こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
ソニーから新しいVLOGCAM ZV-1Fが発表されました。
ZV-1のレンズが超広角単焦点の20mm F2となって登場です。
ただ、スペック的には良い点やグレードダウンした点もあります。
▲その辺りを含めてYouTubeに動画アップしました。
発売日は10月28日
先行予約は10月19日 10時から
市場推定価格83,000円前後
※シューティンググリップは別売りです
恐らくソニーストアで75,000円くらいになるのではと思ったりしています。(あくまでも予想です)
ただ、シューティンググリップは別売りなので、そう考えると少し高い感じがします。
▲先行展示品を触ってきたので感想を書きました。
ZV-1FとZV1の比較
基本的にセンサーや画像処理エンジンはZV-1と同じです。
そして、VLOGCAMらしく商品レビュー設定や背景ボケ設定や瞳AF、美肌効果や逆光でも顔を明るく写してくれる機能は引き続き搭載されています。
また大きなマイクや風切り音防止のウインドースクリーンなども搭載しています。
ZV-1Fの価格は市場推定価格 ZV-1Fは83,000円。(恐らく70,000円台が実売ではと思います)
ZV-1はAmazonでは80,000円ほど、価格コムの最安値で72,000円(10月13日現在)
ちなみにレンズ交換式のZV-E10はレンズ込みで88,000円くらいです。
※ZV-E10はセンサーがAPS-Cと大き目です。
ZV-1から進化した点
まずZV-1FとZV-1の大きな違いはレンズです。
ZV-1Fは自撮りがしやすい20mmの超広角単焦点レンズを搭載してきました。
その他には、新しいメニューUIになりタッチ操作が可能です。
またα7SIIIなどに搭載している新しい色味のクリエイティブルックが採用されています。
そして、ZV-1では不評だった三脚穴の位置が変更になり、三脚を付けたままでもバッテリーやSDカードの交換が可能になっています。
USBはType-Cとなっています。モード切り替えがZV-E10のようになっています。
ZV-1からのマイナスポイント
個人的にマイナスポイントは、内蔵NDがなくなった点です。その代わり40.5mmのフィルターが付けれるようになっていますが、身軽に使いたいので内蔵NDが欲しかった。
AFがコントラストAFのみで位相差位は非搭載。
VLOGCAM専用なので仕方がないですが、静止画関係がかなり削られています。
RAW記録ができないです。インターバル撮影でタイムラプスを作る時に20mmの超広角を活かしたタイムラプスをRAWから作りたかったです。
電子シャッター搭載されていないのでシャッタースピードが1/4秒までです。そのためインターバル撮影時のスローシャッタもできません。
インターフェースシューが電子接点なしです。ソニーの外付けマイクをつける際はワイヤレスではなく有線での接続になります。
ZV-1FとZV-1の比較表
ZV-1FとZV-1の比較表です。違いを赤文字で記載しています。
ZV-1F | ZV-1 | |
センサータイプ | 1.0型 Exmor RS
CMOSセンサー |
1.0型 Exmor RS
CMOSセンサー |
有効画素数 | 2010万画素 | 2010万画素 |
画像処理エンジン | BIONZ X | BIONZ X |
焦点距離 | 7.6m | 9.4-25.7mm |
35mm版換算 | 20mm | 24-70mm |
開放F値 | F2.0 | F1.8(W時) -2.8(T時) |
静止画
手ブレ補正 |
なし | 光学式 |
最短撮影距離 | 約5cm | 約5cm(W端時)、約30cm(T端時) |
NDフィルター | なし | 3段分 |
フィルター径 | 40.5 | |
光学ズーム | 2.7倍 | |
動画記録 | 4K30p
FHD120p |
4K30p
FHD120p |
動画手ブレ補正 | 電子補正 | 光学+電子補正 |
マイク | 3カプセル | 3カプセル |
背景ボケモード | ● | ● |
商品レビュー用設定 | ● | ● |
美肌モード | ● | ● |
フォーカス | 425点(コントラスト検出方式) | 315点(位相差検出方式)
425点(コントラスト検出方式) |
瞳AF | 人物/動物
人(動画) |
人/動物
人(動画) |
ISO感度 | ISO125-ISO12800
オート(最大ISO6400) |
ISO125-ISO12800 |
シャッタースピード | 1/4-1/32000秒
電子シャッターのみ |
30-1/32000秒 |
連写 | 16コマ/秒 | 24コマ/秒 |
静止画記録
フォーマット |
JPEG | JPEG/RAW |
インターバル撮影 | ● | ● |
S&Q | ● | ● |
クリエイティブ
スタイル |
● | |
クリエイティブ
ルック |
● | |
ピクチャー
プロファイル |
PP1-PP10
S-Log3やHLGなど |
PP1-PP10
S-Log3やHLGなど |
モニター | 3.0型
921万ドット バリアングル |
3.0型
921万ドット バリアングル |
タッチモニター | ● | ●(フォーカスなどのみ) |
WEBカメラ | ● | ● |
USB | TypeC | マイクロUSB |
モード切り替え | 静止画/動画/S&Q | 画面の中から |
IM | 電子接点なし | ● |
実動動画撮影時間 | 約60分 | 約45分 |
給電 | ● | ● |
三脚穴の位置 | バッテリー 交換可能 | バッテリー 交換等不可 |
サイズ | 105.5×60.0x46.4 mm | 約105.5×60.0x43.5 mm |
重さ | 約256g | 294g |
ZV-1F | ZV-1 |
連続撮影時間30分制限あり
最後に
ZV-1持ちの人からすると、グレードアップした点もあるし、グレードダウンして残念な点もあります。
そこにこの価格の価値を見出せるかどうかです。
まあ恐らくこのカメラはVLOGのカメラを使ったことない人(普段スマホでVLOGを撮っている人)をターゲットにしていると思います。
ただ今のスマホは超広角も撮れるし画質も手ブレ補正も優秀なので、商品レビュー設定や背景ボケ設定や瞳AF、美肌効果や逆光でも明るく写せるなど、そして大きなマイクなどで価値を見出せるかどうかですね。
とりあえず、僕は試して購入しようと考えています。
多分僕は、GR IIIの動画版カメラのような感じで、お気軽なスナップカメラとして使っていこうと考えています。
※シューティンググリップは別売りです
▲先行展示品を触ってきたので感想を書きました。
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