみてください。
ソニーRXシリーズ Instagramフォトコンテストで受賞した写真
初代RX100で撮った写真
↑インスタのRX公式アカウントにフィーチャーされた写真。
初代RX100で撮った動画
RX100M4で撮った写真
↑インスタのRX公式アカウントにフィーチャーされた写真。
RX100M6で撮った動画
RX100M6で撮った4K動画です。神戸の夜の街を撮った動画です。
こんな小さなカメラですが夜間でもしっかり撮れます。
これで以上です!
RX100
RX100M2
RX100M3
RX100M4
RX100M5A
RX100M6
RX100M7