【レビュー】DJI Osmo Action 4 を購入しました。センサーが大きくなり暗所に強くなってました！

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

DJIから新しいアクションカメラ Osmo Action 4が発売されましたので購入しました。

購入したのは、スタンダードコンボです。

Action ３を使っていましたが、センサーサイズがアップした事と、10bitのD-Log Mに対応したという事で購入しました。

Osmo Action 4を購入して良かった

数日使った感想ですが、僕はOsmo Action 4を購入して良かったです。

・センサーが大きくなり、暗所性能が3より向上した。

・カラー編集しやすくなった。

・マイク性能の向上。

・Osmo Action 3から変わらないですが、シンプルで使いやすいUIやマグネット式のクイックリリース、熱に強い。

と言うような点で購入して良かったです。

・手ブレ補正に関しては、日常使いの僕からすると違いは分からなかったです。（もう十分強い）

それではもう少し詳しくみていきます。

Osmo Action 4と3の簡単なスペック比較

	Osmo Action 4	Osmo Action 3
センサー	1/1.3インチセンサー	1/1.7インチセンサー
レンズ	FOV：155° 絞り：f/2.8	FOV：155° 絞り：f/2.8
カラー	10bit D-Log M	10bit D-Clike
動画	最大4K120p	最大4K120p
静止画	10MP	12MP
手ブレ補正	RockSteady 3.0 RockSteady 3.0+ HorizonBalancing HorizonSteady	RockSteady 3.0 RockSteady + HorizonBalancing HorizonSteady
防水性	18m	16m
マイク	48 kHz 16-bit、AAC	48 kHz、AAC
サイズ	70.5×44.2×32.8 mm	70.5×44.2×32.8 mm
質量	145 g	145 g

簡単なスペック比較は上記です。サイズやモニターなどや、撮影時間などは変化ないので記載していません。

外観上では大きな違いはないように感じますが、一番目につくのがボディーカラーです。

ボディのカラーは、Osmo Action 3はグレーだったのが、4（右）はブラックよりのカラーになっています。

Osmo Action 3のNDフィルターは付けれない??（確認中）

また、センサーが大きくなってレンズの形状が変わっているため、Osmo Action 3付属のレンズカバーはOsmo Action 4に付けることはできません。

もちろんその逆もです。

しかし、公式の互換アクセサー表ではNDフィルターは3,4ともに互換性ありとなっています。（現在問い合わせ中です。ただアマゾンで販売されているサードパーティ製の３のNDフィルターは発売直後3,4対応となっていましたが、現段階では4の文字が消えているメーカーも数社あります）

追記

DJIさんからご回答いただきまして、DJI ストアで販売しているNDフィルターは、Osmo Action 3とOsmo Action 4に対応とのことです。

センサーの大型化し暗所性能も向上

センサーが1/1.3インチセンサーと大型化へ。

Osmo Action 3は1/1.7インチセンサーだったので、1.3倍ほど大きくなっています。

そのおかげで、暗所性能も向上しています。

暗所での性能が大幅にアップ

Osmo Action 4は、暗所での性能が大幅にアップしています。

YouTubeにアップしましたので、映像を参考にして頂くと分かりやすいです。

映像比較

映像から切り出した画像を貼っておきます。

Osmo Action 4,3共に、「低照度下でEIS優先」を有効にしています。

あと、4には「低照度映像 最適化」と言うモードも搭載されていますので有効にしています。

比較①

▲Osmo Action 4

▲Osmo Action 3

比較②

▲Osmo Action 4

▲Osmo Action 4

比較③

▲Osmo Action 4

▲Osmo Action 3

3では暗所での撮影の時はノイズが非常に気になっていましたが、明らかに差があることが分かります。

動画の方が分かりやすいと思います。

ISO感度を下げてMモードで撮った夜の映像

ISO感度を下げてMモードで撮った夜の映像も撮影してみました。3でもこう言った撮影は可能ですが、センサーサイズが大きくなった分、4は、撮影しやすくなった印象でした。

カラーの編集のしやすさが向上

Osmo Action 4は、カラーが10bit D-Log Mを搭載してカラーの編集のしやすさが向上しています。

Logで撮影した時に、カラー編集がしやすくなっていますので、積極的にLogでも撮影していきます。

HDR動画が標準動画へ

Osmo Action 4の動画は標準の動画はHDRに対応しています。（ただしHLGではない）

3の場合は、標準の動画モードと10bit HDR動画と2つのモードが用意されていましたが、4は標準の動画モードのみです。ただ、4は10bitかどうかは不明。

▲公式のFAQより

画像の比較です。

▲これがOsmo Action ３が標準動画で撮った比較。（3は逆光時にライン上のゴーストが出るのが特徴）

▲こちらがOsmo Action 3をHDR動画モードにした時。

通常の動画モードでオートで撮った時の動画の切り出しです。

▲Osmo Action 4

▲Osmo Action 3

▲Osmo Action 4

▲Osmo Action 3

マイクの性能がアップ

Osmo Action 4は収録が16bitに対応。

実際に、収録した音声を聴き比べてみると、音質が向上しています。

また風切音も低減をオンに入れると、3に比べてより改善されています。

マグネット式のクイックリリースは使いやすい

Osmo Action 2から搭載された、マグネット式のクイックリリースは本当に使いやすい。

操作性やメニュー画面はシンプルで使いやすい

Osmo Actionは初代の時からだったんですが、操作性が非常にシンプルで使いやすいです。

フロントとバックのモニターの切り替えなんかも、画面をスワイプまたはクイックボタンを押すだけで簡単に切り替わります。

僕の場合は、RECボタンを押して簡単に撮ることが多いのでシンプルなのは嬉しいです。

手ブレ補正 HorizonBalancingの時は画質の低下

Osmo Action 4の手ブレ補正はかなり強力です。

手ブレ補正の種類は4パターン用意されています。

・RockSteady 3.0

・RockSteady 3.0+

・HorizonBalancing（45度まで水平維持 4K60pまで）

・HorizonSteady（360度水平維持 2.7K60pまで）

ただ、この手ブレ補正は電子手ブレ補正なので、強力になればなるほど画角がクロップされます。

手ブレ補正と画角の変化を表にまとめておきます。

	超広角	広角	標準
手ブレ補正なし	9mm	10mm	14mm
RockSteady 3.0	11mm	12mm	15mm
RockSteady 3.0 +	17mm	17mm	17mm
HorizonBalancing			17mm
HorizonSteady (2.7K60pまで）			19mm

※画角は35mm判換算です。カメラ本体に表示されている記載から

※狭角は4Kで選択できないので記載していません。

4Kまで使用できるのでは、45度まで水平維持する「HorizonBalancing」までなので、HBまでしか比較していませんが、HBになるとクロップされる分、元の映像より画質は悪くなります。（Action 2,3の時も同様)

GoPro HERO11などは、5.3Kが撮影できるので、4Kの手ブレ補正をオンにした時はGoProの方が画質がいいのではと感じます。ただ、今回はAction 4はセンサーが大きくなったので3よりは画質が向上している感じがします。

個人的には普段は、RockSteady 3.0を使って、どうしても水平を維持したい時はHorizonBalancingを使おうかと考えています。

超広角で写真を撮る

Osmo Action 4で撮った写真も少し載せておきます。

ここまでがJPEGの撮って出し。

夕焼けと夜景はRAW現像してみました。

タイムラプスも撮影

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今日の夕焼けタイムラプス🌆#DjiosmoAction4 pic.twitter.com/8T3Sjx1pbU

— Yuu | Photo Journal PRESS (@yuu_u001) August 3, 2023

夕方から夜にかけてのタイムラプスも撮影してみました。

動画とRAWで記録できるのが良いですね！

最後に

Osmo Action 4を購入して、3日ほど使用しましたが、

Osmo Action 3からセンサーが大きくなって暗所に強くなった点や

マイク性能の向上、

カラー編集のしやすさなどが個人的に購入して良かった点です。

普段はミラーレスやコンデジを使うことが多いですが、アクションカメラは手ブレ補正も強く、防水性にも優れていて、ミラーレス一眼とは違った使い方ができて、さらに前モデルより暗所も強くなったので、さらに活躍してくれるだろうと感じています。