散歩しながら写真と動画撮って暮らしてます
アフィリエイト広告を利用しています

ソニー FX3とα7SIIIの比較 | コンパクトシネマカメラはFX3だった

コラム
この記事は約10分で読めます。

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

国内でもソニーのシネマカメラFX3が発表されましたね。

α7S IIIユーザーとして非常に気になったのでスペック等を確認してみました。

発売日は2021年3月12日発売予定で希望小売価格459,000円+税となっています。

2021年3月2日(火) 10時よりソニーストアより予約販売開始予定です。

スポンサーリンク

α7S IIIより動画専用のカメラFX3

発表されましたので雑談がてらに動画もアップしました。

基本はα7SIIIと同じ

基本スペックはソニーのミラーレス一眼α7S IIIとほとんど同じスペックです。

α7S IIIをより動画機にしたシネマカメラと感じます。

センサーや画像処理エンジンもα7SIIIと同じ、有効1210万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーと新画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載。

動画性能は4:2:2 10bitで内部収録は4K120pまで撮影可能です。外部収録で16bit RAW出力が可能

動画の高感度も標準ISO感度80〜102400で拡張は409600です。

また背面モニターもバリアングルで大きさやドット数も同じです。

α7S IIIと異なる点

ではα7SIIIと違う点は何かと言うと・・・まずは外観です。

EVFが無く、より動画撮影に適したデザインやボタン配置になっています。

 

▲操作ボタンも動画に適した配置になっています。またシャッターボタンのところにはパワーズーム対応のレンズを操作できるズームレバーも搭載。

またケージを組まなくてもいろいろなアクセサリーを取り付け可能な取り付け穴が複数用意されています。

▲そしてFX3との大きな違いはファンです。これにより4K60pの長時間撮影を可能にしています。レビュー動画を見る限りでは静音設計になっているようです。

▲そして録画時に点灯するタリーランプがカッコいいですね。これはオンオフ可能です。

▲FX9用に開発されたS-Cinetoneカラーも搭載されています。しかし、これは間も無くアップデートでα7S IIIにも搭載される予定みたいです。

▼α7SIIIにも追加されました。

α7S IIIにS-Cinetoneが追加されました!アップデート Ver.2.00
α7S IIIの待望のアップデート Ver.2.0

FX3には2つのフルサイズXLR端子を備えたXLRアダプターが同梱されています。

ハンドルの役割も果たしてカメラのマルチインターフェース(MI)シューに取り付けると、低位置での撮影などの困難な撮影状況で、より快適で安定したカメラワークを実現できます。

FX3 α7S III
サイズ 129.7x 77.8x 84.5 mm 128.9 x 96.9 x 80.8mm
重さ 715g 699g
スポンサーリンク
スポンサーリンク

FX3とα7SIIIのスペック表の比較

FX3とα7SIIIのスペックの比較表です。

FX3ベースで動画寄りのスペック表にしています。

やはり比較する限り一部違いはありますが、ほぼα7SIIIと同等です。

FX3 α7S III
センサー 35mmフルサイズ

Exmor R CMOSセンサー

35mmフルサイズ

Exmor R CMOSセンサー

有効画素数 動画: 約 1026万画素

静止画: 約1210万画素

静止画: 約1210万画素
ISO感度 動画撮影時: ISO80-102400相当(拡張:上限ISO409600相当)、

静止画撮影時: ISO80-102400 (拡張: 下限ISO40 上限ISO409600)

動画撮影時: ISO80-102400相当(拡張:上限ISO409600相当)、

静止画撮影時: ISO80-102400 (拡張: 下限ISO40 上限ISO409600)

シャッタースピード 動画撮影時: 1/8000-1/4

静止画撮影時: 1/8000-30秒、

バルブ

動画撮影時: 1/8000-1/4

静止画撮影時: 1/8000-30秒、

バルブ

ピクチャープロファイル 切/PP1-PP11(S-Cinetone) 切/PP1-PP11(S-Cinetone)

※アップデートでS-Cinetone追加

ラチチュード 15+ ストップ (S-Log3) 15+ ストップ (S-Log3)
クリエイティブルック
動画記録形式 4:2:2, 10bit

4K120p,60pなど

FHD 120pなど

スロー & クイックモーション撮影 (S&Q)

240pなど

4:2:2, 10bit

4K120p,60pなど

FHD 120pなど

スロー & クイックモーション撮影 (S&Q)

240pなど

音声記録方式 LPCM 2ch(48kHz 16bit)

LPCM 2ch(48kHz 24bit)

LPCM 4ch(48kHz 24bit)

MPEG-4 AAC-LC 2ch

LPCM 2ch(48kHz 16bit)

LPCM 2ch(48kHz 24bit)

LPCM 4ch(48kHz 24bit)

MPEG-4 AAC-LC 2ch

外部出力 HDMI:4264 x 2408 (60p / 30p / 24p)、

16bit

HDMI:4264 x 2408 (60p / 30p / 24p)、

16bit

AF [動画撮影時] 最大627点 (位相差検出方式)、

[静止画撮影時] 最大759点 (位相差検出方式)

最大759点 (位相差検出方式)

おそらくFX3と同じ

検出輝度範囲 EV-3 – 20

(ISO100相当、F2.0レンズ使用)

EV-6 – 20

(ISO100相当、F2.0レンズ使用)

測光範囲 EV-3 – 20

(ISO100相当、F2.0レンズ使用)

EV-3 – 20

(ISO100相当、F2.0レンズ使用)

瞳AF 瞳AF (動画: 人物 (左右選択あり)(静止画: 人物(左右選択あり) 瞳AF (動画: 人物 (左右選択あり)(静止画: 人物(左右選択あり)
音声入力端子 3.5 mm ステレオミニジャック、XLR ハンドル: [INPUT1][INPUT2] XLR/TRSタイプ 3ピン(凹x2)、 Line/mic/mic +48V 切り替え式、Mic リファレンス -40 to -60 dBu / [INPUT3] 3.5 mm ステレオミニジャック)
USB端子 USB Type-C端子

(x1、SuperSpeed USB 5Gbps (USB 3.2) )、

マルチ/マイクロ USB端子 (x1)

USB Type-C端子

(x1、SuperSpeed USB 5Gbps (USB 3.2) )、

マルチ/マイクロ USB端子 (x1)

ヘッドホン端子 3.5 mm ステレオミニジャック 3.5 mm ステレオミニジャック
スピーカー 内蔵、モノラル 内蔵、モノラル
HDMI端子 HDMI Type-A端子 (x1)、YCbCr 4:2:2 10bit / RGB 8bit HDMI Type-A端子 (x1)、YCbCr 4:2:2 10bit / RGB 8bit
マルチインターフェースシュー デジタルオーディオインターフェース対応 デジタルオーディオインターフェース対応
背面モニター 7.5cm (3.0型) 約 144万ドット、タッチパネル、オープン角:約176°、チルト角:約270° 7.5cm (3.0型) 約 144万ドット、タッチパネル、オープン角:約176°、チルト角:約270°
ファインダー 0.64型電子式ビューファインダー

9,437,184ドット

マイク ステレオマイク内蔵 ステレオマイク内蔵
カードスロット CFexpress Type A / SDカード (x2) CFexpress Type A / SDカード (x2)
ファイルシステム FAT12、 16、 32、 exFAT 未確認
シャッター方式 メカシャッター / 電子シャッター メカシャッター / 電子シャッター
連写 最高約10コマ/秒 最高約10コマ/秒
電子先幕シャッター、

サイレント撮影、

フリッカーレス撮影

電子先幕シャッター、

サイレント撮影、

フリッカーレス撮影

インターバル撮影 未確認
ボディ内手ぶれ補正 5.5段の5軸手ぶれ補正 5.5段の5軸手ぶれ補正
動画撮影時の手ぶれ補正 アクティブ / スタンダード / 切 アクティブ / スタンダード / 切
タリーランプ 前後
アクセサリー取り付けねじ穴 5個
冷却ファン 放熱構造あり
ワイヤレスLAN対応(内蔵) IEEE 802.11a/b/g/n/ac 準拠 IEEE 802.11a/b/g/n/ac 準拠
Bluetooth Bluetooth 標準規格Ver. 5.0 (2.4GHz帯)) Bluetooth 標準規格Ver. 5.0 (2.4GHz帯))
FTP転送 有線LAN (USB-LAN)、USBテザリング、Wi-Fi 有線LAN (USB-LAN)、USBテザリング、Wi-Fi
撮影可能時間 約95分(実働動画撮影時、CIPA準拠)

約135 分 (連続動画撮影時、CIPA準拠)

約600枚 (静止画撮影時、CIPA準拠)

約95分(実働動画撮影時、CIPA準拠)

約135 分 (連続動画撮影時、CIPA準拠)

約600枚 (静止画撮影時、CIPA準拠)

バッテリー NP-FZ100 NP-FZ100
USB PD(Power Delivery)対応
重さ

(電池、メモリーカード含む)

715 g 約699g
1.015 kg

(XLRハンドル、電池、メモリーカード含む)

サイズ 129.7x 77.8x 84.5 mm 128.9 x 96.9 x 80.8mm
発売日 2021年3月12日 2020年10月9日
価格 希望小売価格

459,000円+税

約400,000円
FX3 α7S III

ザッと書き込んだので間違っているかもなので以下のリンクから確認してください。

FX3のスペック

α7SIIIのスペック

スポンサーリンク
スポンサーリンク

最後に

以前から噂が上がっていたCinema LineのFX3ですが、α7S IIIをより動画専用に改良したようなカメラですね。より信頼性がアップして、そして今ままでのシネマカメラから想像できないコンパクトなボディに高性能なAFと手ぶれ補正まで搭載していますので、撮影の幅が非常に広がる可能性のあるシネマカメラの誕生ですね。

α7S IIIユーザーなので購入はしないですが、流石に興味はありますね笑

しかし、僕は動画も静止画も撮るのでファインダーありのα7S IIIで満足していますが、FX3はファインダーはいらない代わりにハンドル付きのXLRアダプターが同梱されているみたいな感じですかね?

まあここまでコンパクトなシネマカメラなら場所を選ばずに撮影できそうです。

後話は変わりますが、少し感じるのが最近のソニーの販売のやり方でRX100シリーズがZV-1として販売されているような、中身はほとんど変わらずに外観だけ変えたような感じですね。(α7Cもそうですが)

個人的には内蔵ND搭載背面モニターを大型化して欲しかったって言うのはあります。もう少しα7S IIIと差別化のある機種にしても良かったのではと思ったりもします。

でも、α7SIIIとほぼ変わらないスペックなのでα7SIIIも逆を言えば、動画機として信頼されるスペックということですよね。

▲後、海外の方のこのFX3動画を見て撮影を参考にしています。

発売日は2021年3月12日発売予定で希望小売価格459,000円+税となっています。

2021年3月2日(火) 10時よりソニーストアより予約販売開始予定です。

関連記事
α7SIII
α7S III ファーストインプレッション α7S

コメント

関連記事

タイトルとURLをコピーしました