こんにちはYuuです!
今回は超広角単焦点レンズの紹介です。
「VILTROX AF 20mm F2.8」と言うソニーのEマウントのフルサイズ用のレンズです。
当レンズはレビュー用にPergear様よりご提供頂きました。
期間限定ですがAmazonの専用ページから購入すると以下のクーポンが使えます。
開始日
2024/01/12 22:00JST
終了日
2024/01/31 23:59JST
A5E2LHQQ
と言うことで、今回はViltroxから出ました20mmの単焦点レンズを紹介していきます。
まず、Viltroxというメーカーを知らない方も多い思いますので最初に紹介しておきます。
Viltrox2009年に中国・深センで設立された撮影用品のメーカーで、最初は主にレンズアダプターリングを生産していましたが、2018年から、レンズの製造を開始し、お手頃な価格帯ですが性能は評判の良いレンズに仕上がっているメーカーです。
そんなお手頃な価格帯で評判の良いレンズを発売するViltroxですが、今回も非常にコスパが高いといえばコスパの高いレンズとなっていますね。
僕はこのレンズを送って頂いて1ヶ月くらい使いました。
率直な感想としては、このレンズ非常にお手頃な価格で手に入り、サイズと重さがコンパクトです!
なので、普段使いの20mmレンズとしてスナップ用にピッタリだと感じてます。
このレンズのポイントフルサイズ用のAF 20mmの単焦点レンズ
・超広角単焦点:焦点距離は最近の流行り?の20mmの画角です。
・お手頃価格:価格が現在23,700円と破格の安さです。
・AF:中華系のレンズはMFが多い中、このレンズはこの価格でAFです。
・コンパクト:今α7IVに装着していますが、サイズを見るとAPS-Cのレンズのようなサイズ感ですが、これフルサイズ用なのです。
サイズは
・軽量:重さはわずか157gです。
特にα7CIIなどのコンパクトなフルサイズにはおすすめです。
僕的には、α7CIIは持っていないけどα7CIIなどのコンパクトボディにはピッタリだと思いますね。
ちなみにボディサイズが近いα6700と組み合わせるとこんな感じです。
最近、ソニー純正でも20mmはじまりの標準ズームレンズがリリースされたり、20mm前後のVLOGカメラも多数出てきているので、20mmのレンズが欲しかった人はこのレンズを使って体感するのもいいかと思います。
レンズの仕様
ソニーのEマウントの20mm単焦点レンズは純正のGレンズを含めて数が多いです。
そんな中、純正のGレンズとF値が同等のタムロンのレンズに絞って仕様表を並べてみました。
VILTROX 20mm F2.8 | TAMRON 20mm F2.8 | Sony 20mm F1.8 G | |
焦点距離 | 20mm | 20mm | 20mm |
レンズ構成
(群-枚) |
8-10 | 9-10 | 12-14 |
開放絞り(F値) | 2.8 | 2.8 | 1.8 |
絞り羽根 (枚) | 7 | 7 | 9 |
円形絞り | ○ | ○ | ○ |
最短撮影距離 (m) | 0.19 | 0.11 | 0.19(AF時) 0.18(MF時) |
最大撮影倍率 (倍) | 0.17 | 0.5 | 0.20(AF時) 0.22(MF時) |
フィルター径 (mm) | 52 | 67 | 67 |
手ブレ補正 | ボディに依存 | ボディに依存 | ボディに依存 |
防滴・防塵 | ○ | ○ | |
サイズ | 65×59.5 | 73×64 | 73.5×84.7 |
重さ | 157 | 220 | 373 |
価格 | 23,700円 | 36,900円 | 119,980円 |
VILTROX 20mm F2.8 | TAMRON 20mm F2.8 | Sony 20mm F1.8 G |
純正のGレンズはあくまでも参考程度に。
実際にサイズやスペックはタムロンの方が比較対象になるかと思います。
タムロンはハーフマクロに対応しているのがポイントです。
Viltroxはサイズがかなりコンパクトで重さも157gと言う点が一番の特徴です。
外観と中身
付属品はフロントキャップ、エンドキャップ、花形フード、ポーチです。
外観はシンプルです。
外観はプラスティック製でフォーカスリングのみです。必要最低限のシンプルなボディです。
マウント部分にはType-Cの端子があり、ここからアップデート可能
シーリングは無しです。
作例
このレンズで撮影した作例を載せておきます。
VLOG(動画)
▲こちらの動画はこの20mmのレンズだけで撮ったVLOGです。全て撮って出しです。α7IVのカラーはSTです。
画角はAPS-Cモードや超解像ズームで変化をつける
α7IVに付けて撮影です。20mmの超広角の入り口みたいなような画角なのでVLOGには適しています。
でも広く撮ったらいいってものではないので、適度にAPS-Cモードを使って30mm相当にしたり、さらに超解像ズーム使って45mm相当にして使ったりと画角は使い分けしました。
そのため、20mmから45mm相当となんとか標準ズームレンズ並みに使うことは可能です。
手ブレ補正
あとは動画と言えば手ブレ補正は本当に切っても切り離せない関係です。
ただ・・サードパーティ製のレンズなので手ブレ補正アクティブとの相性は良くありません。
なので、歩く時は手ブレ補正OFFにしてCatalyst Browseで後から手ブレ補正かけています。気持ちに余裕がある時はジンバルも使います。(VLOGの後半の神戸ではDJI RS3 miniを使って撮影しています。)
ただ歩きでも自撮りする時や人物を撮る時は、背景にあまり目がいかないので手ブレは風景を撮りながら歩くよりかはマシに見えます。
静止画
写真も軽くて小型なので散歩に持ち出してスナップ中心に使っていました。
レンズ自体が小型でAPS-Cの単焦点レンズ並みに小さいので重さはストレスなく使用できました。
※写真も全て撮って出しです。α7IVのカラーはSTです。
まずはセンターに紅葉を持ってきて開放で撮影です。開放からでも中心はシャープです。
逆にこちらは絞って撮っています。
夕日が差し込む大阪駅。電車を降りて即座にシャッターを押した一枚。
こちらは逆光の開放で撮影。
20mmと超広角の入口的な画角なので高層ビルや建物にもおすすめ。
20mmは程よく広く撮影できます。
夕焼けが綺麗だった日
室内の撮影も24mmに比べると広く程よい感じ。
ビルなど見上げたり斜めから撮る場合は気にならなかった歪曲ですが、正面から撮ると目立ちます。
ご飯で20mm。
少し広くなったのでAPS-Cの30mm相当で。
開放で撮影すると周辺減光は目立ちます。
絞ると大丈夫です。
逆光時にゴーストが少し出てます。
手持ちの夜景撮影も問題なしです。
▲この写真だけ軽くRAW現像しています(上の写真と同時記録したモノ)
RAWで記録して現像すると夜景も明るく表現可能です。
玉ぼけはカクカクしてますね。
周辺減光や玉ぼけのカクカクなど気にし出すと出てきましが、価格を考慮し気軽なスナップ用の20mmと考えて使うと割り切れます。
画質やAFに関して
気になる画質やオートフォーカス性能はYouTubeを参照にしてみて下さい。
00:00 OP
00:34 はじめに
02:06 付属品
03:05 外観
05:35 レンズの特徴
08:52 作例から画質など解説
17:09 AF性能
20:00 良い点
20:55 気になる点
22:47 最後に
AF
オートフォーカスに関しては気になる点を箇条書きしておきます。気になる方は「17:09 AF性能」を確認してみて下さい。
・静止画は明るい環境ではスムーズに合う(ただ少し複雑な被写体や暗いところで迷う)
・動画は少しブリージングあり。たまに急にピントが移動。
良い点と気になる点など
良い点や気になる点も詳しくはYouTube動画を参照ください。
ここではポイントだけ箇条書きしておきます。
良い点
・価格:フルサイズ用のAF レンズで2万円台で手に入るお手頃価格
・コンパクトで軽量(ジンバルにも最適)
・スナップやVLOGにおすすめ
気になる点
・開放で周辺減光
・AFに迷いが出る時がある
・防滴・防塵なし
・手ブレ補正(動画時:ソニーのアクティブの場合)
最後に
気になる点もありますが、やはりこの価格でフルサイズ用のAF 20mmの単焦点が手に入るのは魅力的です。
気軽に撮影に持って行ける20mm単焦点としておすすめの一本かと思います。
当レンズはレビュー用にPergear様よりご提供頂きました。
期間限定ですがAmazonの専用ページから購入すると以下のクーポンが使えます。
開始日
2024/01/12 22:00JST
終了日
2024/01/31 23:59JST
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