こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
今回はViltroxの新しいシーリーズ「NEO」の第一弾
「Viltrox AF 85mm F2 EVO FE」の紹介です。
商品提供:Viltrox
Virtoxのレンズ

まず、僕もこれまでに数々のViltroxのレンズを提供いただき試させていただきました。
ただ、Viltroxのこれまでのレンズのラインナップは極端でした。
高級ラインか、入門向けかの2パターン。
-
PRO/LABシリーズ:本気の光学性能・金属鏡筒・高価格帯(F1.2系とか)
-
Airシリーズ:超軽量・樹脂ボディ・低価格(F1.7〜F2.8クラス)
その間がずっとスッポリ抜けていました
そこを埋めるのが、このEVOシリーズ=“中核ライン”です。
つまりEVOは、
“PROほど重厚じゃないけど、Airより質感も描写も上”
っていう日常と本格のちょうど真ん中ライン。
EVO=Evolution of Essentials(必需品の進化)」の本質って、
まさに “普段使いする定番レンズを、上質に磨き上げた” って感じです
VILTROXのEVOシリーズは、まさに「日常使いでも画質に妥協はしたくない。でも、価格は抑えたい」という、最も多くの写真愛好家が持つであろう理想を形にしたシリーズです。
- 「妥協しない」ポイント
- 光学性能: PROやLABシリーズのような極端なスペック(例: F1.2)ではありませんが、F2.0といった実用的な明るさの中で、最新のカメラでも満足できる非常に高いシャープネスと美しいボケ味を実現しています。日常や作品撮りで「写りが物足りない」と感じることはまずないでしょう。
- ビルドクオリティと操作性: 防塵防滴への配慮やFnボタンなど、使い勝手の良さもしっかりと作り込まれており、「安かろう悪かろう」では決してありません。
- 「コスパの良さ」の理由
- 極端に明るいレンズ(大口径レンズ)は、大きく、重く、そして非常に高価になります。EVOシリーズは、多くのユーザーにとって十分すぎる性能にスペックを最適化することで、PROシリーズなどと比較して圧倒的に優れた価格を実現しています。
結論として、EVOシリーズは「高性能レンズを、もっと身近に」をコンセプトにした、現代のスタンダードレンズと言えます。
「プロ向けの最高級レンズは手が出ないけど、キットレンズからは卒業して、写真の世界にどっぷり浸かりたい」
そう考えるユーザーにとって、これ以上ないほど魅力的な選択肢になるはずです。
VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FEスペックと特徴
- 「定番レンズを、再定義する。」
Viltroxが考える“日常の必需品”を、より高品質で洗練された存在へ。 - 端から端まで、シャープで精密な描写。 F2開放から高コントラストで、細部までクリアに。
- 軽量340g。どこへでも持ち出せる創造力。 小型ボディが撮影の自由を広げる。
- 精密な光学設計が生む、純粋でクリアな描写。 色収差を抑え、逆光でも抜けの良いトーンを実現。
- F2が描く、奥行きとディテール。 柔らかく溶けるボケと、夜でも冴える立体感。
- 最短撮影距離0.74m。被写体に寄って魅せる。 クローズアップでも豊かな表現力。
- 高速・高精度・静音のオートフォーカス。 STMモーターでスムーズかつ静かな駆動。
- “黄金の85mm”が描く、自然で美しい遠近感。 ポートレートや日常スナップに最適。
- 直感的な操作で、思い通りのコントロール。 AF/MF切替、Fnボタン、クリック切替式絞りリングを搭載。
- 信頼できる堅牢な設計。 防滴・防汚対応で安心して持ち出せる。
- 細部までこだわった快適設計。 USB-CポートでのFW更新、丸型フードを標準付属。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FE |
| 絞り | F2.0 – F16 |
| レンズ構成 | 8群10枚 |
| 特殊レンズ | 高屈折率レンズ2枚、特殊低分散レンズ2枚 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| フォーカスモーター | STM |
| 最短撮影距離 | 0.74m |
| 最大撮影倍率 | 0.13倍 |
| フィルター径 | 58mm |
| サイズ | ø69mm x 76mm |
| 重量 | 約340g |
| 主な特徴 | ・AF/MFスイッチ、クリックスイッチ、Fnボタン搭載 ・防汚・撥水コーティング ・高速で静粛なSTMオートフォーカス ・顔/瞳検出に対応 |

Viltrox AF 85mm F2.0 EVO FE vs SONY FE 85mm F1.8 比較表
| 項目 | Viltrox AF 85mm F2.0 EVO FE | SONY FE 85mm F1.8 |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 85mm(フルサイズ対応) | 85mm(フルサイズ対応) |
| 開放絞り | F2.0 | F1.8 |
| レンズ構成 | 10群8枚(HR×2、ED×2) | 8群9枚 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.74m | 0.8m |
| フィルター径 | 58mm | 67mm |
| サイズ(最大径×長さ) | 約φ69×76mm | 約φ78×82mm |
| 重量 | 約340g | 約371g |
| AFモーター | STMステッピングモーター | ダブルリニアモーター |
| 特徴 | 防滴構造・防汚コート・Fnボタン搭載・クリック切替式絞りリング・USB-CポートでFW更新 | シンプル・高速AF・カスタムボタンなし・防滴設計 |
| 価格 | 45,400円 | 62,750円 |
ViltroxはF2スタートながら340gと非常に軽量で、操作系も充実。
一方のSonyは純正らしい安定性とF1.8の明るさが強み。
描写の方向性としては、Sonyは硬めでキリッとした写り、Viltroxは柔らかめでナチュラルなトーン。
外観など
続いて外観などをチェック

同梱物は以下です
レンズ本体
レンズキャップ前後
フード
ポーチ

レンズ本体はPROシリーズと非常に似ています
アルミニウム合金で4万円台のレンズとしては良い出来です

EVOシリーズのロゴが入っています

絞りリングもしっかり搭載


左側にはAF/MFの切り替えスイッチとFnボタンを搭載

右側には絞りリングのクリック音のONOFFスイッチ搭載


レンズは防汚・撥水加工が施されています

絞り羽は9枚


α7IVに装着した時

85mm F2のレンズとしては非常にコンパクトにまとまっています

フードを付けると1.5倍くらい全長が伸びます



外観は4万円台のレンズとしては、しっかりしていて、それでいてコンパクトに収まっているのが良いポイントです。
作例



































写りに関しては開放からシャープで、絞ってしまえば写りも上出来です。
開放では周辺減光があるもののF4くらいまで絞ると解消されていきます
まとめ
この「VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FE」は、ただシャープに写るだけのレンズではありません。
- ポートレートで、人の魅力を最大限に引き出したい人
- 日常の何気ない風景を、作品のように切り取りたい人
- 写真のクオリティをもう一段階アップさせたい人
そんなすべての人におすすめできる、新しい時代の「神レンズ」です。
ぜひこのレンズで、感動的な一枚を撮ってみてください。
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