こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
今回はシグマのEマウントの単焦点レンズ
「SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary」
の紹介です。
ソニーのEマウント APS-C用のレンズです。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNのポイント・単焦点レンズ
・ソニーEマウント APS-C用(マイクロフォーサーズ用もあり)
・焦点距離30mm (35mm換算で45mm )
・開放F1.4
ソニーミラーレスのEマウントのAPS-C用のレンズなので
・α6600
・α6400
・α6100
・α6500
・α6300
・α6000
・α5100
などに取り付けて使用可能です。
F値が1.4と純正の単焦点レンズより明るくて、コスパも高く人気のレンズです。
よく比較される純正のSEL35F18との比較も書いていますので確認して下さい。

このシグマのレンズはF1.4と純正に無い明るいレンズで、価格も抑えられています。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの仕様
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの仕様を書いておきます。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN | |
焦点距離 | 30mm |
35mm換算 | 45mm |
絞り羽根枚数 | 9枚
(円形絞り) |
開放絞りF値 | 1.4 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.14 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 52mm |
サイズ | 64.8× 73.3mm |
質量 | 265g |
価格 | 32,059円 |
SIGMA 30mm F1.4 DC DNは、F1.4の大口径の単焦点レンズで3万円で購入できるのは非常にお得です。
ポイント・標準画角 焦点距離30mm (35mm換算で45mm )
・開放F1.4
・価格がお手頃
・コンパクト(F1.4と言う開放F値として)
特徴が多いレンズですが、このレンズには手ぶれ補正が搭載されていないので、APS-CのEマウントユーザには少し不安に思ったりすると思います。
実際に自分も不安でした。
デメリット・手振れ補正が無い
その点に付いては後から記載しておきます。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの外観
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの付属品は以下です。
付属品
・フード
・フロントキャップ
・エンドキャップ
レンズ保護のために保護フィルターは別途購入をオススメします。
フィルター経は52mmです。
▲堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントです。
▲α6300に取り付けた感じです。
▲少し長さはありますがF1.4のレンズとしてはコンパクトです。
このサイズならずっと付けっ放しでもいいのではと思います。
▲フードを付けると少し迫力が出ます。
フォーカスリングはヌルッとした感じでスムーズに回ります。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの購入理由はF1.4に惹かれた
自分はのSIGMA 30mm F1.4 DC DNの購入理由は単純です。笑
ソニーのEマウントの純正レンズ「 SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)」も持ってるのですが、
どうしてもさらにF値の明るいレンズに惹かれてしまい、価格もそれほど高くないので購入しました。
ただそれだけです。笑
SIGMA 30mm F1.4 DC DNとSEL35F18のちょっと比較
やっぱり気になりますよね??
ソニーの純正レンズのSEL35F18と。
・SIGMA 30mm F1.4 DC DNは35mm換算で45mm
・SONY SEL35F18は35mm換算で52.5mm
スペック比較
SIGMA 30mm F1.4 DC DNとSEL35F18のスペック表です。
SIGMA
30mm F1.4 DC DN |
SONY
SEL35F18 |
|
焦点距離 | 30mm | 35mm |
35mm換算 | 45mm | 52.5mm |
絞り羽根枚数 | 9枚
(円形絞り) |
7枚
(円形絞り) |
開放絞りF値 | 1.4 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.3m | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.14 | 0.15 |
手振れ補正 | なし | あり |
フィルター径 | 52mm | 49mm |
サイズ | 64.8× 73.3mm | 63*45mm |
質量 | 265g | 154g |
価格 | 32,059円 | 39,765円 |
どちらも標準レンズで扱いやすい画角です。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNとSEL35F18で迷っている人向けにポイントを書いておきます。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNが向いている人・F1.4という明るさが欲しい人
・35mm換算で50mmより少し広い画角が欲しい人
・出来るだけ安いレンズが欲しい人
・写りはシャープ
※α6600やα6500を持っている人はボディ内手ぶれ補正が内蔵されているので、手ぶれ補正の心配はないです。
SEL35F18が向いている人・純正が好きな人
・コンパクトさを求める人
・手ぶれ補正が絶対必要な人
・クセのない画が撮れる
SIGMA 30mm F1.4 DC DN の作例
では、このレンズとα6300との組み合わせで撮った写真と動画のサンプルを載せておきます。
全てJPEG撮って出しです。
写真
コチラがこのレンズとα6300で撮影したJEPGの撮って出しです。
(α6300はボディ内手ぶれ補正はなしです。)
ブログの関係上、サイズは圧縮しています。ご了承下さい。
Day

f/1.4 1/250 ISO 100

f/1.4 1/800 ISO 100

f/1.4 1/500 ISO 100

f/1.4 1/80 ISO 100

f/1.4 1/125 ISO 100

f/1.4 1/60 ISO 125

f/2 1/250 ISO 100

f/4.5 3.2 s ISO 100(三脚・NDフィルター使用)

f/11 1/160 ISO 100

f/2 1/1250 ISO 100

f/1.4 1/500 ISO 100

f/4 1/320 ISO 250

f/4 1/20 ISO 800

f/6.3 1/100 ISO 100

f/4 1/60 ISO 400
Night
続いて暗くなって来た時の写真です。
手振れ補正の無いα6300で撮っています。手持ちと三脚を使ったりと試しました。

f/7.1 30s ISO 125 (三脚・NDフィルター使用)

f/1.4 1/40 ISO 800 開放で手持ち撮影です。

f/13 13s ISO 100 こちらは三脚を使い長時間露光で撮影。

f/1.4 1/640s ISO 100

f/1.4 1/80 ISO 100

f/1.4 1/60 ISO 200

f/8 1/15 ISO 800

f/16 15s ISO 100 (三脚使用)

f/3.2 1.3s ISO 100 (三脚使用)

f/1.6 1/6 ISO 800 月にピントを合わせてみました

f/1.4 1/500 ISO 320

f/9 30s ISO 100(三脚・NDフィルター使用)

f/1.4 1/25 ISO 800
実は夜の手持ちも載せていました。
手ぶれ補正がないα6300でも、開放付近で撮ればめちゃくちゃ暗くない夜の街では手振れを防ぐことができます。
ポイントF値が明るいので、シャッタースピードがめちゃくちゃ遅くならない。
開放で、そしてISOは800くらいまででも手ブレもあまり気にせずに使えそうな感じがしました。
フレアが発生

f/11 1/60 ISO 160

f/14 1/80 ISO 100
ちょっと気になった点ですが、逆光の撮影では緑色のフレアが発生します。
しかし、F1.4と被写界深度も浅くしっかりボケてくれて全体的にシャープな写りです。
動画
α6300との組み合わせで4K動画テストです。
どちらかというと写真より動画を撮る方が好きなんです。
▲こちらはYoutubeにUPしたテストビデオですが、海外の方によく見られていて、かなり高評価を頂いています。
中には、この動画を見られてこのレンズを購入する方もいるようで自分の動画で判断して頂けるとは嬉しい限りです。
撮影場所は、昼に大阪のミナミの道頓堀付近を、夜は大阪のキタの梅田で撮影しました。
写りは静止画同様にシャープです。
このあたりは解像度の高いα6300との組み合わせもいいのかと思います。
以下に撮影の設定を書いておきます。
撮影の設定α6300の設定
・モード:マニュアルモード
・シャッタースピード:1/60s
・絞り:今回はテストのためF1.4でほとんど撮影
・ISO:800〜
・ピクチャープロファイル:PP7(S-Log2)
機材
・三脚
・NDフィルター
シャッタースピードは1/60sの固定で、昼夜共にほぼ開放で撮っています。
そのため「NDフィルター」は必須です。
ポイント明るい晴天等の環境で開放付近で撮る場合は、露出オーバーになるのでNDフィルターが必要です。
スチルの場合もα6000シリーズのシャッタースピードは1/4000sまでなので、晴天時などの明るい場合は開放F1.4で撮る時は、NDフィルターが必要です。
自分は動画で色々と絞りを変えたりするので可変NDフィルターを使っていますが、通常ならND8やND16で十分です。
レンズの口径のサイズに注意して購入して下さい。
▼NDフィルター
▼可変NDフィルター
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの使用感
ざっと作例を見て頂きましたが、続いては使用感を書いていきます。
歪曲収差に注意
まず注意してほしいのが歪曲収差です。
このレンズはシグマのArtシリーズ並みに画質はいいのですが、Contemporaryシリーズなので価格を抑えられています。
そのため、歪曲収差はカメラの設定で補正されます。
歪曲収差の補正はEマウントの場合は、カメラ搭載のレンズ補正機能の歪曲収差補正の設定を「オート」にしてから使用して下さい。
何もしないまま撮影するとかなり歪曲収差といって写真がカーブを打ちます。
なお、レンズ補正機能を搭載していないカメラでは、歪曲収差の補正はできないとのことなので要注意。
ポイントRAWで撮った場合はLightroom Classicのレンズ補正のプロファイルから、このレンズを選択して補正できます。
マイクロフォーサーズ用ではファームウェアを用意しています。
→SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary マイクロフォーサーズ用 ファームウェア「Ver.1.1」アップデート開始のお知らせ
手ぶれ補正は付いていない
α6400やα6300を使っている場合は、ボディ内手ブレ補正が付いていないので、やはり動画を撮る事を考えるとSEL35F18のようにレンズ内手ブレ補正があると助かります。
α6600,α6500ならボディ内手ブレ補正があるので問題ないです。
しかし、静止画の場合は、明るい時の撮影は手ぶれ補正がなくてもさほど気にならなかったです。
明るいレンズはすごく良い

f/1.4 1/25 ISO 800
やはり開放F1.4はめちゃくちゃいいです。
SEL35F18と比べるとさらにF値が明るいので、夜間の手持ちの場合ISOを下げたり、シャッタースピードを稼げます。
AFスピードは問題なし
そしてα6400やα6300との組み合わせのAFですが、最速と謳われているスピードには劣りますが、スナップメインの自分の撮りたい時にサッと出してシャッターを押す方法ではさほどAFに関しては問題ありません。
ソニーのファストハイブリッドAFにも対応しています。
外観は以前のシグマよりUP
外観ですが、今までのシグマのEマウント用のレンズと違い質感もよく、フォーカスリングも使いやすくなっています。
最後に
ミラーレス一眼用のF1.4の単焦点レンズ「SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary」いかがでしたか?
ソニーEマウントで約45mm相当の開放値F1.4の標準レンズとして使えます。
普段使いのスナップには本当に最適な1本だと思います。
そして、コスパは素晴らしいと思います。この価格で明るい単焦点レンズが手に入るなら一本は持っておきたいレンズだと思います。
しかし、欲を言うならもう少しレンズがコンパクトであるのと手ブレ補正内蔵なら言う事無しです。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNが向いている人・F1.4という明るさが欲しい人
・35mm換算で50mmより少し広い画角が欲しい人
・出来るだけ安いレンズが欲しい人
▼コチラの記事もどうぞ!




コメント