こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
SONYのAPS-Cミラーレス用のレンズ「E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)」が10月11日発売されますよね。

APS-C用でF2.8通しの標準レンズを待っていた人は多いのではないでしょうか?
僕も出たら欲しいなあ〜と思っていましたので予約しました。
E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)はどんなレンズ
▲こちらが公式の動画です。
「E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)」はAPS-C用レンズなので基本は以下のボディで対応
ポイント・α6600
・α6400
・α6100 など
APS-C初のF2.8通しの標準ズームレンズです。ソニーのGレンズになります。
ポイント・35mm換算:24-82.5mm
・開放:F2.8通し
・最短撮影距離:0.33m
・サイズ:73×100
・重さ:494g
ズーム全域開放F値2.8のAPS-C標準ズームレンズ
「E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)」の特徴はやはりF2.8通しの標準ズームレンズです。
ポイント・ズーム全域で開放F2.8
・動画撮影でもズームしても明るさが変わらない
ズームレンズはF値が変動するレンズだとズームすると暗くなったりするので、動画を撮ったり手持ちで夜景を撮る時などデメリットがありますが、F値が変動しないレンズだとその辺りも解消されます。
今までのAPS-C用の純正の標準ズームレンズは
▼レンズキットとして付いてくる「SELP1650」
電動ズームタイプでコンパクトかつ軽量。F値は3.5-5.6と暗め
▼F4通しの「SEL1670Z」
F4通しで換算24-105mmの便利なズームレンズ。
※SEL1855もありますが、こちらは販売終了品
型名 | SEL1655G | SEL1670Z | SELP1650 |
焦点距離 | 16-55 | 16-70 | 16-50 |
35mm換算 | 24-82.5 | 24-105 | 24-75 |
レンズ構成 | 12-17 | 12-16 | 8-9 |
開放絞り | 2.8 | 4 | 3.5-5.6 |
最小絞り | 22 | 22 | 22-36 |
絞り羽根 | 9 | 7 | 7 |
円形絞り | ● | ● | ● |
最短撮影距離 | 0.33 | 0.35 | 0.25-0.3 |
最短撮影倍率 | 0.2 | 0.23 | 0.215 |
フィルター径 | 67 | 55 | 40.5 |
手振れ補正 | ● | ● | |
防塵防滴に配慮した設計 | ● | ||
サイズ | 73×100 | 66.6 x 75 | φ64.7×29.9 |
質量 | 494 | 308 | 116 |
価格 | 137,610円 | 76,072円 | 25,990円 |
SEL1655G | SEL1670Z | SELP1650 |
F2.8でもズーム範囲全体で高解像度
- ED(extra-low dispersion)ガラス3枚を効果的に配置することで色収差を良好に補正し、画面周辺での色にじみを抑制。
- 9枚羽根の円形絞りと、ぼけ味を左右する球面収差の最適化により、Gレンズならではの美しいぼけ描写が可能。
- ナノARコーティングの採用によりフレア・ゴーストを抑制し、クリアで抜けの良い高画質を実現。
コンパクト、軽量
レンズ本体のサイズは73x100mm
重さは494g
α6600との組み合わせなら503g+494g→997g
α6400との組み合わせなら503g+403g→906g
どちらも1kgを切っていますね。
▲フルサイズ用のF2.8通しのSEL2470GMと比べるとかなりコンパクトなレンズだと分かります。
SEL2470GMは、サイズ87.6 x 136mm、重さ 886g
撮影現場での操作をサポートする機能を搭載
カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン、リニア・レスポンスMFなどを搭載しています。
1.フォーカスリング、2.フォーカスホールドボタン、3.フォーカスモードスイッチ、4.ズームリング
高速・高精度・高追従のAF
レンズのフォーカス駆動部には、Gマスターにも使われる最先端技術のXD(eXtreme Dynamic)リニアモーターを搭載し、高速・高精度・高追従かつ動画撮影にも適した静粛なAFを実現しています。
SEL1655Gは、値段がなかなかのもの・・・
かなり高性能なレンズだと言うことで、APS-Cのレンズとしてはなかなかの値段ですよね。
おそらくAmazonで買うのが価格だけ見ると¥137,610にキャッシュレス還元が付いて130,730円と安いです。
まあしかし、高いですよね・・・
そんな中、それなりに対抗できそうな単焦点レンズがソニーのAPS-Cのレンズにはあるんです。
シグマのDC DN | contemporaryシリーズも検討してみては
それはシグマのDC DN | contemporaryシリーズです。
シグマがソニーのAPS-C用に販売してるレンズです。
・SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary
・SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary
・SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary
この単焦点と「E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)」のズームレンズを比較するのもあれですが、この3本の単焦点レンズと「E 16-55mm F2.8 G(SEL1655G)」は焦点距離が被っていて、シグマの単焦点レンズは開放がF1.4で非常に明るいレンズなんですよね。
僕は以前は3本とも使っていて、今はよく使う焦点距離の中望遠「SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary」のみ残していますが、どれも写りはかなりよかったです。
SEL1655GとSIGMA 56mm F1.4 DC DNの写り
持っているSIGMA 56mm F1.4とSEL1655Gを簡単に手持ちで撮り比べてみました。
開放
▲α6500+ソニー SEL1655G 55mm F2.8 ISO160
▲α6500+SIGMA56mmF1.4 56mm F1.4 ISO100
F8.0
▲α6500+ソニー SEL1655G 55mm F8.0 ISO1000
▲α6500+SIGMA56mmF1.4 56mm F8.0 ISO1250
ソニー SEL1655GとSIGMA DC DNシリーズの比較スペック
SEL1655G | SIGMA16mm F1.4 | SIGMA 30mm F1.4 | SIGMA 56mm F1.4 | |
焦点距離 | 16-55 | 16 | 30 | 56 |
35mm換算 | 24-82.5 | 24 | 45 | 84 |
レンズ構成 | 12-17 | 13-16 | 7-9 | 6-10 |
開放絞り | 2.8 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
最小絞り | 22 | 16 | 16 | 16 |
円形絞り | ●9枚 | ●9枚 | ●9枚 | ●9枚 |
最短撮影距離m | 0.33 | 0.25 | 0.3 | 0.5 |
最短撮影倍率 | 0.2 | 0.1 | 0.14 | 0.13 |
フィルター径 | 67 | 67 | 52 | 55 |
手ぶれ補正 | × | × | × | × |
サイズ | 73×100 | 72.2×92.3 | 64.8×73.3 | 66.5×59.5 |
質量 | 494 | 405 | 265 | 280 |
発売日 | 2019.10.11 | |||
価格 | 137,610円 | 41,456円 | 31,198円 | 40,635円 |
SEL1655G | SIGMA16mm F1.4 | SIGMA 30mm F1.4 | SIGMA 56mm F1.4 |
▼各レンズの記事は以下を参考にしてみてください。


好きな普段よく使う焦点距離だけ購入してもいいですし、3本揃えても115,000円くらいです。
SEL1655Gはα6600に最適のレンズ
11月1日に発売されるAPS-Cのフラッグシップのa6600とやっぱり一緒に使ってみたいですよね。
このレンズには手ぶれ補正が付いていないので、ボディ内ブレ補正内蔵のα6600が撮影時に大きくフォローしてくれると思います(α6500もボディ内手ぶれ補正内蔵)

最後に
遂にソニーのミラーレス APS-C用として登場したF2.8通しの標準ズームレンズですが、APS-Cユーザーとしては待っていた人もいいのではないでしょうか?
発売日も10月25日から10月11日と前倒しになり、その後APS-Cのフラッグシップのa6600も発売されます。

α6600を購入するならこのレンズを購入する事を検討する人も多いはずです。この組合せなら望遠を必要としない人なら、無難な組合せですよね。値段は高いですが・・・
NEX時代からAPS-C機を使っていたので、現段階での最強の組合せでソニーのミラーレスの進化を試してみたいです。
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