散歩しながら写真と動画撮って暮らしてます
アフィリエイト広告を利用しています

ZV-1M2(ZV-1 II )を発表 ZV-1と比較・仕様表

ZV-1M2
この記事は約11分で読めます。

こんにちは、Yuu(@yuu_u1)です。

ついに、ZV-1の後継機、ZV-1M2が発表されました。

発売日は、6月23日

市場推定価格は、120,000円前後

先行予約は5月30日(火)10時より

実は、とあるZV-1M2のプロジェクトで2か月前から使用させて頂きました。(レビューの案件ではありません)

そのため、印象に残っている点を交えて書いていきます。(使用した機種の画像や実際撮影した映像は極秘なのでこの記事では使用しておりません)

 

スポンサーリンク

ZV-1M2の特徴

それでは、ZV-1は発売日からずっと使ってきましたので、ZV-1M2の特徴をZV-1との違いを交えて紹介します。

ZV-1M2は、センサーや画像処理エンジンはZV-1と同じようなので、

動画の記録形式(4K30p、FHD 60p)や有効画素数は同じです。

 

個人的なZV-1M2のポイント嬉しい点

・レンズが超広角ズームに変更に。

・シネマティックVLOG設定を搭載。

・マイクの指向性が変更可能。

・新しいメニューやタッチ操作可能。

残念な点

手ブレ補正が、電子式のみのアクティブモード(正直、歩きながらはあまり期待できない補正でした)。

そのため静止画では手ブレ補正は無くなりシャッター方式も電子シャッターのみになったので、静止画の長時間露光などもできなくなりました。

・レンズが一新されて超広角ズームになったので、望遠側のF値がF4に。

モード切り替えがZV-E10やZV-1Fのようなボタンを押すごとにで「静止画→動画→S&Q」と切り替える仕様

スポンサーリンク

ZV-1M2とZV-1の主なスペックの違い仕様表

とりあえず、特徴的な部分の比較表を載せておきます。

ZV-1M2 ZV-1
センサー 1.0型 Exmor RS CMOSセンサー 1.0型 Exmor RS CMOSセンサー
画像処理

エンジン

BIONZ X BIONZ X
有効画素数 約2010万画素 約2010万画素
レンズ画角

(35mm判換算)

18-50mm 24-70mm
F値 F1.8-4 F1.8-2.8
最短撮影距離 約5cmワイド

約15cm-∞(テレ端時)

AF約5cm-∞(ワイド端時)

約30cm-∞(テレ端時)

NDフィルター オート/入(3段分)/切

(動画時はオート不可)

オート/入(3段分)/切

(動画時はオート不可)

手ブレ補正 光学式
動画手ブレ補正 電子式 光学式+電子式
モニター 3.0型(4:3) / 921,600ドット

バリアングル

タッチパネル(メニューなど全て対応)

3.0型(4:3) / 921,600ドット

バリアングル

タッチパネル(フォーカス、トラッキングのみ)

動画 XAVC S 4K30p,FHD 120p

8bit

XAVC S 4K30p,FHD 120p

8bit

S&Q
HFR
インターバル撮影
シネマティックVLOG設定
ピクチャープロファイル 切/PP1-PP10

S-Log3やHLGなど

切/PP1-PP10

S-Log3やHLGなど

クリエイティブルック クリエイティブスタイル
AF ファストハイブリッドAF

(位相差AF/コントラスト検出AF)

315点(位相差検出方式)

425点(コントラスト検出方式)

瞳AF [静止画] 人物/動物,

[動画] 人物/動物,

[静止画] 人物/動物,

[動画] 人物

VLOGを

撮影しやすくする設定

顔優先AE

美肌効果

背景ぼけ切り換え

商品レビュー用設定

複数人顔認識機能

(ワイド時のiAutoの時のみ)

背面モニター強調表示

フロントタリーランプ

顔優先AE

美肌効果

背景ぼけ切り換え

商品レビュー用設定

フロントタリーランプ

ISO感度(動画) ISO125~12800相当 ISO125相当-ISO12800相当
シャッタースピード 電子シャッター

1/4-1/32000秒

動画

1-1/12800秒

メカ+電子シャッター

バルブ、30-1/32000秒

マイク インテリジェント 3カプセルマイク

指向性の変更可能

3カプセルマイク
USB Type-C マイクロUSB端子
三脚穴

三脚装着時

バッテリー交換可能 バッテリー交換不可
バッテリー関係 NP-BX1

静止画:約290枚 

動画:約45分

NP-BX1

静止画:約260枚 

動画:約45分

サイズ 約 105.5 x 60.0 x 46.7 mm 約105.5×60.0x43.5 mm
質量 約 292g

(バッテリー、SDカードを含む)

約294g

(バッテリー、SDカードを含む)

価格(ソニーストア) 120,000円前後 99,901円
ZV-1M2 ZV-1

その他、仕様表では分からない、

おまかせオートにはマイイメージスタイルと言う、明るさや、色合い、クリエイティブルックを変更できる設定があります。

・超解像ズームでのタッチフォーカスが可能

・AWBのロックも可能。

・RECボタンのカスタマイズも可能になっています。

・カメラを起動してから撮影までの時間も短くなっています。

熱停止にも強くなっています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ZV-1M2の気になる特徴

それではZV-1M2の気になる点を書いておきます。

レンズが超広角スタート

まずはレンズがZV-1から大きく変わりました。

ZV-1では24-70mm F1.8-2.8とRX100シリーズのM5と同じレンズで、Vlog撮影にはやや窮屈な画角でしたが、

ZV-1M2では、レンズが一新されて

18-50mm F1.8-4

と、変更されました。

もう一つの、ZV-1Fの20mmより広い18mmスタートになりました。

Vlog撮影としては、嬉しい進化です。

ただ、それに伴って、望遠側に影響が出ていて、F値が暗くなっていますので、ZV-1の望遠側よりはボケにくくなっている点や暗所ではISO感度が上がってしまいます。

スポンサーリンク

手ブレ補正は電子式のアクティブのみ

個人的には動画撮影時に気になるのが手ブレ補正です。上の動画では実際に使用した感想を話しています。

ZV-1M2では、光学式手ブレ補正は非搭載です。そのため、動画撮影では電子式になってしまいます。

使用感としては、ZV-1Fより強いかな?と言った印象でした。

僕が期待していた、歩きながらの手ブレ補正とは少し違っていました。(これは個人の感覚にもよりますので、アクションカメラとか使っていない方などからすると十分使えます。)

また、ZV-E1に搭載されているダイナミックアクティブは非搭載です。

余談として、光学式手ブレ補正は非搭載なので、静止画の手ブレ補正はありません。

カメラ本体以外にソフトを使って手ブレ補正を掛けることが可能

カメラ本体以外にソフトを使って手ブレ補正を掛けることが可能です。

Master Cut (Beta)

Master Cut

Catalyst

Catalyst Production Suite

両者とも、カメラのメタデータを使って手ブレ補正を掛けることが可能です。本体内のアクティブ補正よりか強力に手ブレを掛けることが可能です。

ただし、その場合は本体の手ブレ補正をオフにして撮影することをお勧めします。

動画の記録

動画の記録形式は変更ありません。

最大で、4Kは30pまで。FHDは120pまでになります。

また、クロマサンプリングや色深度は、4:2:0 8bitです。

スポンサーリンク

シネマティックVlog設定

ZV-1M2では、動画撮影のみに使用可能な「シネマティックVlog設定」が搭載されています。

誰でも簡単にシネマティックな雰囲気の動画撮影可能です。

設定のLook(ルック)Mood(ムード)を使って撮影することで、シネマのような映像表現が可能です。

また、映画のような横長の映像となるようにシネマスコープアスペクト(2.35:1)で記録されます。

補足Look: Classic / CLEAN / CHIC / FRESH / MONO
Mood:AUTO / GOLD / OCEAN / FOREST
AFトランジション速度:High / Mid / Low

※S-Cinetoneは非搭載です。

※必ず24pになります。他のフレームレートは設定不可

※ルックのMONOはムードを選択不可

※ホワイトバランスの設定は不可です。

※必ずシネマスコープアスペクト(2.35:1)

気をつけたいのが、アクティブ補正とこのシネマティックVLOG設定を入れると、18mmから画角が狭くなります。

スポンサーリンク

インテリジェント3カプセルマイク(指向性も変更可能)

ZV-1M2のマイクは進化していて、フルサイズのZV-E1と同じように、指向性を変更できるインテリジェント3カプセルマイクを搭載しています。

[高品位な録音を実現する本体内蔵の指向性3カプセルマイク]
高い集音性能とノイズリダクションを3つのカプセルマイクが可能

[指向性が選択可能]
収音する方向を環境に合わせて[オート]、[前方]、[全方位]、[後方]から選択できます。

自撮りのときは[前方]、街の様子などを話しながら撮影する場合には[後方]など、撮影シーンに合わせてマニュアルで設定ができます。

オート:認識した被写体やトラッキングの状態に応じて、自動で収音する方向(前方または全方位)を切り換えます。
前方:カメラの前方の音を収音します。
全方位:カメラ周囲の全方位の音を収音します。
後方:カメラの後方の音を収音します。

スポンサーリンク

モード切り替え

ZV-1と言えば、モード切り替えも大変でした。

モード切り替えは、ZV-E10やZV-1Fのようなボタンを押すごとにで「静止画→動画→S&Q」と切り替えれる仕様になっています。

ただ、個人的にはZV-E1のようなスイッチ式にして欲しかったです。理由はS&Qをほとんど使用しないため。

また、静止画・動画の独立設定はありません。

引き続きVlog撮影しやすい設定が搭載

肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果」や、常に明るさをキープする「顔優先AE」を搭載。

背景をぼかしたいときは、「背景ぼけ切り換えボタン」を押すだけ、F値を開放に変更可能です。

すばやく商品紹介時にピントの移動ができる「商品レビュー用設定」

クリエイティブルック

ZV-1M2にはZV-1Fと同じようにクリエイティブルックが使えるようになりました。

タッチパネル

写真はZV-1F

ZV-1と違い、メニューも一新されてタッチパネル対応となりました。

また、ZV-1Fなどと同じように、モニターに操作アイコンや、下から上へのスワイプ操作で、撮影設定メニュー(Fnメニュー)を、かんたんに呼び出すことができます。

スポンサーリンク

インターフェースなど

Type-Cが搭載されています。

左:ZV-1,右:ZV-1F

三脚穴はZV-1Fと同等の位置にあり、三脚を付けたままバッテリーの交換が可能です。

オートフォーカス

ZV-E1に搭載されているAIのオートフォーカスは未搭載

静止画

静止画も僕はよく撮影するので静止画の事も書いておきます。

静止画のスペックはZV-1から比べると個人的には劣っていると感じます。

シャッターは、電子シャッターのみで。シャッタースピードは32000s-1/4sまでとなっています。

RAW撮影は可能です。

スポンサーリンク

サイズはそのまま

超広角のレンズを搭載したにもかかわらず、サイズや重さはあまり変わっていません

しかし、ボディはZV-1Fと同じになり、背面のグリップなどが簡略化されています。

右がZV-1Fのグリップ。

右がZV-1F

またマイクのデザインもZV-1Fと同じになっています。

スポンサーリンク

まとめ

ZV-1M2が発表されました。

ZV-1から約3年が経ち、その間にレンズ交換式のAPS-CセンサーのZV-E10やさらに、フルサイズセンサーを搭載したZV-E1まで発売さ、いろいろとVlogに特化した機能が進化してきました。

ZV-1シリーズは、その中でもレンズが交換できない、コンパクトデジタルカメラのカテゴリーに位置します。

そのため、いつでもカバンやポケットに入れておいて、気になった時に気軽に取り出してVLOGが撮影できる機種だと思っています。

なので、レンズの超広角化や簡単にシネマティックな映像を撮影可能な機能やマイク性能など、必要最低限ですが、Vlogには外せない設定を搭載してきた機種だと感じます。

なので、僕もZV-1はいつものようにポケットに入れて気になるシーンなどに出会ったらすぐ撮れるカメラで非常に活躍してくれましたが、不満点もありましたので、

ただ、個人的には、最初に残念に感じた点で書きましたように、動画撮影では手ブレ補正を重視していますので、

手ブレ補正が、電子式のみのアクティブモード(正直、歩きながらはあまり期待できない補正でした)になったのは、残念でした。もう少し、カメラ内だけでも手ブレ補正が強くなるように進化して欲しかったです。

センサー系は進化していないために、超広角レンズやタッチパネルなどあまり必要ない場合は、ZV-1でもよい感じがします。

▼ZV-1M2 届きましたので記事を書きました

ZV-1M2(ZV-1 II)が届きました。外観チェックと撮ってきた写真

コメント

関連記事

タイトルとURLをコピーしました