こんにちは!
4月12日に発売したGRIIIの特別モデル「HDF」を搭載したモデルがリリースされました。
HDFとはHighlight Diffusion Filterの略でハイライト部分を拡散させる効果のあるフィルターを内蔵したモデルです。
そのため、このモデルには通常モデルに搭載してあったNDフィルター(2段分)は非搭載です。
それ以外は基本的に通常モデルと同じなので詳しいレビューは以下の記事を参考に
▲特に28mmと40mmモデルの違いはGRIIIxのレビューで記載しています。
と言うことで、僕が購入したのは40mmのGRIIIx HDF。
GRはすごく好きで、よく使っています。
GRはコンパクトでポケットに入るのが僕にとって最大のメリットなので、フィルターアダプターは付けずに素のままで使っていました。(今回HDFはリコーの公式ショップで購入してポイントが付いたので、そのポイントでフィルターアダプターをオーダーしました笑)
なので、ソフトフィルター効果も試してみたいと思いHDFを購入しようと思ったわけです。
これは買って正解でした!NDフィルターをよく使う僕ですが、HDFもめちゃくちゃ良いじゃないか!って感じです。
と言うことで、購入して2日しか経っていませんが、40mmにした理由やフィルター効果や作例を踏まえて記事を書いていきます。
▲YouTubeにも同じようなことしゃべっています。
現在、GRIII HDFとGRIIIx HDFは受注停止ですが以下の日程で受注予定のようです。
※GRIII HDF:2024年4月18日(木)PM12:00より準備でき次第、順次受注開始予定
→GRIII HDFは完売のため次回の注文は5月中旬とアナウンスが出ています。
※GRIIIx HDF :2024年5月8日(水)PM12:00より準備でき次第、順次受注開始予定
40mmのHDFモデルを購入した理由
そして、HDFモデルにも28mmのGRIIIバージョンと40mmのGRIIIxバージョンが発売され、僕は40mmの方を購入しました。
GRIIIx HDFを購入した事によって僕のGRIIIシリーズは3台になりました。(左からGRIII、GRIIIxHDF、GRIIIx)
28mmと40mmを持っていたけど、なぜHDFモデルは40mmの方を購入したかと言うと、
どこかの記事でソフトフィルターは焦点距離が長いレンズになるほど効果が大きくなると見た記憶があったからです。
まあ実際、28mmと40mmのGRIIIにブラックミストを付けて撮影した時にそう効果を感じるからです。
そして、よくよく考えるとソフトフィルターは標準域以上でよく使っていたので40mmにしました。
通常モデルとの違いは??
通常モデルとの違いってHDFが搭載されただけ???
そうなんですよ。HDFが搭載しているかNDフィルターが搭載しているかの違いです。
細かく言うと
レリーズボタンの色がグレイッシュシルバー色の塗装だったり(写真の下)
FnボタンにHDFの文字が入っていて、初めからHDF切り替えに割り当てられています。
違いはこの3点です。
そして、今回HDFが発売されて新しい機能も追加されました。
AFに「ゾーンセレクトAF」が追加されたり、ホワイトバランスにカスタム登録できる機能が追加されました。
これはアップデートで通常モデルも追加可能です。
そのため、通常モデルとHDFの違いは、外観を除けばHDFが搭載しているかNDフィルターが搭載しているかの違いです。
モニターの色が違う
ただ届いてすぐに気になったのがモニターの色味です。
個体差かもしれませんが、モニターの色味が通常モデルのGRIIIとIIIxは見た感じの色味ですが、HDFモデルのモニターはイエロー寄りなんですよね。
最初はHDFのせいかと思っていましたが、オフにしてもHDFのモデルのモニターの方がイエローよりなんですよね。
でも、実際に出てくる写真は同じです。
(左GRIIIx、右GRIIIxHDF の撮って出し)
作例からHDFの効果を確かめる
HDFが実際にどのような影響を与えるかHDFのあるなしで比較してみた。
現在のデジタルカメラは解像度を重視する傾向にあり、編集ソフトなどを使って撮った写真を柔らかくすることは可能ですが、カメラ内で気軽に柔らかい雰囲気に仕上げたり、シャープな雰囲気に仕上げることが可能になった。
詳しいHDFの技術的なことは公式ページでチェックしてほしい。
比較画像はスライドショー形式にしてるので、▶️ボタンを押して違いを確認してみてください。
▲ハイライト部分が滲むことで柔らかい雰囲気に。
▲逆光じゃない場面でも微妙にソフト効果が出ています。
▲ここからは逆光中心で撮ってみました。
▲ランプなんかは効果が分かりやすいです。
▲そしてソフトフィルターの効果が出やすいのは夜景ですよね。
▲夜は街灯など光がたくさんあるのでオンオフで印象がかなり変わります。
▲この日の夕日は薄曇りで強い光ではなかったですが、それでもオンオフで違いが明確に
ND搭載かHDF搭載か
という事で、新たにHDFが搭載した事によりNDフィルターがなくなった。
しかし、僕は普段からNDフィルターを多用しているのでNDも欲しいし、HDFの効果を体感してしまうとHDFも使いたい。そんな欲張りモノです。
▲例えばNDフィルターは明るい日中でもシャッタースピードを遅くして被写体をブラしたい時に使っている
▲あえてブラして撮る
▲夕景でもNDを使う事により車の軌跡を長く表現可能。など
ただ、内蔵NDは2段分(ND4相当)なので、めちゃくちゃ明るいところではそこまで効果は得られないのが現状。
▲上2枚は、HDF搭載のモデルで逆光で撮ったが、開放で撮ると露出オーバー気味となる。
こう言ったときもNDが作動してくれるND内蔵モデルは心強い。
実はフィルターアダプターでND問題は解消される
GRIIIやGRIIIxには後付けでフィルターが取り付け可能なアダプターが販売されています。
僕は今回RICOHの公式ショップでHDFを購入した時にポイントが加算されたので、GRIIIとIIIx用のフィルターアダプターも購入してみた。
取り付け方は簡単でリングアダプターを外して取り付けるだけ。
そして電子接点も搭載しているので手ブレ補正の安定化やワイコンなどを付けた時にも情報が残るようになっている。
ただ素材はプラスティック製です
電子接点が不要な人はサードパーティ製からもアダプターは販売されている。
と言うことで、HDFモデルにもNDフィルターを付けることが可能ですし、通常モデルにもブラックミストなど色々なフィルターを付けることが可能になりました。
しかし、やはり僕はGRは常に手ぶらで出掛けて、ポケットに入れている事が多いのでこのアダプターを付けるとかなりかさばります笑
でも、アダプターを付けることでHDFモデルはNDフィルターを付ける事ができますし、他のフィルターも付ける事が可能です。
普段、NDフィルター重視なのかソフトフィルター重視なのかで選んで、こう言ったアダプターで拡張できる事も可能です。
カスタム設定
続いて、設定を紹介します。
でもブログに書いていくとかなり長くなるのでYouTubeを参考に。
カスタム設定はYouTubeにアップしていています
youtubeの目次00:00 OP 撮って出し
00:09 開封
02:30 通常モデルと外観の違い
03:48 基本設定
11:45 カスタム設定
17:57 ストラップ取り付け
20:11 スマホとペアリング
21:20 最後に
作例
GRIIIの撮って出しの色が凄く気に入っています。色と言うよりも出てくる絵の雰囲気ですかね。
基本イメージコントロールはほとんどスタンダードですが、一部モノクロとネガフィルム調を使っています。
HDFとネガフィルム調の組み合わせにハマっています。
最後に
GRIIIも発売されてから5年が経ち、そろそろ次の世代が出るかな?と思っていましが、新しいフィルターを搭載したモデルがリリースで驚きました。
僕がGRを知ったのはGR デジタルくらいからでした。その頃は高いカメラと言うイメージがありました。
特にファッション雑誌の特集でデザイナーやモデルがよくバックの中身みたいなのでちょくちょく登場するので気にはなっていました。
そして、写真を本格的に始め一眼レフを買った頃に2013年に出たGRを購入してみました。
これが初心者の僕には全然使いこなせなくて・・すぐに手放した記憶があります笑
それから時が流れGRIIIでGRの良さに目覚めて
気づいたらGRIIIシリーズを3台持ちにまでなっていました笑
コンパクトなカメラが好きで、デザインも特に派手なところはなく大人しいデザインですが、ブラックのシンプルなGRIIIがすごく気に入っています。
ポケットに入って、片手でシンプルに操作できるのも気に入っています。
あまり外観は主張しないスタイルですが・・・むしろ街中で撮るには目立たない方がいいです。
でも、中のセンサーはAPS-Cとミラーレス一眼に搭載されているような大きめのセンサーが搭載していて、手ブレ補正も入っています。
そんなGRIIIですが、GRを好きになったモデルですが、GRとしても珍しい派生モデルをガンガン出しているモデルでもあります。
40mmのGRIIIxや今回のHDFなど、GRの新たな挑戦を感じます。
今回はソフト効果のフィルター搭載で、今までにないGRの写りを体験できます。
GRIIIから新たに加わった40mm×HDFの組み合わせで当分はGRを楽しんでみます。
現在、GRIII HDFとGRIIIx HDFは受注停止ですが以下の日程で受注予定のようです。
※GRIII HDF:2024年4月18日(木)PM12:00より準備でき次第、順次受注開始予定
→GRIII HDFは完売のため次回の注文は5月中旬とアナウンスが出ています。
※GRIIIx HDF :2024年5月8日(水)PM12:00より準備でき次第、順次受注開始予定
▲特に28mmと40mmモデルの違いはGRIIIxのレビューで記載しています。
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