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ZV-E10 II が届いた!手ブレ補正 アクティブ ZV-E10と比較!/ ファーストインプレッション

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Yuu
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ソニーのVLOGCAM ZV-E10 II が発売日に届きました。

本体と付属品の全てです

発表時は購入を迷っていましたが、結果的に手元に届いて使ってみると満足いく仕上がりになっていて、購入してよかったと思っています。

コンパクトで軽量なミラーレス一眼で、操作もストレスを感じないカメラを求めていました。

まだ到着した日の数時間しか使えていませんが、求めていたカメラに近く感触はいい感じです。

と言うことで、ZV-E10 IIで、購入前に迷っていた一番気になっていたのが

動画の手ブレ補正です。

ZV-E10の手ブレ補正があまり好きじゃなかったので、後継機は手ブレ補正に期待していました。

しかし・・・

実際にZV-E10 IIが発表されてみると、

ボディ内手ブレ補正がなく

またまた電子手ブレ補正だけじゃないですか笑

これはかなり失望しました笑

 

ただ、ソニーストアの先行展示を触りに行った時に、

ストア内をZV-E10IIを持って歩かせてもらいました。

体感的にZV-E10より手ブレ補正が良くなっていると感じたんです。

その感じを信じて今回は購入に至ったわけです。(手ブレ補正については後ほど記載します)

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ZV-E10IIはかなり進化した

▲発売日に届いたZV-E10II

ZV-E10IIは、ソニーの新しい画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載して全てが生まれ変わりました。

処理能力はZV-E10から比べると約8倍とアップしているようです。

(新しいと言っても既に「BIONZ XR」が初めて搭載されたα7SIIIからは4年が経とうとしています笑」

さらに動画性能は

動画は最大で4K60pまで撮影可能です。

(ただ4K60pは、試し撮りして確認したら約1.06倍のクロップが生じました。)

4K30pでは今回はノンクロップです。(これは、のちに紹介する手ブレ補正にも嬉しい影響を与えています)

また、S&Qモードも4K記録に対応したり、タイムラプス動画もカメラ内で生成できるようになりました。

それ以外にも、S-CinetoneやCinematic VLOG設定など動画を撮る時のルックも大きな進化が見られます。

またメニュー画面も一新して、タッチパネルでメニュー操作も可能になりました。

他にもレスポンスも非常に速くなって、ほぼストレス無しで操作や設定の変更が可能です。

バッテリーもNP-FZ100の容量が大きいタイプ(左)になりました。

その影響もありグリップも大きくなっています。(左がZV-E10II)

このグリップが大きくなった事はめちゃくちゃいいです

かなり持ちやすくなっています!

ZV-E10は少しキットレンズより大きめのレンズを付けると持ちにくく感じました。

ZV-E10IIでは、通常の大きさのレンズくらいだと持ちにくいとは感じにくくなりました。ここもかなりの進化ポイントです。

あとは、ZV-E10の不満だった

静止画、動画、S&Qの切り替えボタンが、スイッチ式になりました。

これは本当に使いにくかったので嬉しいですね。S&Qほとん使わないのに静止画と写真を切り替える度に、S&Qが出てくる笑 この部分は本当にストレスでした。

あと、静止画と動画の独立した設定ができるようになったのも大きなポイントです。

でも、電源のオンオフがやりにくくなりました笑

まあ、モニターの開閉でパワーセーブできるので耐えます!

あとはカードもUHS-II対応になりました。

XAVC S-Iなどの記録が可能になったのでV90対応のSDカードやXAVC S-Iを使わない場合でもV60のSDカードを用意した方がいいでしょう。

使って直ぐに気になった点があるので書かせてください!

 

シャッターボタンが押しにくい?

 

と言うか、半押しAFまでの押し込む距離?が、半押しじゃなく8割くらい押し込まないと反応しません

普段メニュー画面とかから撮影画面に戻る時もシャッターボタン軽く押して戻っているので、この時にも影響してかなり押し込まないと反応しません笑

 

今紹介した大半部分は、αシリーズでは既に対応になっていたけど、これでZV-E10シリーズも使いやすくなったと言った印象です。

あとレンズキットのレンズも新しくなっています。光学性能はそのままですが、内部のシステム等が改善されています。

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4K30pの手ブレ補正 アクティブは進化した

とりあえず、まだまだHPには載っていない使いやすくなった機能はありますが、また別の記事に追々書いていきます。

と言う事で、ZV-E10IIの一番気になっていた点が、

動画の手ブレ補正「アクティブ」です。

ZV-E10IIにはボディ内手ブレ補正が非搭載のため、

このアクティブは

電子式の補正になります。

α7SIIIやα7IV、α6700などはボディ内手ブレ補正が搭載していて、

動画の手ブレ補正「アクティブ」は

光学式なんですね。

なので、光学式と電子式の補正は、僕的には全然違うと思っていて、

光学式の方が補正力も扱いやすさも上です。

ここでは光学式のメリットは省略します。

ZV-E10IIの電子式のアクティブは強くなった

では、今回のZV-E10 IIの電子式はどんな感じなのか??

僕がZV-E10IIを購入してから真っ先に試したかったのが、この動画の手ブレ補正アクティブです。

今回のテストでは4K30pのみZV-E10IIとZV-E10 で手ブレ補正アクティブの比較してみました。

▲こちらの動画を見てもらうと分かるように、ZV-E10IIのアクティブの方が強くなっています。

理由は、画像処理エンジン「BIONZ XR」になり処理速度が約8倍になったと言う点と、

特に4K30pでは違いが大きく、

ZV-E10IIは4K30p時でもクロップされない事も影しているのではと感じます。

動画の目次

02:50 ZV-E10 IIとE10比較

03:19 アクティブ歩き

04:38 アクティブ自撮り

05:20 もう一度比較

07:02 カタリスタ 手ブレ補正比較

08:16 SONY E 11mm F1.8 手ブレ補正チェック

10:03 サードパーティ SIGMA 18-50mm F2.8 手ブレチェック

動画の目次も貼っていますので、参考にしてみてください。

それと、サードパーティのレンズでも確認しました。

光学式のα6700などの場合は純正レンズに最適化されていています。ただZV-E10IIの場合はどうでしょう??

「10:03 サードパーティ SIGMA 18-50mm F2.8 手ブレチェック」

今回のテストではSIGMA 18-50mm F2.8で試しましたが、純正レンズと変わらないかな?言った印象でした。

動画のクロップ率や画像処理エンジの影響

ZV-E10IIの手ブレ補正が進化しているのは、クロップ率や画像処理エンジンの進化にあると思います。

動画のクロップ率

ZV-E10IIとZV-E10 の動画のクロップと手ブレ補正アクティブのクロップ率は、僕が実際に撮影して調べたら以下のような感じでした。(実際に撮影した動画をPremiere Proに入れて 倍率を比べた方法です)

多少の誤差はあるかと思いますが参考程度に。

ZV-E10II ZV-E10
スタンダード
4K24p なし なし
4K30p なし 約1.23倍
4K60p 約1.06倍 記録不可
アクティブ(スタンダードからのクロップ)
4K24p 約1.33倍 約1.45倍
4K30p 約1.33倍 約1.18倍(元からは約1.45倍)
4K60p 約1.33倍(元からは約1.4倍) 記録不可

※ZV-E10のアクティブのクロップは約1.45倍 と訂正しました

この表から見てもらうと

特に4K30pでは、

ZV-E10はスタンダードで約1.23倍クロップされます。そしてアクティブでは約1.18倍です。

一方、ZV-E10IIは、スタンダードはノンクロップ。そこからアクティブは約1.33倍

アクティブのクロップ率が違うことが分かります。

ZV-E10 IIの方がクロップ率が大きく、補正が向上しているのだと感じます。

さらに画像処理エンジンの向上もあって、全体的に手ブレ補正も向上していると予想しています。

ZV-E10IIとE10の動画やアクティブ補正のクロップ率
今回は、ZV-E10 IIとE10の動画のクロップ

▲ZV-E10IIの動画のクロップに関しては上の記事にもアップしているので参考に

 

では、両機種クロップ無しの4K24pではどうなの??ってところですが、これはまだ試せていません。

ただ、あくまでも推測ですが処理エンジンが新しくなり処理能力が8倍になったことで、手ブレの処理も進化してるではと思います。4K24pについては後日確かめてみます。

▼ 後日、24pについても手ブレ補正の比較を試してきました。

24pの時も、ZV-E10 IIの手ブレ補正は向上していました。

動画の目次

00:00 はじめに

02:33 4K30p比較

03:09 4K24p比較

05:13 シューティンググリップ付けて歩く

07:21 レンズ新旧交換して撮影

09:58 ZV-E10II 手ブレ補正が向上した理由

14:15 電子式手ぶれ補正の使い方

17:06 最後に

と言う感じで、ZV-E10 IIの手ブレ補正は、ZV-E10 より向上しています。

 

ただ、アクションカメラのような滑らかなブレ補正ではないので、

完璧を求める場合はアクションカメラやDJI Osmo Pocket 3がおすすめ。

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夜の手持ちの歩き動画は?

動画の「13:24 夜の歩き撮り」 からは、暗くなってからの歩き撮りです。

これはいくらZV-E10から手ブレ補正が強くなったからと言って、

普通に手持ちで歩き撮りすると大変な事になります。

電子補正は非常に癖があるので、普通に手持ちで歩き撮りすると映像がかなり乱れます

 

おすすめの設定は

SモードやMモードで、シャタースピードを1/125秒〜1/200秒くらいに固定する点です。

暗くなると、オートやAモードなどは、どうしても明るく撮ろうとしてシャッタースピードが1/30秒や1/60秒になります。

シャッタースピードが1/30秒や1/60秒になるとモーションブラーが発生します。

このモーションブラーが電子補正と一緒に補正されてしまい、残像ブレが逆に起こり映像が見にくくなります

そのため、シャッタースピードは速くする必要があります。(α6700などの光学式はこの点を気にしなくても大丈夫)

※これは明るい時間帯でも同じ事が言えます。電子手ブレ補正のみで手持ちで歩く時はシャッタースピードはモーションブラーがでない設定にしましょう。

 

そして、ここでもう一つ問題が。

夜なのでシャッタースピード速くしてしまうと暗くなるので、ISO感度上げるか、F値を小さいくする(背景ボケのボケる側でもOK)必要があります。

より映像を綺麗に撮るならF値の小さい明るいレンズを使うことをお勧めします。

 

F1.8以下ができたらお勧め。(F2.8でギリギリかな)

▲純正だとこの2点はお勧め。11mmは今回の試し撮りで使いました。

▲F2.8だけど気になる。(手ブレ補正のテストでサードパーティも普通に効いていたから)

どうしても、夜手持ちで歩く場合は

・SモードやMモードで

 シャッタースピード:1/125秒〜1/200秒くらいに

・明るいレンズを使う

この2点さえ守ると、オートで撮るよりかマシになると思います。

(ただシャッタースピードは速くするとフリッカーの原因になるので、実際に調整しながら設定してください。

また、シャッタースピードを速くすると暗くなる分、ISO感度が上がるので映像が鮮明では無くなります)

 

これがめんどくさい場合や、綺麗に撮影したい場合は、ジンバルを使ってください。

アクティブの時はISO感度は6400まで

今までソニーのカメラではこの仕様はなかったと思いますが、

ZV-E10 IIの手ブレ補正 アクティブは、どのカラープロファイルでもISO感度は6400が上限となります。

こう言った事も含めて、夜に手持ちで歩く際は、明るいレンズを使った方が良いでしょう。

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静止画は?

静止画についても少し触れておきます。

静止画はセンサーが新しくなり

有効約2600万画素(静止画時)の

APS-C裏面照射型Exmor R (CMOSセンサーを搭載です。

ただ、一番欲しかったボディ内手ブレ補正は非搭載なので、レンズ内に手ブレ補正がないレンズを使う時は気を遣います。

またメカシャッターが無くなり電子シャッターのみなので、ローリングシャッターの歪みやフリッカーなども生じます。

この日は手ブレ補正のテストで疲れてしまったので、写真は適当に何枚か撮ったのみです。

途中からSIGMA 18-50mm F2.8を付けて動画を撮っていたので、レンズを変えずにそのまま写真も撮っていました。

ZV-E10 IIはボディ内手ブレ補正がないので、手ブレしないシャッタースピードを保つようにしています。

そこで、AモードやPモードを多用している僕に役立つのが「ISOオート低速限界」です。今回は1/200秒に設定して撮影しました。

ここは広く撮りたいと思い SONYのE 11mm F1.8 に変えて撮影。

またここからはSIGMAのレンズに変えて撮影。

空がいい色に。

このシーンは、噴水の光の演出を切り取った写真です。シャッタースピードを2500秒まで速くしているので、フリッカーが出ています。

暗くなってきたので手ブレを防ぐためにシャッタースピードを1/100秒で撮っています。

そしてレンズは、再び11mm F1.8へ。

フリッカーのテスト。電子シャッターのみなので、ショップの灯りのLEDなどには注意です。

これは1/800秒で撮影です。両サイドの白色の照明の部分に黒色のボーダーが入っています。これがフリッカーです。

対策としてはシャッタースピードを遅くすることです。こちらは1/160秒で撮影。

フリッカーは消えました。

と言うとで、ボディ内手ブレ補正がない点と電子シャッターのみなので、夜の撮影や屋内では特に注意が必要です。

レンズ内に手ブレ補正があればもう少し設定は変えれるかと思います。

 

ちなみにこの時点ではRAWデータは、AdobeのCamera RAWに対応していないため撮って出しになります。

 

どうしてもRAW現像したい場合はソニー純正ソフトで可能です。

Imaging Edge Desktop | ソニー
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最後に

今回は手ブレ補正の比較と夜に少し試した程度ですが、

特に気になっていた手ブレ補正は進化していて、電子手ブレ補正だけですがなんとかやっていけそうです。

特に長時間の歩き動画や激しい動きはアクションカメラやDJI Omos Pocket3などの専用カメラに任せて、

日常のVLOGを撮るなど、レンズを交換して雰囲気のある映像を撮るなど活躍してくれそうです。

操作性も今のところ問題なしで使いやすくなりました。

BIONZ XRの搭載したカメラで、軽くてコンパクトで操作しやすいカメラを求めていたので、これからはVLOGカメラとしてどんどん使っていきます。

おすすめレンズ
SDカード

▲通常使いならV60でOKです

▲記録方式のXAVC S-I 4Kで撮影する場合はV90のSDカードが必要

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