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【新シリーズ】Viltrox AF 85mm F2 EVO FE 作例と使用など / ちょうどいいレンズ出ました

レビュー
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

今回はViltroxの新しいシーリーズ「NEO」の第一弾

Viltrox AF 85mm F2 EVO FE」の紹介です。

商品提供:Viltrox

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Virtoxのレンズ

まず、僕もこれまでに数々のViltroxのレンズを提供いただき試させていただきました。

ただ、Viltroxのこれまでのレンズのラインナップは極端でした。

高級ラインか、入門向けかの2パターン。

  • PRO/LABシリーズ:本気の光学性能・金属鏡筒・高価格帯(F1.2系とか)

  • Airシリーズ:超軽量・樹脂ボディ・低価格(F1.7〜F2.8クラス)

その間がずっとスッポリ抜けていました
そこを埋めるのが、このEVOシリーズ=“中核ライン”です。

つまりEVOは、

“PROほど重厚じゃないけど、Airより質感も描写も上”
っていう日常と本格のちょうど真ん中ライン

EVO=Evolution of Essentials(必需品の進化)」の本質って、
まさに “普段使いする定番レンズを、上質に磨き上げた” って感じです

VILTROXのEVOシリーズは、まさに「日常使いでも画質に妥協はしたくない。でも、価格は抑えたい」という、最も多くの写真愛好家が持つであろう理想を形にしたシリーズです。

  • 「妥協しない」ポイント
    • 光学性能: PROやLABシリーズのような極端なスペック(例: F1.2)ではありませんが、F2.0といった実用的な明るさの中で、最新のカメラでも満足できる非常に高いシャープネスと美しいボケ味を実現しています。日常や作品撮りで「写りが物足りない」と感じることはまずないでしょう。
    • ビルドクオリティと操作性: 防塵防滴への配慮やFnボタンなど、使い勝手の良さもしっかりと作り込まれており、「安かろう悪かろう」では決してありません。
  • 「コスパの良さ」の理由
    • 極端に明るいレンズ(大口径レンズ)は、大きく、重く、そして非常に高価になります。EVOシリーズは、多くのユーザーにとって十分すぎる性能にスペックを最適化することで、PROシリーズなどと比較して圧倒的に優れた価格を実現しています。

結論として、EVOシリーズは「高性能レンズを、もっと身近に」をコンセプトにした、現代のスタンダードレンズと言えます。

「プロ向けの最高級レンズは手が出ないけど、キットレンズからは卒業して、写真の世界にどっぷり浸かりたい」

そう考えるユーザーにとって、これ以上ないほど魅力的な選択肢になるはずです。

VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FEスペックと特徴

  • 「定番レンズを、再定義する。」
    Viltroxが考える“日常の必需品”を、より高品質で洗練された存在へ。
  • 端から端まで、シャープで精密な描写。 F2開放から高コントラストで、細部までクリアに。
  • 軽量340g。どこへでも持ち出せる創造力。 小型ボディが撮影の自由を広げる。
  • 精密な光学設計が生む、純粋でクリアな描写。 色収差を抑え、逆光でも抜けの良いトーンを実現。
  • F2が描く、奥行きとディテール。 柔らかく溶けるボケと、夜でも冴える立体感。
  • 最短撮影距離0.74m。被写体に寄って魅せる。 クローズアップでも豊かな表現力。
  • 高速・高精度・静音のオートフォーカス。 STMモーターでスムーズかつ静かな駆動。
  • “黄金の85mm”が描く、自然で美しい遠近感。 ポートレートや日常スナップに最適。
  • 直感的な操作で、思い通りのコントロール。 AF/MF切替、Fnボタン、クリック切替式絞りリングを搭載。
  • 信頼できる堅牢な設計。 防滴・防汚対応で安心して持ち出せる。
  • 細部までこだわった快適設計。 USB-CポートでのFW更新、丸型フードを標準付属。
項目 仕様
製品名 VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FE
絞り F2.0 – F16
レンズ構成 8群10枚
特殊レンズ 高屈折率レンズ2枚、特殊低分散レンズ2枚
絞り羽根枚数 9枚
フォーカスモーター STM
最短撮影距離 0.74m
最大撮影倍率 0.13倍
フィルター径 58mm
サイズ ø69mm x 76mm
重量 約340g
主な特徴 ・AF/MFスイッチ、クリックスイッチ、Fnボタン搭載
・防汚・撥水コーティング
・高速で静粛なSTMオートフォーカス
・顔/瞳検出に対応
VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FE スペック表

Viltrox AF 85mm F2.0 EVO FE vs SONY FE 85mm F1.8 比較表

項目 Viltrox AF 85mm F2.0 EVO FE SONY FE 85mm F1.8
焦点距離 85mm(フルサイズ対応) 85mm(フルサイズ対応)
開放絞り F2.0 F1.8
レンズ構成 10群8枚(HR×2、ED×2) 8群9枚
絞り羽根 9枚 9枚
最短撮影距離 0.74m 0.8m
フィルター径 58mm 67mm
サイズ(最大径×長さ) 約φ69×76mm 約φ78×82mm
重量 約340g 約371g
AFモーター STMステッピングモーター ダブルリニアモーター
特徴 防滴構造・防汚コート・Fnボタン搭載・クリック切替式絞りリング・USB-CポートでFW更新 シンプル・高速AF・カスタムボタンなし・防滴設計
価格 45,400円 62,750円

ViltroxはF2スタートながら340gと非常に軽量で、操作系も充実。
一方のSonyは純正らしい安定性とF1.8の明るさが強み。
描写の方向性としては、Sonyは硬めでキリッとした写り、Viltroxは柔らかめでナチュラルなトーン。

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外観など

続いて外観などをチェック

同梱物は以下です

レンズ本体

レンズキャップ前後

フード

ポーチ

レンズ本体はPROシリーズと非常に似ています

アルミニウム合金で4万円台のレンズとしては良い出来です

EVOシリーズのロゴが入っています

絞りリングもしっかり搭載

左側にはAF/MFの切り替えスイッチとFnボタンを搭載

右側には絞りリングのクリック音のONOFFスイッチ搭載

レンズは防汚・撥水加工が施されています

絞り羽は9枚

α7IVに装着した時

85mm F2のレンズとしては非常にコンパクトにまとまっています

フードを付けると1.5倍くらい全長が伸びます

外観は4万円台のレンズとしては、しっかりしていて、それでいてコンパクトに収まっているのが良いポイントです。

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作例

写りに関しては開放からシャープで、絞ってしまえば写りも上出来です。

開放では周辺減光があるもののF4くらいまで絞ると解消されていきます


 

まとめ

この「VILTROX AF 85mm F2.0 EVO FE」は、ただシャープに写るだけのレンズではありません。

  • ポートレートで、人の魅力を最大限に引き出したい人
  • 日常の何気ない風景を、作品のように切り取りたい人
  • 写真のクオリティをもう一段階アップさせたい人

そんなすべての人におすすめできる、新しい時代の「神レンズ」です。

ぜひこのレンズで、感動的な一枚を撮ってみてください。

YouTubeにもレビュー動画をアップしています。

よかったらチェックしてみて下さい。

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