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【レビュー&作例】TTArtisan AF 23mm F1.8 ― ZV-E10IIに最適なコスパ単焦点。2万円台で“写真が変わる”理由

TTArtisan AF 23mm F1.8
この記事は約4分で読めます。

APS-Cユーザーにとって「35mm相当」の画角は、スナップにも日常にも万能。
今回は TTArtisan AF 23mm F1.8 を実際に使用して、その描写力・質感・使い勝手をレビューします。
価格はなんと2万円台。それでいて、描写は“オールドレンズの味わい”を持ちつつ、AFも搭載した実力派です。

商品提供:TTArtisan


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スペック概要

APS-C用の23mm F1.8 単焦点レンズです。

項目 スペック
焦点距離 23mm(35mm換算:35mm相当)
フォーカス AF
開放F値 F1.8
レンズ構成 9群11枚(EDレンズ2枚、高屈折レンズ1枚)
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.3m
フィルター径 52mm
サイズ 約Φ65×60mm
質量 約210g
対応マウント Sony E / Fujifilm X

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主な特徴

■ コスパ抜群の2万円台レンズ

純正レンズでは味わえない「個性」と「価格のバランス」が魅力。
Sony EマウントとFuji Xマウントに対応し、APS-C機ならどちらでも使えます。
ZV-E10IIやα6700との相性も抜群で、キットレンズからのステップアップに最適です。


■ デザインとビルドクオリティ

金属外装のアルミニウム合金ボディで、価格以上の見た目です。

ZV-E10 IIに装着

α6700に装着

手に持つとずっしり感はありますが、約210gと軽量で扱いやすい。

付属品は薄めの花形フード

エンドキャップには、USB Type-Cポート搭載でファームウェアアップデートも可能です


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実写レビュー

■ スナップでの使いやすさ

開放F1.8なら、被写体をしっかり浮かび上がらせながら背景を自然にぼかせます。
距離感の取りやすい35mm相当の画角は、街歩きや旅行にもピッタリ。
光と影のコントラストが強い場面でも、立体感のある描写をしてくれます。

「F1.8開放の柔らかさ」と「F4〜5.6のキリッとした解像感」のバランスが秀逸。


■ 周辺減光と味のある描写

開放付近では周辺光量落ちがやや目立ちますが、これが逆に“雰囲気”を出す。
写真全体にクラシックなトーンが加わり、被写体を引き立ててくれます。


■ モノクロとの相性◎

コントラストの効いた光の描写が得意なので、モノクロ作品にも向いています。
街の陰影や人物の表情を“ドラマチック”に切り取れる一本。


■ 夜間撮影でも強い

開放F1.8の明るさは、夜スナップでも大きな武器。
ISO感度を上げずに、自然な光で撮影できます。
小型ボディのZV-E10IIとの組み合わせなら、気軽に持ち歩けるレンズです。

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しっかり三脚に固定して夜景撮影も


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 動画撮影での印象

フォーカスブリージングが比較的目立ちます [11:33]。

ピントの移り変わりが自然で、背景ボケを活かした表現がしやすいです。
ZV-E10IIでのAF動作もスムーズ。
映像の“味”を重視するVlog撮影や雰囲気動画にぴったりです。


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TTArtisanらしい描写傾向

純正レンズのように「解像一辺倒」ではなく、
どこか懐かしいオールドレンズ風の空気感をまとった描写。
被写体と背景の境界がやわらかく、立体感を感じさせます。

気になる点としては逆光耐性はあまり強くない点です。

ゴーストが出やすいです。


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 まとめ:2万円台で手に入る“描写の個性”

 こんな人におすすめ

  • キットレンズから一歩進みたい
  • 明るい単焦点でスナップを撮りたい
  • オールド風の描写が好き
  • 軽量で安価な常用レンズを探している

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レビュー動画

▲レビュー動画

このレンズを使ったVLOG

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