こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
タムロンから発売されたソニー EマウントのAPS-C用のレンズ「タムロン 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD ソニーEマウント用 (Model B070)」を購入しました。(商品名が長いのでタムロン 17-70mm F2.8と記載します)
APS-C用なのでα6000シリーズ(α6600やα6400など)のレンズですが、35mm換算で25.5-105mmでF2.8通しなんですよ。
この焦点距離でF2.8通しはヤバいですよね笑
▲今まではソニー純正の35mm換算で24-82.5mmのF2.8通しのSEL1655Gを使っていましたが、すぐに買い替えました。
それでは、このレンズを購入した理由や外観や使用感などを書いていきます。
この記事の内容・レンズの特徴
・購入理由
・外観など
・主に動画での使用感
タムロン 17-70mm F2.8の特徴と購入理由
スペックに関しては発売前に書いている記事がありますのでそちらで詳細を参考にしてください。
ここでは簡単に特徴を触れておきます。
そしてソニーの純正のSEL1655Gも一緒に載せておきます。
タムロン 17-70mm F2.8 | ソニー SEL1655G | |
焦点距離(mm) | 17-70mm
(25.5-105mm 35mm換算) |
16-55mm
(24–70mm 35mm換算) |
明るさ | F2.8 | F2.8 |
レンズ構成 | 12群16枚 | 12群17枚 |
絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.19m (WIDE) / 0.39m (TELE) | 0.33m |
最大撮影倍率 | 1:4.8 (WIDE) / 1:5.2 (TELE) | 1:5 |
手ぶれ補正 | ● | なし |
フィルター径 (mm) | 67 | 67 |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 74.6×119.3 | 73×100 |
質量 約 (g) | 525 | 494 |
価格 | 85,000円 (税込) | ¥137,610(税込) |
このレンズの特徴ですがこれは僕の購入理由にも繋がりますが以下です。
①焦点距離とF値
▲ソニーのSEL1655Gから買い替える理由の一つは、焦点距離です。
タムロンの方は17-70mmです。
35mm換算で25.5-105mmと4.1倍のズームが可能で、それでなおF2.8通しと言う凄いスペックです。
APS-Cなのでフルサイズに直すとF2.8は大体F4.0相当です。なので純正のSEL 1655Gの望遠側の55mm(35mm換算 82mm)は、近寄らないと思った以上にボケてくれません。しかし、105mmまでいけるとなると少しボケ方も有効に使えます。
そして、やはりもう少し同じ位置からアップで撮影したい時もありましたので、タムロンのレンズに惹かれました。
②動画撮影時の手振れ補正の強化
これは後ほど説明しますが、動画撮影時の手振れ補正が強くなっています。
僕はジンバルも持っていますが、手持ちでいけるなら手持ちで身軽にいきたい派なので、この特徴を聞いてさらに欲しさが増して購入しました。(ちなみに純正のSEL1655Gは手振れ補正は入っていません)
▲こちらは手持ちでα6600との組み合わせで撮影した動画です。
最短撮影距離が短い
さらに上の2点だけでも買う気満々でしたが、さらに最短撮影距離が凄いです。
▲広角側で撮影(適当に撮ったのでピントが若干甘かったです笑)
広角側では0.19mです。フードを付けていたらフードに当たるか当たらないかの距離で撮影できます。
▲望遠側で撮影
望遠側も0.39mと105mmからの焦点距離でかなり寄れます。
価格も純正に比べて4万円ほど安い
SEL1655Gを持っていたので価格はそこまで僕は気になりませんでしたが、タムロンの方が4万円ほど安いんですよ。
このSEL1655Gを売ってトントンで買い替えできました。
4万円も価格差があったら、僕はこのタムロンのレンズと単焦点レンズのSEL35F18かシグマ 30mm F1.4などのレンズにあてます。
▲ちなみに僕はAPS-Cの場合は主に超広角のSEL1018を。常備用にSEL35F18。ポートレートなど中望遠で撮りたい時はSIGMA 56mm F1.4を使っています。
と、そんな理由で、即買い替えました。
▼もう少し詳しい特徴はこちらの記事を参考に
外観など
それでは少し外観などを見ていきます。
箱はホワイトにゴールドのラインが入ったシンプルなデザインです。
付属品は花形フードにフロントとエンドキャップと取説などです。
ケースやポーチは入っていません。
そしてフィルター径は67mmです。
フルサイズのタムロンのF2.8通しやその他の単焦点などと同じ径です。
▲外装はプラスチックな感じでいつものタムロンといった感じです。
▲エンドですがゴムのシーリングが施されいます。
内部も簡易の防滴防塵仕様となっています。
α6600に装着するとこんな感じです。
▲フードをつけるとこんな感じ。
▲広角側
▲望遠側にするとこんな感じ。
そして、ズームリングは上になります。本体側がフォーカスリングなので、純正のレンズと位置が逆になります。
位置は特に慣れたら気にならないです。それよりシグマなどはズームリングの回転が逆なので、いまだに慣れません笑
ズームリングの滑らかさは少し滑らかさはない感じはあります。少し力を入れないといけないかなと言う感じです。
フォーカスリングはまあまあと言った感じです。曖昧な表現ですみません笑
▲しかし、やはりこのスペックを考えるとコンパクトかもしれませんが、実際使う事を考慮するとやや大きく感じます。
α6600は幸いにもグリップが深いのでα6400に比べて持ちやすいのは有利です。
まあ、言っても純正のサイズも73x100mm 490gほどありますから、F2.8通しのズームレンズとなると仕方なしかなと思います。
使用感。特に動画の手振れ補正について
使用感ですが、今回はほとんど動画しか撮っていません笑
そして、今回気になっていた手ぶれ補正をテストしてきました。
なぜそこまでこのレンズの手振れ補正が気になるかと言うと
AIを活用した動画撮影にも配慮した補正
と言う事だからです。
僕の動画撮影の永遠の悩みの一つが手振れ補正だからです。
こんな機能を搭載していたら信じて試したくなります。
アクションカメラやiPhone、そしてジンバルを使えばそれなりのブレない映像は撮影可能です。
しかし、僕はやっぱりミラーレス一眼で、そしてずっと使っているα6000シリーズで手持ちで撮影できたら嬉しい事以上の事はありません。
▲実際にα6600に付けて手持ちで撮影してきた動画です。
個人的には自分のスタイルの撮影ではかなり有効に手振れ補正が効いてくれています。
特に、望遠側でもピタドメまではいきませんがかなり止まってくれます。
そして、以下の記事ではこのレンズの手ぶれ補正の強さを試した動画も撮ってきました。
▲タムロン 17-70mm f2.8の手ぶれ補正の効果がどんな感じなのか気になる方は参考に。
▲後、話が変わりますが、動画撮影時には必ず明るい時間帯ではNDフィルターが必須です。
まあ、静止画の時もα6000シリーズはシャッタースピードが1/4000秒が最速なので晴天時の開放ではNDフィルターは必須です。
NDフィルターに関する記事
動画の場合は可変NDフィルターが便利です。
▲晴天の動画で開放で撮影する場合はND32以上・・・ND64は欲しいところです。
▲静止画ならND4や8くらいがおすすめです。静止画でも可変NDも便利で良いですが、色の変化などが大きいため単体の方がおすすめです。
最後に
今回はタムロン 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDを購入して、動画撮影の手ぶれ補正中心で書いていきました。
個人的には購入してかなり満足しています。サイズは若干大きいですが、オールマイティに撮影が可能で動画撮影にはかなり便利なレンズです。
静止画でももちろん満足いく仕上がりです。
▲静止画に関してはあまり撮影できていないので参考程度に。
次回は、α6400を使った作例なども紹介予定です。
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