こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。
ソニーからAPS-C用の新しいレンズが3本発表されました。
・『E PZ 10-20mm F4 G』
・『E 15mm F1.4 G』
・『E 11mm F1.8』
どれもコンパクトな広角レンズになります。
発売日 | 発売日 | 予想価格 |
---|---|---|
『E PZ 10-20mm F4 G』 SELP1020G | 6月24日 | 100,000円前後 |
『E 15mm F1.4 G』 SEL15F14G | 100,000円前後 | |
『E 11 mm F1.8』 SEL11F18 | 70,000円前後 |
まず1本目は、「E 10-20mm F4G」。
APS-C用の広角パワーズームレンズとしては世界最小・最軽量との事です。既に発売されているSEL1018のリニューアル版として考えてもいいと思います。
パワーズーム搭載でGレンズです。ズーム全域開放値F4で焦点距離10-20mmをカバー(35mm判換算で15-30mm)。
発売されているSEL1018から大幅に全てが進化しています。サイズはかなりコンパクトになっています。また光学性能も大幅にアップしています。そして、防滴・防塵にも対応しています。
そして、そして、さらに寄れるようになっています。
ただ手ぶれ補正は非搭載なのでカメラ側の手振れ補正に頼る事になります。ただ静止画では明るい所ではさほど気にならないでしょう。
仕様表
すでに発売されているSEL1018と比較表を並べておきます。
E PZ 10-20mm F4 G | E 10-18mm F4 OSS | |
SELP1020G | SEL1018 | |
焦点距離 | 10-20 | 10-18 |
35mm判換算 | 15-30 | 15-27 |
開放しぼり(F値) | 4 | 4 |
最小絞り (F値) | 22 | 22 |
絞りばね | 7 | 7 |
円形絞り | ○ | ○ |
最短撮影距離 | 0.20(AF時) Wide:0.13/ Tele:0.17(MF時) | 0.25 |
最大撮影倍率 | 0.14(AF時) 0.18(MF時) | 0.1 |
フィルター径 | 62 | 62 |
手ブレ補正 | – (ボディ側対応) | レンズ内手ブレ補正 |
防滴・防塵 | ● | – |
テレコン | 非対応 | – |
フード | 花形バヨネット式 | 花形バヨネット式 |
サイズ 径×長さ | φ69.8 x 55.0 | φ70.0 x 63.5 |
重さ | 178g | 225g |
価格 | 100,000円前後 | 77,000円(税込) |
MTF曲線
- 新 SELP1020
- SEL1018
『E 15mm F1.4 G』
焦点距離15mmの広角大口径単焦点Gレンズです。
真っ先に思いつくライバルレンズはSIGMA16mm F1.4 DC DN | contemporaryになります。
F1.4でこの大きさは凄い。シグマの16mmはそこそこ重量がありますが、その半分くらいの重さってヤバくないですか?価格は倍以上しますが、この軽さとサイズ感は流石にソニーらしい。
仕様表
SIGMA16mm F1.4 DC DN | contemporaryと一緒に比較表を載せておきます。
E 15mm F1.4 G | SIGMA16mm F1.4 DC DN | |
焦点距離 | 15 | 16 |
35mm判換算 | 22.5 | 24 |
開放しぼり(F値) | 1.4 | 1.4 |
最小絞り (F値) | 16 | 16 |
絞りばね | 7 | 9 |
円形絞り | ○ | ○ |
最短撮影距離 | 0.20(AF時) 0.17(MF時) | 0.25 |
最大撮影倍率 | 0.12(AF時) 0.15(MF時) | 0.1 |
フィルター径 | 55 | 67 |
手ブレ補正 | – (ボディ側対応) | – (ボディ側対応) |
防滴・防塵 | ● | ● |
テレコン | 非対応 | – |
フード | 花形バヨネット式 | 花形バヨネット式 |
サイズ 径×長さ | φ66.6 x 69.5 | φ72.2 × 92.3 |
重さ | 219 | 405 |
価格 | 100,000円前後 | 32,000円 |
MTF曲線
- Sony E 15mm F1.4 G
- SIGMA 16mm F1.4
『E 11mm F1.8』
Sony E 11mm F1.8は、先ほどの2本と違い無印のタイプのレンズになります。
35mm判換算で16.5mmと広角の画角、大口径F1.8を生かし広く取り入れたダイナミックな表現ができる超広角大口径単焦点レンズです。
自撮りなどの日常的なVLOGにも適してそうで、常用レンズとして活躍しそうです。
ライバルレンズとしてはSAMYANG AF 12mm F2でなないでしょうか?
サムヤンのレンズも小型でしたが、さらにソニーは小型化して焦点距離も1mm広いです。
仕様表
Sony E 11mm F1.8 | SAMYANG AF 12mm F2 | |
焦点距離 | 11 | 12 |
35mm判換算 | 16.5 | 18 |
開放しぼり(F値) | 1.8 | 2 |
最小絞り (F値) | 16 | 16 |
絞りばね | 7 | 7 |
円形絞り | ○ | ○ |
最短撮影距離 | 0.15(AF時) 0.12(MF時) | 0.19 |
最大撮影倍率 | 0.13(AF時) 0.20(MF時) | 0.09 |
フィルター径 | 55 | 62 |
手ブレ補正 | – (ボディ側対応) | – (ボディ側対応) |
防滴・防塵 | ● | ● |
テレコン | 非対応 | – |
フード | 花形バヨネット式 | 花形バヨネット式 |
サイズ 径×長さ | φ66 x 57.5 | φ70×59.2 |
重さ | 181g | 213g |
価格 | 70,000円前後 | 47,000円 |
- Sony E 11mm F1.8 G
- SAMYANG AF 12mm F2
最後に
ソニーからAPS-C用の広角レンズが発表されました。しかも、全て小型軽量なところが凄いです。
そして、動画用途も考慮されてZV-E10用として購入する人も多いのではないでしょうか?
特にSEL1018は発売されてかなり経っていますので、新型を求めている人が多かったと思います。ただ、もう少し早く(ZV-E10と同時期)に発表してくれたらと思っている人も多いのではないでしょうか?
そして、残りの2本は他社のレンズを乗り換えるようなスペックで登場しています。
あと何よりAPSーCの純正レンズは防滴・防塵に非対応のレンズがほとんどだったので、対応しているのは嬉しいです。
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