こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
コンパクトで高画質な写真が撮れるカメラ ソニーのRX100です。
RX100が発売して既に8年が経ちました。(発売 2012年6月)
今でも僕のブログでは人気のある機種で売れています。
今は新型のRX100M7を使っていますが、この初代RX100は2回も購入したほどいいカメラでした。
今回は久しぶりにRX100のRAWデータを触って現像していたら、結構いい絵を出していたのでレビューでも書いておこうと思いました。
SONY RX100はシリーズ史上最高にシンプルな仕上がり
RX100はRX100シリーズの中で最もシンプルなカメラです。
現在、7代目のRX100M7までリリースされていて、この約8年で大きな飛躍を魅せてくれたカメラです。
新しい機種が発売される度に注目を集めてきて、僕もその戦略にまんまと引っかかって購入してきました。
▲ちなみにこちらはRX100M7です。何もかもがてんこ盛りです。
ボディサイズやデザインはほぼ同じなのに、性能やできる事は大幅に進化しました。
初代は印象に残る名機
初代RX100が発売された時「1.0型の高画質が ついに、手のひらに」みたいなキャッチフレーズだった事を覚えています。
初代RX100が出た時、確か6万5000円ほどでした。
当時サラリーマンだった僕にはコンデジにこの値段は出せない。でも、このなにか分からないけどすごいプレミアム感のあるカメラ。めちゃくちゃ欲しかったです。
そして、プレミアム感はあるけど外観はシンプルです。でも、ボディの右下に入った「ZEISS」のマークとレンズに入った「T*」のオレンジマークが非常にカッコよく僕の目には写っていました。
そんな事を思いながらカタログを眺めていた事を覚えています。
東京新橋のソニーショップのTEC STAFFさんの記事にカタログが載っていました。懐かしい。
そして、店頭で実際に触った最初の印象は、重量感のあるボディと言う印象でした。
手のひらに収まるけど、なんか分厚くて冷んやりして重厚感ある感じでした。
当時、なんとか頑張って買ったサイバーショット「DSC-W300」が3万円くらいだった僕にとっては衝撃的な高級感でした。
RX100とRX100M7の簡単なスペック比較
ちょっとここで簡単に最新のRX100M7と初代RX100のスペックを載せておきます。
左が最新のRX100M7。右がRX100です。
RX100M7 | RX100 | |
センサー | 1.0型 Exmor RS CMOSセンサー | 1.0型 Exmor CMOSセンサー |
画像処理エンジン | BIONZ X | BIONZ |
有効画素数 |
約2010万画素
|
約2020万画素
|
レンズ | ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ
(レンズ構成:12群15枚) |
ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ
(レンズ構成:6群7枚) |
焦点距離 (35mm換算) | 24-200mm | 28-100mm |
F値 | F2.8-4.5 | F1.8-4.9 |
フォーカスエリア | 357点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) | 25点自動測距 |
AFスピード | 0.02秒 | 0.13秒 |
連写 | 約20枚/秒 | 約10枚/秒 |
シャッタースピード | 30-1/32000秒
(メカ・電子シャッター) |
30-1/2000秒 |
ISO | ISO100-12800
拡張 ISO64/80 |
ISO160-6400
拡張 ISO80/100 |
動画 | 4K30p
FHD 120p |
FHD 60p |
ハイフレームレイト撮影 | 960p | |
ピクチャープロファイル | PP1-PP10(Log2,3,HLGなど) | |
インターバル | ● | |
ファインダー | ● | |
背面モニター可動 | ● | |
インターフェース | マルチ/マイクロUSB端子 、
Hi-Speed USB(USB2.0対応)、 HDMIマイクロ端子、 マイク端子 |
マイクロUSB端子 、
Hi-Speed USB(USB2.0対応)、 HDMIマイクロ端子 |
Wi-Fi | ● | |
起動時間 | 約1.3秒 | 約2.1秒 |
撮影枚数 | 約260枚 | 約330枚 |
サイズ | 101.6×58.1×42.8 mm | 101.6 x 58.1 x 35.9mm |
重さ | 302g | 240g |
価格 | 138,800円 | 38,600円 |
RX100M7 | RX100 |
▲この簡単なスペックだけ比較しても全然違いが分かると思います。
いかに今のRX100M7はいろいろなオプションを付けて、使う機能、使われていない機能など盛り込んでいます。
比較表には載せていませんが、ミラーレス一眼のフラッグシップα9譲りの性能や静止画・動画共に瞳AFも作動します。
まあ撮れないモノはほとんどないと言うようなプレミアムなコンデジです。RX100M7は。
Amazonの現在の価格ですが、初代とRX100M7は10万円の価格差です。価格もすごいです。初代の初値から考えると倍以上です。
そんな新型と大きな差がある初代RX100ですが、いろいろと見直していたら初代は中途半端なカメラでなは無いと思ってきたんです。
逆にシンプルなRX100シリーズを作ってみたら
逆にRX100M7しかなくて、シンプルなRX100シリーズを作るとなるとどこまでいらない機能を削ぎ落とす事ができるでしょうか?
究極にシンプルなRX100
RX100は、2020万画素。ファインダー無し。液晶固定。今の機種に比べるとAF遅い。
でも、カメラを手に入れる時に何を求めるでしょうか?
写真が撮れればそれで十分です。
(RX100M7を現在持っていて使っている人なので説得力はありませんが 笑。)
最新のRX100M7から全部オプション取ってあげましょう。
それがRX100です。
レンズは28mm-100mm f1.8-4.9。28mmはGRと同じ画角。広角のスナップに適している画角。
▲28mmいいです。無駄に広くない画角。
▲1型センサー、28mm、F1.8。そこそそ背景ボケます。
▲換算100mm。十分遠くの景色を切り取れます。光が当たるところの立体感。
▲マニュアル撮影で夜景もバッチリ。
▲薄くて軽いのでポケットに常に入れて歩いていたら、こんな普段見れない霧の明石海峡大橋も撮れるかもしれません笑
動画はFHD1920×1080 60p
4Kや動画をほとんど撮らない人でもFHD 60pは撮れます。電子補正と光学手振れ補正効きます。
▲水族館に行って動画もRX100なら撮れます。
RX100はやっぱりシンプルでした
写真を撮るだけに特価されたカメラ。とにかく無駄がなく常に持ち歩いても負担がないカメラ。それでいて高画質。
RX100は、今のRX100シリーズの中で一言で言うと
「LESS IS MORE」-より少ないことは、
ソニーRX100シリーズの始まりであり、最もシンプルなRX100。
このカメラが中途半端では無い理由。そして今でも売れている高級コンパクトカメラ。
悪く無いですよね。RX100。
RX100の気になる点
ぼくが今で使って気になる点は2点あります。
1点目は最短撮影です。
広角28mmの時はそこそこ寄れます。
しかし、ズームして35mm以降はあまり寄れません。
2点目は、シャッタースピードが1/2000秒が最速なので、明るい時は開放F1.8はNDフィルターが必要になる点です。
あと、強いて言うならタッチパネル対応したじゃないので、オートフォーカスをピンポイントで合わせる時はフォーカスエリアをフレキシブルスポットで撮ることをおすすめします。
RX100で撮った写真
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