こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
ソニーのα7 IVが国内でも遂に発表になりましたね。
発売日は12月17日。
市場推定価格は33万円です。
そして、もう明日(12月7日 10:00)から予約が始まります。
と言う事で、α7 IVは大幅に前のα7 IIIよりも進化しています。
画像処理エンジンがα7 SIIIと同じBIONZ XRになり、あらゆる面で進化しています。
そして画素数も3300万画素と、一見数年前からすると高画素機ですよね。
動画も4K60pまで記録可能です。(super35になってしまいますが)
そんな、α7 IVですが、もうベーシック機を超えて静止画と動画のハイブリット機へと時代の流れに合わせてきました。
と言う事で、僕の持っているα7S IIIと比べて羨ましい点とα7S IIIの方が優れている点をYouTubeにアップしました。
この記事は先行予約前日に書きました。
結局、ソニーストアで予約10:00開始と同時に予約してしまいました。
α7 IVとα7S IIIの共通部分
画像処理エンジン | BIONZ XR |
AF測距点 | 759点 (位相差検出方式)
425点 (コントラスト検出方式) |
連写性能 | 10コマ連写 |
動画4:2:2 10bit | ● |
4K60p | ●(α7IVはsuper35モード) |
クリエティブルック | ● |
ピクチャープロファイル
(S-cinetone含む) |
● |
バリアングルモニター | ● |
ボディ内手ブレ補正 | 5.5段 |
動画の手ぶれ補正 | アクティブ手ぶれ補正 |
CFexpress Type A | 対応 |
バッテリー | NP-FZ100 |
ボディ形状 | α7S III世代のボディ構造 |
画像処理エンジンが一新されて
・基本的なAF性能の向上
・動画の4K60pの記録(super35モード)
・新しい忠実な色再現性能などの画質の進化
・新しいカラールックのクリエイティブルック
・ピクチャープロファイルにS-Cinetone
・EVF表示やメニュー操作におけるレスポンス向上
・CFexpress Type Aメモリーカードへの高速書き出し性能
・排熱処理なども
α1やα7S IIIで実現した多くの機能や性能を引き継いでいます。
α7IVの羨ましい機能
おおまかな基本スペックはα7S IIIと同じ点が多いですが、やっぱりα7S IIIとはカテゴリーも少し違うので羨ましい点もあります。
Sシリーズはどちらかと言うと高感度に強く動画よりの機種ですが、α7の無印は静止画・動画共にどっち寄りでもない機種で、静止画・動画のハイブリット機です。
そのα7シリーズの4世代目は静止画・動画性能ともに大きく前モデルから性能が引き上げられました。
そこで、羨ましいと思う点は
・3300万画素
やっぱりSIIIは1200万画素なのでAPS-Cモードにめちゃくちゃ弱いです。静止画の時は500万画素。動画はFHDの時しかAPS-Cモードは使えません。α7Cも今は使っていますが、APS-Cモード使えるのは結構ありがたい機能です。それが3300万画素あるので、静止画で1400万画素で撮影する事が可能です。
・動画時のフォーカスマップやブリージング補正
▲動画時のフォーカスの位置が可視化されたフォーカスマップ搭載。特に動画撮影時は小さな背面モニターでは、フォーカスの位置が分かりにくので、一時的にこのフォーカスマップを出して確認できるのは良いですね。
▲そして、動画時のピントを変えた時にレンズによて起こるフォーカスブリージングの補正がカメラ内に搭載されています(ただし純正レンズの中でも使えるレンズは限られています)
・鳥の瞳AF
▲あれ?α1は動画時の鳥の瞳AFは搭載されて無かったはず。それが静止画だけでなく鳥にも対応しているとは・・
・電源OFF時のシャッターが閉じる
そろそろα7S IIIにもこの電源OFF時のシャッターが下りる機能付けてください。
・シームレスな静止画・動画・S&Qの切り替えスイッチ
正直、この静止画・動画・S&Qの切り替えスイッチは羨ましいと思います。ZV-E10はこの切り替えがボタン式だったので、体感的に分かりにく事がありましたが、物理的に切り替えが分かるスイッチの方が良いですよね。実際に触ってみないと操作性はわかりませんが、静止画・動画がシームレスに切り替えできるのは良いです。
追記:実際にソニーストアで触って違和感があったので、使いやすい設定方法を書きました。
・リアダイヤルのカスタマイズ
今まで露出補正のダイヤルだったところが、好きなようにカスタマイズ可能になっています。
▲12月7日より予約開始
α7S IIIが優れている点
動画内では「08:59 α7SIIIの優れている点 」から話しています。
・高感度
α7S IIIと言えばやはり高感度。常用ISO感度は80から102400(静止画、動画共通。静止画拡張時40 – 409600、動画拡張時80 – 409600)と、唯一無二のカメラとなっています。
またα7S IIIは、公開されていませんがDual Base ISOを搭載していて、ベースISOから4段分の次のISOが高感度側のベースISOになります。
例えば S-Log3ではベースISOは640で高感度側は12800になります。S-CinetoneではベースISOは100で高感度側は2000です。
α7 IVにはDual Base ISOを搭載していてるかは不明です。
・4K120p記録&4K60pノックロップ&外部レコーダーへの16bit RAW動画の出力が可能
動画を撮影する人にとっては、ここのスペックが大きい人も多いはず。
α7S IIIは、4K120pが本体に記録可能で、4K60pもノックロップで記録可能です。また外部レコーダーへの16bit RAW動画の出力が可能。
・EVF
α7S IIIのEVFは約944万ドットの高精細OLEDを採用。
世界最大0.90倍のファインダー倍率、撮影画像の対角視野角約41度(全表示領域では約43度)と、これは覗いて見ると綺麗さが分かります。
EVFでよく撮影する僕は、この精細さと大きさは撮影時に大いに役立ちます。
・背面モニター
α7S IIIの背面モニターは他社に比べるとドット数は低ですがソニーのカメラの中ではα7RIVに次いで多い144万ドット(α7IVは約104万ドット)
今まで使っていたソニー製のカメラのモニターに比べると圧倒的に見やすくなっています。
・「可視光+IRセンサー」
α7S IIIは「可視光+IRセンサー」搭載により、蛍光灯やLEDなどの人工光源下でも、より正確なホワイトバランスが得られるようAWB性能も進化しています。
・堅牢性
左:α7SIII 右:α7IV
堅牢性の部分でもα7S IIIは全面フルマグネシウ合金でかなり堅牢性は高いです。2回ほどアスファルトに落としてしまいましたが、そのおかげか全くびくともせずに平然と動作してくれています。
・ディアルスロット両方ともCFexpress Type A対応
α7IVのディアルスロットはスロット1のみCFexpress Type A対応ですが、α7S IIIは両スロット共にCFexpress Type A対応。
最後に
と言う事で、α7S IIIユーザーから見てα7IVの羨ましい点とα7SIIIの方が優れている点について気になるところを箇条書きしました。
α7S IIIの方が、高感度面や動画の記録方式に関しては優位ですが、α7IVは静止画、動画機として均等の取れたハイブリッド機となっています。
α7IIIからは、静止画面では画素数やAF性能の向上、動画機としても4K60pまで記録可能(super35モード)、AFの大幅な向上、連続撮影時間の向上、バリアングル液晶など・・・その他にもα7S IIIと肩を並べられるほどのカメラに進化しています。
α7IVが発売したと同時に、ファームウェアアップデートで対応できる動画性能α7S IIIにも対応して欲しいです。
何を撮りたいかによって、お互いの優位性が変わってきます。価格も大幅にアップしていますので慎重に検討したいところです。
▲12月7日より予約開始
結局、α7IV ソニーストアで予約しました。
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