こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
本日(1月16日)、やっとソニーのミラーレスAPS-C機の新作「α6400」が発表されました。
α6500の発売日が2016年12月2日だったので、APS-C機の新作は約2年ぶりです。
発売日は2月22日発売予定です。販売価格は本体単体で11万円前後です。
⇩予約は1月22日(火)10:00から。すでに開始しています。
自分はソニーの3年長期ワイド(水濡れや破損なども対応)が無料で安かったソニーストアで予約しました!
自分はα6500,α6300,α6000と持っていますが、それでもα6400は購入予定です。
追記2019.1.18
α6400を見てきました。
ソニーストア大阪ではシルバーが展示。SDカードにデータの持ち帰りOKでした📸
自撮りの際のファインダーの被りはあまり気にならない程度。
タイムラプスはインターバル機能として搭載。タイムラプスビデオにするにはPCまたは専用アプリが必要です。#α6400 pic.twitter.com/DcO3ECEwzM— Yuu 👨🏻💻📸 (@yuu_u001) January 18, 2019
⇧ソニーストアの先行展示を触ってきたのでまた記事にします。
α6400を購入しようと思った理由
正直、α6400はスペックを見ていると自撮りはしないしα6500を持っている自分としてはパスしてもいい内容です。しかし、α6500が発売されて2年が経過していて、技術の進化を今回の発表で大きく感じ、以下の3点で購入しようと思いました。
AFの進化
1点目はAFの進化です。
α6400 | α6500 | α6300 | α6000 | |
AFスピード | 0.02秒 | 0.05秒 | 0.05秒 | 0.06秒 |
測距点数 | 425点(位相差検出方式)425点(コントラスト検出方式) | 425点(位相差検出方式)169点(コントラスト検出方式) | 425点(位相差検出方式)169点(コントラスト検出方式) | 179点(位相差検出方式)25点(コントラスト検出方式) |
AFスピードは格段にアップし、そしていくらAFが早くなったと言っても正確に被写体を捉えないと意味がありません。
α6400は測距点数が位相差は変わりませんが、コントラストAFが425点と大幅に増えオートフォーカスの精度が上がった事に期待したいです。そしてリアルタイムな瞳AFや動きものを追従し続けるリアルタイムトラッキングも開発されてフォーカス面で大幅に期待できそうです。
実際に下の海外の動画では瞳AFのテストを行っていますが、素晴らしい結果が出ています。
富士フイルム X-T3→24%
ソニーα6500→37%
ソニーα7R III→60%
ソニーα6400→98%
ソニーα9 →100%
α6500と比べると大きな進化を感じます。エントリーモデルとしての位置付けですが、これはやはりカメラ初心者の人にでも簡単にピントを外さずに撮れると言う意味でも素晴らしいカメラに仕上がっているのではと思います。
※ 2019年夏にはソフトウェアアップデートにより、リアルタイム瞳AFは動物にも対応予定。
補足
連続撮影枚数はα6500の方が上
最大11コマ/秒の高速連写とサイレントシャッター 8コマ/ 秒の連写が可能ですが、それをどこまで続けられるかはα6500の方が体力があります。
α6400 | α6500 | α6300 | α6000 | |
RAW | 46 | 107 | 21 | 21 |
JPEG EXFL | 99 | 233 | 44 | 49 |
連続撮影可能枚数はα6500のバッファ容量が多く、連続して倍以上撮影可能です。しかしα6300と比べると大幅にアップしています。
高感度のアップ
2点目は高感度の向上です。
『α9』や『α7R III』と同じ最新世代の画像処理エンジンBIONZ Xを搭載していて、ISO常用感度が32000まで引き上げられています。
α6400 | α6500 | |
静止画 | ISO 100-32000(拡張:上限ISO102400) | ISO100-25600(拡張:上限ISO102400) |
動画 | IISO 100-32000相当 | ISO100-25600相当 |
手持ちでの暗所撮影はともかく動画でのノイズの少ない映像にも期待です。
タイムラプスがアプリなしで使用可能
⇧α6300とタイムラプス機能が内蔵されていないRX100M6で撮影したタイムラプス
3点目はタイムラプスが本体内で可能になったこと。
最近のソニーのカメラ(α9以降)は、PlayMemories Camera Appsの廃止によりタイムラプスが内蔵されていませんでした。しかし、今回の発表でタイムラプスが内蔵されるようになり、これは自分の中で一番嬉しい内容です。
また今後のアップデートでα7RIIIやα7IIIにも同じタイムラプスが追加されるので、フルサイズを購入する検討材料にもなります。
⇧公式動画ではしっかりと露出の追従が行われている様子が伺えます。
おまけ キャッシュバック開始で安く買える
もう1点、背中を押されたのがキャッシュバックキャンペーンです。
いきなり最大20000円のキャッシュバックを始めてしまいます。20,000円はダブルズームと高倍率のレンズキットですが、自分はボディ単体でも15,000円のキャッシュバックなので実質90,000円ちょっとの価格でα6400が購入できそうです。
もともとα6300やα6000を持っている人は売却した場合、もっと安く手に入れれますね。
α6300は発売日に120,000円くらいで購入したので、そう考えるとかなりこの機能でお得に感じます。
他にも魅力的な機能はあり
自分はこの3点+おまけで購入を決めましたが、他にも自撮り可能な背面ディスプレーや動画がHDRで撮れるとか、シャッター耐久回数は20万回だとか魅力的な要素はたくさんあります。普通の使い方だと20万回を切るには4年くらいかかるのでは?
⇩他のスペックが気になる方はこちらにもα6400の情報をまとめているので参考に!
手ぶれ補正は?
⇧ボディ内手ぶれ補正無しのα6300とSEL35F18(レンズ内手ブレ補正あり)で撮影した動画です。タイムラプス以外は手持ち撮影。
実はこのα6400にはボディ内手ブレ補正が搭載されていません。
APS-Cのフラッグシップのα6500には搭載されています。なのでフルサイズ用の手ブレ補正が内レンズでも安心して使えます。
しかし、APS-C専用のソニーの純正レンズはレンズに大体手ぶれ補正が付いているのでそこまでボディ内にこだわらなくてもいいのではと思います。自分はα6300(ボディ内手ブレ補正なし)を発売してから今まで使ってきましたが、めちゃくちゃ困ることは無かったです。
α6500の後継機、フラッグシップ機を待っていた人は要注意!
実際にα6500ユーザーなら、α6400はこれじゃない感が強いと思います。まず第一にソニーのホームページではα6400はエントリーモデルに位置しています。
これは完全にα6300以下の置き換えになるカメラだと思っています。正直、富士フイルムのX-T3に積んであるセンサーやボディ内手ブレ補正なしなどを考慮すると、ソニーはまだ新しい機種を隠し持っている感じがします。
参考:Photokina 2018: Sony interview – ‘I don’t care about competitors, I care about customers’
⇧こちらのソニーの田中氏(今回の発表でも登場)のインタビューから、今回の発表に繋がる内容が書かれています。(英語なのでGoogle翻訳を使って見てみて下さい)
4K60pや高速連写などソニーはさらに挑戦してくると思っています。
なので、α6500の後継機、APS-Cのフラッグシップを待っていた人は少し待っていた方がいいと思います。
最後に
α6500,α6300,α6000と現在持っていますが、初期のNEX-5からNEX-7と使ってきて、今のα6000シリーズを使っていて、やっぱりソニーのAPS-Cミラーレスの進化を試したいのが一番の理由です。
なのでα6300の登場後にα6500が出た時はショックでしたが、今回はさらにフラッグシップが出ると思っているので、一旦ここで進化を試してみたいです。
エントリー機だけどとりあえず出し惜しみ感のない??万人受けそうなコスパの高い機種でα7IIIに続いてヒットしそうですね。
⇩予約は1月22日(火)10:00から。すでに開始しています。
自分はソニーの3年長期ワイド(水濡れや破損なども対応)が無料で安かったソニーストアで予約しました!
追加 2019.01.18
α6400を見てきました。
ソニーストア大阪ではシルバーが展示。SDカードにデータの持ち帰りOKでした📸
自撮りの際のファインダーの被りはあまり気にならない程度。
タイムラプスはインターバル機能として搭載。タイムラプスビデオにするにはPCまたは専用アプリが必要です。#α6400 pic.twitter.com/DcO3ECEwzM— Yuu 👨🏻💻📸 (@yuu_u001) January 18, 2019
⇧ソニーストアで展示機を触ってきたのでまた記事にします、
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