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【レビュー】おすすめ可変NDフィルター 色被りが少ない | NiSi TRUE COLOR VARIO 1-5stops(ND2-32)

レビュー
この記事は約6分で読めます。

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

僕の可変NDフィルター探しはこれでとりあえず終わりにします。

と言う事で、今回は可変NDフィルターの紹介です。

今回紹介するのはNiSiの可変NDフィルター先月11月に発売されたばかりの「NiSi 可変NDフィルター TRUE COLOR VARIO 1-5stops」です。

このNDフィルターを購入して問題が解決した事・色被りがほとんどない。

左がフィルターなし。右が今回紹介するフィルターを付けた時。

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NiSi 可変NDフィルター TRUE COLOR VARIO 1-5stops

それでは、NiSi 可変NDフィルター TRUE COLOR VARIO 1-5stopsの紹介をしていきます。

冒頭で書いたように、このフィルターは名前の「TRUE COLOR 」の通り、本当に近い色を再現してくれます。

僕の可変NDフィルターの選ぶポイントは、色被りが抑えられている事です。

今までのNiSiのフィルター 左1.5-5stop(青い)右5-9Stop (黄色い)

前のモデルの可変NDフィルターも持っていますが、1.5-5Stopのものは青被りが酷く(写真参照)、5-9Stopのフィルターは黄色被りが酷く、あまり使っていませんでした。

そのため、少し高価になりますが、色被りのほとんど無いKenkoの「バリアブルNDX II」を愛用しています。

▲可変NDフィルター探しは永遠の課題でした笑

この数年間で色々なメーカーのいろいろなタイプの可変NDフィルターに手を出してきましたが、色被りの少ないものはこのKenkoのバリアブル NDX IIくらいでした。

 

しかし、このKenkoのフィルターは一番小さいサイズでも67mmなので、普段49mmとかの小型のレンズをよく使う僕としてはやや大きめで、ステップアップリングを付けると小型のレンズがやや大きくなってしまっていました。そのため色被りの少ない「バリアブルNDX II」の小さいタイプが出ないかとずっと思っていました。

そんな時に、待望の色被りがほとんど無い可変NDフィルターがNiSiから発売されたので即購入でした。

特徴

外観はブラックとシルバーの2色の配列になっています。

ややリングの回す時の感覚は前のモデルよりはキツめ。

NDの濃度は1-5ストップ

NDの濃度は1-5ストップ。ND2-32の効果があります。前のモデルは1.5ストップからだったので、最小濃度が薄くなっているので、非常にポイントが高いです。

静止画と動画をよく撮るので、静止画の時は最初が濃いとISOやシャッタースピードが遅くなったりとスナップを撮る時に外す事がよくありましたが、少しでも濃度が薄くなってくれる事は嬉しいです。

Xムラを抑えた設計

可変NDフィルターは、構造上Xムラは出るものです。

しかし、ND32くらいまでのところで止めて、それ以上は動かない可変NDフィルターも販売されていて、NiSiのタイプはこちらになります。

僕の愛用しているKenkoの可変NDは最大ND450までなので、広角レンズを使うとND64くらいからXムラが出ます。しかし、Xムラが出やすいの広角レンズの時であって、中望遠とか望遠レンズを使うとフィルターの中心付近を使うのでXムラは出にくくなります。そのため、昼間に動画撮影で開放で撮りたいときは、こう言った濃い濃度の可変NDの方が好きです。

NiSi独自のTrue Colorテクノロジー

左がフィルターなし。右が今回紹介するフィルターを付けた時。

個人的に一番気に入っているのはこれです。

True Colorテクノロジーを採用していて、可変NDの課題である色被りを解消してくれています。

ARコーティング

ナノコーティング技術でゴーストやフレアを抑え、解像感のあるクリアな映像が得られるとの事で、確かに逆光でもフレアはほとんどなかったです。

撥水防汚コーティング

フィルター表面についた水滴や指紋をサッと拭くだけで綺麗に取ることができます。

(Kenkoのバリアブル NDXIIはこのあたりのコーティングはなし)

紫外線や高温への耐久性

紫外線や高温への耐久性と言う事で、NDフィルターは 紫外線や高温下に長時間晒されることで変色し、経年劣化で約2年くらいで寿命が来ると言われています。

今回のNiSiのTrue Colorテクノロジーは紫外線や熱に強いフィルムを採用することでこの問題を解決し、過酷な環境でも長年使い続けられるとの事です。

付属品

付属品は専用のケース、キャップ、取手が付いています。

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気になる点

・ND32まで

Xムラを出さないようにND32でストップしているために、動画撮影において晴天の屋外では明るいレンズの開放では限界がある点です。そのため、明るいレンズで開放で撮りたい場合は単品のNDなどを重ねて濃くする必要があります。

以下はこのフィルターに限った事ではなく可変NDフィルターに言える事です。

・周辺減光

これは可変NDフィルターの構造上、2枚重ねのフィルター構造上のために広角レンズを使うと周辺の減光は避けて通れない点です。これが気になる方は単品のNDをお勧めです。

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α7SIIIにSEL24F28Gを付けてF2.8 ISO200 WB太陽光で撮影した時の写真です。

どうしても可変NDフィルターはCPLフィルターを重ねているので、ビルなどの反射があるところは濃くなります。

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最後に

▲YouTubeにもアップして、Kekonや前のNDフィルターとの色比較などしています。

色被りの少ない小さいサイズの可変NDをずっと待ち望んでいましたが、遂にNiSiから登場してくれて助かりました。

そして、前モデルは最小濃度が1.5StopでND3くらいからのスタートで、KenkoもND2.5からスタートだったので、理想としては最小濃度の小さい可変NDフィルターを望んでいたのでND2からのスタートは嬉しい限りです。

Kenkoのバリアブル NDX IIはND450まで使えますが、価格が3万円程しますので、同等の色被りの少なさで1万円台から2万円台で購入できるのは非常にコスパが良いです。

とりあえず、これで僕の可変NDフィルター探しは落ち着きそうです。

▲動画撮影でNDフィルターが必要な理由も解説しています。

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