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ZHIYUN CRANE M3 レビュー | コンパクトなパワフルなジンバル α7S IIIまで乗ってしまう

レビュー
この記事は約10分で読めます。

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

待望のジンバルが発表されました。

ZHIYUNのCRANE M3 です。

僕が使っていたCRANE M2の後継機です。今回は先行レビューにより国内発表に先駆けて使わせて頂いておりました。

※ZHIYUN国内代理店様より提供して頂きました。

CRANE Mシリーズはコンパクトなジンバルのカテゴリーでスマホからアクションカム、コンデジや小型なミラーレスが乗る非常に扱いやすく取り回しの効くジンバルです。

そのCRANE Mシリーズの待望の新作は大幅にアップデートして帰ってきました。

YouTubeには先行してレビューと作例をアップしています。

▲レビュー

動画の目次

00:00 はじめに

01:17 特徴紹介

05:26 実際にカメラを載せて撮影

08:01 モード説明

09:51 良い点

12:55 気になる点

13:54 セット内容

15:34 作例 α7SIII

▲作例:α7S III+ SEL40F28Gの組み合わせで撮影しました。

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CRANE M3は大幅に進化

まずCRANE M3の特徴を見る前に、軽くスペックを見ておきます。

CRANE M3 CRANE M2
ペイロード 不明 720g
重さ 730g 500g
サイズ 291*155*72.5mm 267*138*69mm
バッテリー時間 8h 7h
充電時間 2h(急速充電対応) 3h
モニター タッチパネル対応

1.22型

0.78型
コントロールホイール
カメラの設定
LEDライト
マイク接続
有線コントロール
ワイヤレスコントロール
クイックリリースプレート
ロック機構 3箇所 1箇所
記憶機構 ロール軸
アプリ対応

CRANE M3のペイロードは公表されていませんが、従来通りスマホ、アクションカム、コンデジ、小型のミラーレスも乗せて使うことが可能です。そして、今回は重めのフルサイズミラーレス一眼が乗ります。つまり僕の持っているα7S IIIと軽めの単焦点との組み合わせならバランスを取ることが可能です。

それでは、前モデルのM2から大幅な進化を遂げたM3ですが、どのよう点が進化したのかみておきます。

①モーターパワーが進化

今回のM3は、なんとフルサイズミラーレス一眼のα7S IIIまで乗ってしまうモーターパワーを持っています。(レンズは小型のものと組み合わせ)

カメラとレンズの組み合わせは、メーカが出しているカメラ互換性リストを参考に

そして、従来通りスマホ、アクションカム、コンデジ、小型のミラーレスも乗せて使うことが可能です。

ペイロード自体は公開されていませんが、僕的にはα7S IIIを使うときはWEEBILL Sを使っていたので、コンパクトなジンバルに乗るのは大変嬉しいことです。

②コンパクト

CRANE M3 CRANE M2
ペイロード 不明 720g
重さ 730g 500g
サイズ 291*155*72.5mm 267*138*69mm

サイズ的にはM2とあまり変わらないんです。重さは少し重くなっていますが。フルサイズが乗ってしまうのにこのサイズは凄く気に入っています。ジンバルを持ち運ぶのに大きなバックは必要ありません。

③タッチスクリーン

このクラスのジンバルとしては珍しいタッチディスプレイを搭載しています。

ジンバルモード変更はもちろんここから可能で、さらにカメラを乗せた後のキャリブレーションや各軸の調整やジョイスティックなどのスピードを変更可能です。あまりアプリを起動しなくてもほとんどんのことがこのタッチディスプレイでできます。

④ライト搭載

このジンバルはなんとLEDライトを搭載しています。

動画の03:44を見てもらう方が分かりやすいですが、暗いシーンではかなり使うと効果あります。

ライトのケルビンや明るさ調整も可能です。

さらにカラーフィルターが付属しておりマグネットで取り付けが可能です。

⑤マイクも接続可能

なんとこのジンバルはマイクも接続可能です。

マイクはProコンボを購入すると付属しています。

マイクは取材する人は便利に使えますよね。あと先ほどのライトなんかと組み合わせると撮影の幅が大きく広がります。

⑥バランスの取り方がラクに

ジンバルを扱う上で、初心者の方、そして慣れていてもバランスを取る行為は切っても切り離せないものです。

今回は、カメラ側に付けるプレートがクイック式になっていて一度カメラに取り付けるとワンタッチでバランスを崩さずにジンバルから取り外しが可能です。

▲また各軸にロック機構が付いていますので、各軸のバランスを取るときに残りの2軸を固定してバランスを取ることが可能です。

バランスの取り方はYouTubeにアップしています。

⑦その他・・

USB Type-Cポートからの急速充電に対応しています。

そして、約2時間の充電で最大8時間使用可能です。

また、バッテリーが切れた際も、モバイルバッテリーで給電しながらの撮影が可能です。

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良かった点

それではCRANE M3を1ヶ月くらい使いまして、その中でもよかった点を紹介します。

①α7S IIIを載せても安定している

小型のレンズになってしまいますが、動画撮影によく使うα7SIIIが乗ってしまうのはめちゃくちゃ嬉しい事です。

僕が最近よく使っているソニーのコンパクトなGレンズの組み合わせで使えるので全く問題ないです。

他にはギリギリSEL55F18Zとの組み合わせも乗りますが、これはパン軸がギリギリです。

▲実際に05:26 ではα7SIIIとSEL24F28Gとの組み合わせで歩いたり走ったりしている映像を載せています。

▲こちらの動画ではα7S IIIとSEL40F25Gの組み合わせで夜の大阪のイルミネーションを撮影しました。

②コンパクトだけどパワフル

コンパクトなのに、先程書いたようなα7S IIIが乗ってしまうほどパワフルなジンバルです。

そして、M2ではα7Cやα6600は組み合わせるレンズがかなり限られていましたが、M3はSEL20F18GやSIGMA 28-70mm F2.8は普通にのせて使えます。

これはかなりα7Cユーザーなどにはおすすめできるジンバルです。

ただ、ペイロードは公開されてないためにカメラとレンズの組み合わせは、メーカが出しているカメラ互換性リストを参考に。

③質感が向上

M2と比べると質感もかなり向上しています。

M3は、M2に比べるとモニター周りは金属っぽい素材になっていたり、また重たいカメラを載せても安定感のあるグリップになっていたりしています。またボタンのクリック感もM2はパチパチみたいな音でしたが、M3は押し心地が非常に良いです。

④タッチパネルで簡単にモード切り替えが可能

Mボタンでもジンバルモードが切り替え可能ですが、撮影中にタッチモニターですぐにジンバルモードが切り替えられるのは非常にラクです。

⑤ロック機構がありがたい

M2にはバランスを取るときに各軸にロック機構がなかったので、これが搭載された事によってかなりバランスは取りやすくなっています。

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気になる点

気になる点と言えば、ジンバル自体にほぼ不満はありません。

しかし、一番最初に気になった点がありまして、それがタッチパネルの操作性?です。

タッチパネルの前の画面に戻る時がスマホ感覚の操作じゃなくて、左端(画面の真ん中付近からスワイプしても戻れない)をタップするような感じで戻すことができます。これがなんか誤って他のモードを触ってしまうんです笑

なかなか急いでいる時なんかは前の画面に戻り辛い。(まあ、実際に撮影している時は関係ないことです。ジンバルを乗せてキャリブレーションなど設定をする時)

追記最近アップデートでモニターの操作性は改善されています。

あと、YouTubeのレビューでは伝え忘れましたが、気になる点が3点あって、

ひとつ目は、後ろのトリガーボタンを押す間はフォローモードになって欲しい件です。普段はパンフォローモード使っていて、必要に応じて後ろのトリガーボタンを押すとフォローモードになって上や下に追従して欲しい。

2つ目は、このM3の文字が夜の撮影で目立つことです笑

ずっと点灯しっぱなしなので消すことはできません。

あとライトつながりでディズプレイの輝度も変更できないので、夜間は少し眩しく感じます。

3つ目は、個人的にはジンバル運用時には小さいレンズを使うことが多いのであまり気になりませんが、α7SIIIクラスのカメラが乗ると言っても、使用レンズは限られてくる件です。

α7S IIIをメインで使っていて、このジンバルでやや中級クラスの大きさ(400g越え)のレンズになってくるとバランスが取れなくなります。(後ろに下がる余裕がないためにバランスが取れない)

その辺りは、少し気をつけていた方がいいです。

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販売のセット内容

今回のCRANE M3は3種類のセット内容で販売されます。

CRANE M3 標準

 

  • CRANE M3本体 ×1
  • ミニ三脚 ×1
  • ライト用のカラーフィルター
  • USBケーブル
  • 簡易ケース

CRANE M3 コンボ

  • CRANE M3本体 ×1
  • 三脚 ×1
  • ライト用のカラーフィルター
  • USBケーブル
  • 収納バッグ
  • スマホクランプ

CRANE M3 Pro

  • CRANE M3本体 ×1
  • 三脚 ×1
  • ライト用のカラーフィルター
  • USBケーブル
  • 収納バッグ
  • スマホクランプ
  • ベースモジュール
  • マイク

※赤字は標準セットとの違い

Proやコンボには収納バッグが付いています。

こんな感じで小型のミラーレスなら一緒に収納可能です。

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最後に

と言う事で、一足先にCRANE M3を使わせて頂きましたが、個人的には非常に満足しています。

M2と比べると、もう何もかもが進化していると言った感じになります。コンパクトなカメラとレンズの組み合わせが好きな僕にとっては最適なジンバルになります。

a7S IIIは少しレンズを選びますが、a7Cやa6600がコンパクトなジンバルで撮影できるのは非常にありがたいです。

a7S IIIなどの少し大きめのカメラに大型のレンズを付けて運用を考えている人には難しいジンバルになってしまいますが、それ以下の組み合わせで考えている人にとっては良い撮影の道具になります。

 

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